花こぼればなし〜ローズマリー〜


ローズマリー

ローズマリーは、和名では迷迭香(まんねんろう)。万年老とも書きます。
マンネンロウという名前は、マンネンコウ(万年香)の書き誤りで広まったと言われています。
シソ科の常緑低木で、南ヨーロッパ原産。日本ではハーブとして有名です。
学名は「ロスマリヌス・オフィシナリス・L(Rosmarinus officinalis L.)」。
「Rosmarinus」はラテン語で「海の露」という意味で、ローズマリーが海に向かった断崖によく咲く事からきています。
「officinalis」は、「薬用の」という意味です。
現在の「rosemary」(聖母マリアのバラ)という名前の由来はよくわかっていません。
ローズマリーは料理にも多く用いられます。
ウスターソースの添加料の一種で、スパイスとしてスープにも入れられ、花から採った蜂蜜は、最上品とされます。
葉から採った精油は迷迭香と呼ばれ、香料や石鹸の原料にされます。
ローマでは、花の香りが死体を永く保存すると信じられており、ローズマリーを葬式の花として使用 しました。
また、この花の香りは記憶力や思い出の力を強めると信じられました。
現在のイギリスでも、ローズマリーの枝を墓穴におろした棺の上にのせる慣習があるようです。
アメリカの作家のバーナード・ショーは、「ローズマリーを自分の棺に入れるように」と遺言状に書いたことで有名です。
ローズマリーは思い出と記憶のシンボルとされ、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」にも「ローズマリーは思い出のための花」とあります。
花言葉は「誠実」「親切」。フランスの花言葉では「あなたが来てくれたので私の悩みが消え去った」です。


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