2001.11.15 ウィンチ ソレノイド修理2
またまたカチカチくんになってしまったウィンチのソレノイドを、前回の要領で修理したんですが、最後のリベット留めでケーシングのフランジを3箇所も割ってしまいました。(ToT)
破片の回収ができなかったんで、どうしようか考えていたんですが、何とか修理することができました。
前回のカチカチくんは左上、今回は右下。
この2つの作動で巻き取りができるようです。
右下以外のケーシングフランジが破損しました。
どうしようか考えた挙句、サイズの大きいリベットの駒の内径を大きく、全長を短くして、新たな穴を構成しました。
そのために、元の穴も大きくしてあります。
画像は、すでに穴を大きくして加工したリベットの駒を接着したところ。>コニシボンドのEセットにて接着
左:上から見るとリベットの駒だと一目瞭然ですね。
右:一番大きく破損してる箇所。じみちに鑢で削り、何とか接着させてます。
その後、エポキシ系のパテで補強しました。>コニシボンドの屋外用接着パテにて補強
どの程度の補強になってるかは判りませんが、まぁ、気持ちの問題ってことで。(^^;
金属フランジとの固定はリベットはやめて、ビス留めにしました。
リベットだと、恐ろしい結果になりそうだったんで、無難に処理してます。
これで、なんとかウィンチは動いてくれることでしょう。(^^)
そうそう、ソレノイドの大きさが判るように、フレッシュを並べてみました。
えっ?フレッシュって何かって?
そりゃぁ、ポーションミルクのことに決まってるじゃないですかぁ。
身近に関西出身の方が居られるなら、ポーションミルクを差し出して、「これって何て言うの?」って聞いてみてください。
きっと、フレッシュって答えてくれますよ。(^^;;
その後、、、
修理したソレノイドを取り付けたんですが、なんと、まだカチカチくんのままでした。(ToT)
新品のソレノイドを一個買ったんで、前回修理したのを外して組み直したら、見事復帰しました。
さっそく、前回修理品をバラしてみたところ、やはり電極部がアークで酸化して絶縁皮膜が形成されてました。
今回はちょっとした対策で、電磁力で押される銅板を少々曲げて、ケーシング側電極にフラットに当たるよう調整してみました。
そして、最後のハンダ付けのとき、コイルの素線が折れてしまいました。(;_;)
幸いにして外巻き側だったんで、素線を一周解いて復帰できました。
当然ですが、コイルは素線絶縁なんで、サンドペーパーで研磨しました。
残念ながら、作業に没頭したもんで、画像はございません。m(_
_)m