新宿副都心の交差点


新宿副都心のアイランドタワービル前の交差点とオブジェです。リング状になっているのは、信号機を設置するための梁(はり)のようなものです。撮影は2001年8月です。

20年近く愛用していた、ペンタックスKMがついに壊れたので、左手のガラス張りの三井ビル内にある修理センター(ペンタックス・フォーラム)に持ち込んだところ、修理不能と言われ、さらに下取りをして、新品を量販店以上の割引率で売ってくれるというので、ペンタックスMZ-Mという、これまた超低価格のカメラを買い、ついでに、カビが生えただけでなく、くもりが生じて使えなくなった、100mmマクロレンズを下取りに出して、超広角レンズ(なんと15mm)を手に入れた直後に撮った写真です。手の内を明かしますと、私は広角レンズ大好き人間で、このホームページに載せている写真のほとんどが20mmの超広角で撮ったものです。なお知り合いの写真家の広瀬先生によれば、このホームページの写真は玉石混交だそうです。玉も混じっているとは光栄です。

さて、この写真には細工が施されていますが、どんな細工が施されているかは現場に行かれるとすぐに分かります。ぜひ、一度いらしてみてください。新宿警察署、三井ビル、野村ビルなどの近くです。行くのは面倒だが、秘密を知りたいという方は、こちらを押すと、私にメールを送ることができます。ご質問には必ずお答えします。

こちらも、同じ日に「タックスタワー」とも呼ばれている東京都庁を撮ったものです。役所がなんでこんな立派な建物を建てる必要があるのか全く理解に苦しみます。

さらに、最近近くを歩いたときに驚いたのは、都庁のお隣の新宿公園のホームレスの数です。これは、公園の前を車で通っただけでは、分かりにくいのですが、中に入ると、ホームレスがいるという生やさしい状態ではなく、ホームレスの街、またはコミュニティーが誕生したという感じです。おそらく1000人以上の方が住んでいらっしゃると思いいます。

ただ、横断歩道橋の下のように、雨風をしのぐに最適な場所は、有刺鉄線(ゆうしてっせん)でがんじがらめにして、ホームレスが入り込めないようになっていました。恐らく、高速道路から新宿に降りたばかりの場所であるため、車から見える場所にホームレスが見えるのはまずいという理由で、こんなことをしたのではないかと思います。東京都のお役人がやりそうなことです。

また、最近隅田川の遊覧船に乗った人の話では、隅田川の川岸の公園にも、ホームレスの青いテントの家が延々と続いていたため、景色を楽しむ気にならなかったそうです。

アメリカの格付け会社のムーディーズは、今日、日本国債の格付けを、ダブルAから2段階引き下げて、チリ、チェコ、ハンガリー、ボツワナ以下で、イスラエル、ギリシャ、南アフリカ、ポーランドと同じ、シングルAに引き下げたそうです。どうも、日本は経済大国であることをやめて、「ホームレス大国」になってきたようです(2002年5月31日掲載)。

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