名松線名場面 - 伊勢興津駅



 伊勢奥津駅舎です。無人駅ですが、乗務員などのいための詰所があり、折り返しの際の休憩に使うようです。
 駅前には身障者対応の清潔なトイレがあります。バス停があり、名張駅前行きの三重交通バスが1日3本出ているほか、美杉村営バスも発着しています。


 駅舎の正面に掲げられた駅名標です。


 駅舎の窓口は塞がれていますが、かつて駅員が配置されていたことをうかがわせます。「名松線 旅のノート」が設置されているのは、嬉しいところです。


 SL時代の遺物、給水搭が名張方に今も残っています。すっかり錆びていますが、往時のままの姿です。



 給水搭とホームに停車する気動車。最後にSLが走ったのは1965年、以後はこのアンバランスな光景が40年近く繰り返されていることになります。



 伊勢奥津駅で折り返しを待つ松阪行き、キハ11-110です。伊勢奥津駅のホームは現在、片側一線となっています。

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