6月の放送
1996年6月5日放送
おなか健康!乳酸菌
テーマ:
OL、サラリーマン、女子大生など、年代を問わず、おなかの不調を訴える人が増えている。頭痛、肩こり、吹き出物、最近では大腸ガンも気になる。乳酸菌などの腸内細菌から、おなかの健康法を探る。
内容:
点検! 腸内細菌バランス
離乳期に完成するバランスは善玉20%:悪玉10%。ところが老化と共に悪玉が増える。そこで自己診断表で腸年齢チェック。腸内バランスを崩さず、老化を防ぐ食事法とは?
乳酸菌のウソ・ホント
腸内バランスの改善には、善玉を補給し、善玉の栄養を送る。ビフィズス菌は生きたままは届かないがのに、腸にいいのはなぜ?
長寿村の食生活に学ぶ
長寿で知られる棡原村。昭和54年の調査では、腸内バランスが理想的だった。都会のサラリーマン生活とはどう違うのか、おなかの健康を回復する知恵をさぐる。
1996年6月12日放送
賢い食器の扱い方
テーマ:
食器にこだわる人が増えている。この季節、焼物市も盛ん。毎日使う食器は、愛着があり大切にしてるつもりだが、扱いや手入れは実はお粗末。日々手にする食器の賢い選び方・扱い方を探る。
ないよう:
器は成長に合わせて
一見便利な幼児用の蓋付き茶碗を長期使用すると本物の茶碗を正しく握れなくなる。器用さの発達に欠かせな適正な形と重さの食器選びとは?
汚れを付けないコツ
職人は、最初に使う前に器をぬるま湯につけ、粒子の隙間に水を染み込ませ、煮汁が入るのを防ぐ−湯洗。湯飲みや急須の茶渋は湯洗で防ぐ。つけ置き洗いは逆効果!
陶器と磁器の使い分け
磁器は、オーブンなどの激しい温度差では細かいひびが入る。正しい陶器保存法は?
1996年6月19日放送
再点検!油の常識
テーマ:
95年の厚生省栄養所要量調査で、初めて脂肪の減量が勧められた。また、「植物の油は体に良くて動物の油は悪い」など今までの油の常識が覆っている。気になる油の常識を整理・再点検する。
油を食べるとホントに太るか
皮下脂肪への変わり易さは、脂肪分と炭水化物で大差なし。気を付けたいのは「油と糖分」の組み合わせ。体に悪い内臓脂肪が著しく増えるのは、どんな場合?
DHAは頭を良くするか
動物実験で頭を良くすると言われたDHA。人間で調べると効果ないが、新たにイライラを抑える働きが判明。酸化し易く保存に要注意。
年代別コレステロールと油の摂取
長生きにはコレステロールが不可欠。中年以降、植物油を偏重し動物脂肪が減ると善玉コレステロールが減少する。正しいコレステロールとのつき合い方とは。
1996年6月26日放送
お酢健康法の実力
テーマ:
うっとうしい梅雨は食中毒の季節。その食あたりを防ぐために昔から使われてきたのが「お酢」 しかし、お酢には防腐殺菌作用意外に様々なパワーが秘められている。暮らしの中のお酢活用術をご紹介。
内容:
酢の物一つで食欲倍増
お酢は唾液の分泌だけではなく、胃液や胃の活動も活発化させるという。酢の物の食欲増進効果がどれほどか、実験で調べる。
成人病を防ぐお酢
今、一番注目されているのが血液や血管へのお酢の効用。お酢を長時間飲み続けると、一体どんな効果があらわれるのか?
暮らしの中のうそホント
洗濯のすすぎの時にお酢を入れるとふっくらするというのはホント? お酢にまつわる様々な伝説を徹底探求。
制作・著作 NHK(Japan Broadcasting Corp.)
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