2003.11.9 HDDナビゲーション HDX300

 ・Panasonic CN-HDX300D


付けようかどうしようか、ずーっと考えてましたが、遂にナビ導入を決断しました。
TJは設置スペースが厳しく、なるべくコンパクトなのが希望だったので、PanasonicのポータブルHDDナビHDX300を選定。
いざ購入し現物を眺める。かなりコンパクトでよさげですが、それでも設置場所に苦しむのがTJ。
悩んだ挙句、ちょっと凝った取り付け方法となりました。

【車速センサー】

97TJのサービスマニュアルによると車速センサーは、白/橙のラインとのこと。
車速センサー部を確認すると、確かに白/橙が来てます。

 
左図>車速センサーのラインはパワートレイン・コントロール・モジュールに来ており、配線を開いてみるとあっさり発見。
右図>センサー線から分岐し、テープ処理して戻します。


車内への引き込みは防水のゴム栓に穴を開けて貫通させました。

【アンテナ】

ナビに付属される、TV&FM多重用アンテナはフロントウィンドウの上隅に90°に開いて貼り付けます。
しかし、TJは窓が短く、縦側のアンテナが真っ直ぐ貼れません。
止む無く、青矢印部で10cmほど曲げて貼り付けました。
GPSアンテナは幌の利点を生かし、赤矢印部に車内設置です。


判りにくいですが、赤丸部がGPSアンテナ。
丁度ここには、スポーツケージのフラット板があるので、そこに乗っけるだけ。

【本体取り付け】
 
まず、デフロスター部の長いカバー(インストルメント・パネル・トップ・カバーというらしい)を外します。
トップカバーはクリップ5箇所で留まっているだけなので、マイナスドライバでこじれば簡単に外れます。
センタ・ベゼルは赤矢印の3箇所(上2箇所+灰皿奥1箇所)でタッピングビスで留められています。


センタ・ベゼルを外した状態。
どこからかステーが出せないかと観察しましたが、とてもそんなスペースは取れそうにありません。


Panasonicのカタログにある、インダッシュトレイを購入。
箱型の部品ですが、そのままでは使えないので惜しみなく切り刻み、モニター取り付け部のみを使用することにしました。


これは、クライスラー車に1DINのカーステを取り付けるステー。
こいつと、インダッシュトレイをドッキングさせることにしました。
ドッキングにあたり、モニター取り付けのブラケットが挿せるように、上辺の中央に、3x100mm程のスリットを切ります。


ホームセンターに売ってる、木材用の継ぎ手金具を適当に折り曲げ、リベット留めでドッキング。
折り曲げる時は、本当は万力なんかで挟むのがいいんですが、持ってないので口の大きいモンキレンチで挟み込み手曲げしました。
1DIN取り付けキットは正面のプラフレームの2箇所をタッピングビス固定するだけで、カーステ下部は宙に浮く構造です。
カーステに加えナビを支えることになるので、重量UP対策として同じ継ぎ手金具で脚を作り、荷重対策しておきました。


1DINユニットを取り付けた状態。
中央上部のスリット部にブラケットが挿入されます。

 
センタ・ベゼルを戻して状態チェック。
ステレオの操作性も損なうことなく、いい感じです。

 
ナビ取り付け状態。
配線は下廻しにしましたが、トップカバーに隠す形で上廻しも可能と思います。
動作チェックも行いましたが、問題なし。
取り付けも思った以上にしっかりしており、かなり満足です。(^^


2003.11.21追加
下廻しで付けた配線でしたが、ナビを外した状態がイマイチだなと感じておりました。

左側の電源ラインはクリップで留めたとして、右側のアンテナラインにスッキリ感がありません。
配線を上から取り廻そうと検討しましたが、トップカバーにはあまりいい切り欠き位置がありませんでした。

 
っということで、センタ・ベゼルの脇から出すことにしました。
赤丸のところを10mmほど切ります。(左:作業前、右:作業後)


インパネの中を通し、赤矢印のところから引き出します。


先ほどの切り欠き部から配線を出します。


ナビ未装着状態では、赤矢印の2箇所のクリップで配線を引っ掛けておきます。


ナビ装着状態。
配線の露出がかなり少なくなり、スッキリしました。


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