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2004/07/24
カメラに装備されているところのスローシンクロ機能を使って夜景を撮ってみたい!
という前々からの願望。というか思いつきを実行に移してしまいました。
深夜22時に待ち合わせての撮影会の模様です。
2004.07.24 豊海水産埠頭から竹芝桟橋方面を写す
とりあえず夜景を。ということで待ち合わせ場所に比較的近い埠頭にやってまいりました。
近くに遊ぶところもなければレストランもない。コンビニすら車で数分。という僻地。
夜景デートスポットの中でも穴場中の穴場。貧乏カップル大集合!といわれる豊海水産埠頭です。
海を挟んで向かい側は、浜松町でのイベントの時に何度も撮影に使っている竹芝桟橋。ちょうど真正面です。
蒸し暑い夜。エンジンをかけたまま停まっている車が散見される駐車場に我が車を乗りいれ、大道具小道具をかかえて埠頭へ移動。
今日は三日月。比較的近くにあった街灯の明かりで作業に不自由はしない程度の照明はあるものの、
楓ちゃんの表情は見えず余計なものも見えず。
カップルがヨコを通り過ぎ、岸壁で抱き合っているのを尻目に、
われわれはストロボを焚き、無言で愛を語る。。
なんとなく撮れているようなのだがピントがあっているような気もするしあっていないような気もするし。
楓ちゃんはわたしを見ていてくれていると思うのだけれど、髪の毛がどうなっているのか見当もつかない。
シャッターを切った回数は20回以上。多くはイマイチでしたが。。
まぁ。ごらんのとおり。それなりのモノが撮れました。大収穫なのです。
パノラマ写真風になった経緯などなど。イロイロと裏話はあるものの。ね。^^;
2004.07.24 豊海水産埠頭からレインボーブリッジを写す
まぁ。なんだ。それなり。と申しましても。
それはかなり虚飾に満ちた表現でございまして。やはりイロイロと問題がありました。
レインボーブリッジ方面を撮った写真は基本的に全滅。
光量不足に光量過多。楓ちゃんはソッポを向き、ピントは見当はずれ。
そんな中で拾い出したのがこの一葉。
ごらんのとおり光量オーバー。ぶっとんでいる。普通はボツ。
でも。なんかね。この写真のカンジが懐かったのです。。
ええと。
高校の時に展覧会に出した写真がこんなカンジの。露出オーバーのどうしようもない写真だったのですよ。
技術的に完璧に。究極的に落第点のオオボケ写真でしたが、
締め切りに間に合わなかったので仕方なく写真を選出し、選んだネガでこれでもか!
と、通常の規定の数倍にあたる時間、印画紙に焼いて。
無理矢理出品した作品に似ているのですよね。
結局、キライぢゃないのだろうね。こういう写真が。
で。
ふと思ったのですが。
風俗店の女の子の写真ってこんなカンジなのですよね。。
2004.07.24 赤くてデッカイぞ東京タワあ〜
豊海水産埠頭を出まして次の目的地へ。と思ったらビルの谷間から東京タワーが!
これを撮らない手はない〜! というので、やって来た道をそのまま引き返し東京タワーが見えるスポットへ。
JR浜松町駅から大門を抜けて増上寺。そのヨコの公園敷地に陣取っての写真です。
どうやらここも芝公園の一部らしいのですが。ひろいのですなぁ。芝公園って。
普段、顧みない東京タワー。二年前にやはり、サアラさんと写真を撮って失敗している東京タワー。
とりあえず。カメラにおさめました。。
そして。
撮影に熱中すること数分。
サアラさんひとりの写真は一応、カメラにおさめた。
ここで本日つれてきた期待のルーキーとのツーショットを一発!
と考え、二人並べてポーズを決めていざシャッターをきろうとした瞬間!!
突然、東京タワーがなくなりました。(苦笑
いやまさに。苦笑。としか。
東京タワーは24時で照明の点灯が終わっちゃったのですよ。いやいや。びっくりしました。
いきなり真っ暗。
でもまぁ。一応。撮れたよ。ということで。
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次の目的地に移動〜。
といっても明確な場所があるわけではありません。
とりあえず、豊海水産埠頭のお隣、懐かしの晴海埠頭へ。
しかーし。
今は何時よ?
というくらいの人手でにぎわっている。
わかりやすくいうと、
始発前なのにウヨウヨと人が蠢くコミックマーケットの一般入場列。といったところか。
。。。
ふむ。
一般にはわかりやすくなかったかもしれないですね。。
まぁ。
そんなこんなで。
なんとなくいづらくなりまして。
そそくさとその場所を退散。東京の有名な夜景スポットのひとつ、トリトンスクエアへ移動したのです。
しかし。街の夜景というのは一般に20時頃をさすのですな。
現在時刻は25時を過ぎている。街の明かりは少々下火。
ぶっちゃけ。。トリトンスクエアは薄暗くて撮影にはあまり向かない場所でした。
わたしはちょーっと気が抜けてしまいまして、とぐちさんが写真撮影するのをぼ〜っと見ているだけだったのです。
2004.07.25 あけみばし から大観覧車
そのあとは。夏と冬におなじみ、東雲駅を掠めてビッグサイトへ。
あやしげなオブジェも魅力的だが来週もココにくるので。そのままパス。
フェリー埠頭をすぎて「あけみばし」をわたっていると。。
台場の大観覧車が見えてきました。時刻は26時。
ダレがのっているのやらダレが見ているのやら。煌々と光る世界第二位の大きさを誇るその姿。
電気の無駄。臨海副都心おそるべし!と罵倒しつつ驚愕しつつ。
今回はありがた〜く撮影に使わせていただきまして。
さきほど写せなかった我が家の新人君であるところのアネモネとサアラさんとのツーショット。
ちょ〜っと下から煽った写真になっちゃいましたが。
とりあえずとりあえず。
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このあと、以前、わたしが見たコトのある羽田空港の整備棟を探して右往左往。
近場で飛行機がみれるあの場所を探してウロウロ。。
いやいや。2時間ほど走りまわりました。
そして。大回りをしてわかる道をみつけ、目的の場所に到着。
デッカイ飛行機だ〜! と騒ぎつつも撮影開始。
わずか数分後。。
フェンスに張り付いてストロボを焚いている我々のすぐヨコを、
自転車にのった空港の。と思われる警備員さんが無言で通過。。。
それまた一分後、先ほどの警備員さんが戻ってきてまたまた無言で通過。。。
いや。少々、ビビりました。。
まぁ。テロだのなんだのキナくさい昨今。飛行機に手が届きそうなところで深夜にナニやらやっている二人組。
おそらく、監視カメラにでも写ったのでしょう。
きっと、ずっと見られていたのでしょう。
なかなかに。なかなかに。
なかなかでした。。
写真は割愛。文章も急ぎ足。見直しなしでごーごごー。
だって。眠たいのだもの。。
そのうち、気が向いたらまた。掲載。
2004.07.25 銀座
空港の撮影を終えて東京方面へ。
デニーズでお食事をしたところ一気に気合が抜ける。眠たくなってくる。
そうこうしているうちに28時半。明るくなってまいりました。。
以前にも早朝撮影はおこなっている。
人気の少ない時間。おもしろい写真が撮れるのでわ。と考えて渋谷駅前に。
。。人だらけ。
朝5時だというのに。始発電車が到着したあとのコミックマーケット一般入場列のように人だらけ。
こりゃだめだ。
寝不足でハイな若者にからまれるのを恐れ、渋谷をあとに銀座方面へ。
とぐちさんの夢であった。と聞く、
銀座の時計の前での撮影をしてみることになりました。
これで最後だ!と気力を振り絞り、
しかしやっぱり面倒だったのでカバンを開けず、ずっと車中で一緒だったアネモネひとりを連れて交差点へ。
渋谷と比べれば人数は少ないものの、
やはりウロウロと闊歩する半分酔っ払った若者どもをかわしつつ、
撮影を敢行。。
だが!
そこで!
我々は奇襲を受けたのである。思いもよらない人物に。。
ちょっとあせった。
そう。
問題の人物は、自転車でやってきた。
先だって空港で出会った警備員さんのような格好だった。。
警察官である。
「なにやってるの?」
からはじまった、
「うちの娘も昔、もっていたなぁ。」
という、
巡査部長になるまでの経験を元に選び出した他愛のない話術。。、
必死で選んだと思われる、相手を理解しているよ。と伝えるための、
やさしい、しかしそんな思惑と裏腹に熱烈な皮肉にしか聞こえない台詞をはく警察官と
われわれは強烈な舌戦を戦わせたのだった。
しかし。
考えてみればドール撮影中に警察官とお話をするのはコレがはじめてではない。
ナニを恐れる必要があるものか。
この件についてだけは。彼の警察官よりもこちらの方が経験値は上なのだ。
。。だんだん慣れてくるのが。。自分でもわかる。。
ってかんじで。
少年は。。実戦をくぐりぬけていくのである。。
ということで。最後にヘンなイベントが発生したが。
夜間撮影終了。
いつもの泥縄なクセに技術レベルを必要とする今回の撮影会。
最悪の場合、「撮れない〜。」とか言いながら朝日がくるのをファミレスで待っている。
とかいうシナリオも考えていた。
だが。
思ったよりはうまくいったと思うのである。
よい撮影会だった。
もし、チャンスがあったのなら、もう一度、やってみたい。
と考えるものなのであるる。
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ああ眠い。。