■ Lenovo(旧IBM) Thinkpad のキーボード交換
ふとしたきっかけから Lenovoのノートパソコン、 Thinkpad X60sを手に入れました。私は昔から英語キーボードを使用して来たため、このノートPCも英語キーボードに交換しました。 同じ様にキーボードの換装を考えている方がいれば参考にして下さい。
(注) 当然ですが、交換は自己責任で行って下さい。
■交換用英語キーボードを入手する
昔は日本IBMが公式に販売していたのですが、最近は取り扱っていないようです。仕方がないので、ネットオークションまたはお店から購入します。 取り扱い店でネット通販が可能な店は、若松通商 PS/PLAZAなどがあります。
私は eBay 経由で香港のお店から買いました。(その方が安かったから)
■部品を交換する
実はここ (米IBMのサポートサイト)に、ムービーまで付けて説明してあります。X60s の場合は以下の通りです。
(1) PCの電源を切って、バッテリを外します。
(2) PCを裏返し、キーボードのマーク()の描かれているネジを外します。
(3) 再びPCの表を上にして、キーボード上部中央の「F8」と「F9」の間ぐらいの場所を、押し込みながら上へずらします。 するとキーボードの手前側が浮き上がります。
(4) キーボードをゆっくりずらし、接続されているフラットケーブルを引き抜きます。
(5) これで古いキーボードが外れます。逆の手順で新しいキーボードを取りつけます。
■ドライバを変更する
これで見た目は英語キーボードですが、このままではまだキー入力が正しく行われません。 そこでキーボードのドライバ変更が必要です。デバイスマネージャーからキーボードのデバイスを選択し、 そのドライバを「PC/ATエンハンス PS/2キーボード(102/102)」に変更します。
万が一ドライバの選択に失敗してキーボードが効かなくなった場合は、 F8を押しながら再起動をかけ、 Safemode から「前回正常起動時の構成 (正しく動作した最新の設定)」を選びます。そしてドライバの設定をやりなおしてください。
これでキートップ通りに文字が打てるはずです。幸運を祈ります。