Ex-Radio Boy on the Internet
ネット上には「元・ラジオ少年」が大勢いらっしゃるようですね。
そういうの見てると古い血が疼き始めます・・・・。
< Index >
学研「大人の科学」真空管ラジオ ver.2
Cherry 8石スーパーラジオキット KM-88
緊急警報放送受信機
RF-K1(松下製)
Pioneer F-C3
SONY ST-S222ESR
地上デジタルラジオ(au携帯電話アプリ)
緊急地震速報・緊急告知FM端末「KCT-02S」
NEW aiwa
HV-MX100
SONY ICF-SW100
SONY ICF-SW22 vs, Arrow MS-9559
SONY ICF-2001
KENWOOD TS-670
<
過去帳!メモリアル >
SONY ICB-790T
PV-2000
ドレークSSR-1
SPH-500
学研「科学と学習」や「ひみつシリーズ」を"主栄養"に育った人が、私の世代には結構いるみたいで、そういう人々をターゲットとした「大人の科学」が学研から発売されています。それなりの財力(といっても数千円〜数万円のレベル・・・)を持った大人たちが、その昔おこづかいでは買えなかった各種グッズを「大人買い」してしまうのですが、私もその一人です。(ちなみにうちの子供は「科学」シリーズを定期購読しています)
そんな「大人の科学」シリーズがやってくれました。真空管ラジオです。私は「真空管世代」ではなく、リアルタイムで工作した事は無いのですが、当時読んでいた雑誌によく「懐かしの・・・・」とか銘打って真空管を使用した工作記事などが出ていたので、『いつか作ってみたい』とずっと思っていました。

部品集めに苦労することもなく、このキットはアマゾンからサクっと届きました。8142円也。電池管と呼ばれる真空管が3本同梱されており、基板はハンダ付け済。ドライバーやピンストレーナー(曲がった真空管の足を伸ばす治具)も同梱されており、誰でも作れる配慮がなされています。バリコンは「ブックタイプ・コンデンサー」と呼ばれる、2枚の板を本状に開閉させて静電容量をコントロールするもので、再生検波のボリュームと同時に操作してチューニングを行います。面倒な人には面倒でしょうが、ポリバリコンしか弄ったことがない私には非常に新鮮で面白い!作業です。「ピー」という発振音を聞くと、昔持っていた超再生方式受信機を思い出します。
一番手が掛かるのは、リッツ線を巻いて作るアンテナ部ですが、これも別にどうって事はなく、いにしえのラジオ工作を思い浮かべながら進めれば楽しいものです。本体内部の各種結線も取説では「よじってセロテープで絶縁するだけ」となっていますが、これくらいはハンダ付けしましょう(笑)。なお、バリコンに繋がる2本の線はハンダ付けしないと接触が悪くなり、チューニング中に静電容量が変わってかなり不便ですので、これはハンダ付け「必須」です。
A電源は単二電池x1本、B電源は006Px5本(=45V)と、かなり大量の電池が必要になります。006Pも普通の店で買うと結構高いですが、ダイソー辺りだと2本で100円なので、買う店を良く選んだ方がいいと思います(取説によると電池は1日1時間使用で約20日持つとの事)。商用電源からB電源を取れると便利ですが、ジャンク屋で見かける安いアダプタだとハム音が不安なので、安定化電源でも組むしかないかな・・・と考えています。時間があればそのうち。
動作電圧も低いので、いわゆる「真空管が光る姿」はほとんど見ることが出来ませんが、30年前に中国で生産され、その後デットストックだった真空管でラジオが鳴るというのは何とも趣があります。東京近郊の我が家からだと、NHK・FEN・TBS・文化放送・ニッポン放送が良好に受信でき、音量もラッパ方式としては問題ありません。これはおすすめ。
Cherry 8石スーパーラジオキット KM-88
学研の真空管ラジオキットは個人的に「大ヒット」だったのですが、ハンダ付けする場所がほとんど無かったのが若干「欲求不満」だったので、ハンダ付けを思いっきり出来るキットを組んでみました。昔なつかしのチェリー・8石トランジスタラジオキットです。

神田にある「科学教材社」で購入しました。税込3570円。むかし「初ラ」に広告が出ていたこの店、現在でも全てが昭和テイストであり、時間が止まっている様です。とても21世紀とは思えません(もちろん良い意味で)。むかし目にしたキットが数多く展示販売されており、つい「大人買い」してしまいそうです。まぁ、なかには「本当に動くのかな・・・」と若干不安になる様な古〜いキットも見受けられましたが、それを「なんとかして動かす」のも技術を磨くのに良い訓練になるかと。

ゆっくり組んで1時間半掛かりました。ポリバリコンとVRは既にハンダ付けされていますが、それ以外の部品は全て自分で組み立てます。部品点数はTRx8、固定抵抗x19、セラコンx10、電解コンデンサx7、ダイオードx2に、コイル・IFT・トランス等です。バーアンテナを基板に固定するプラ部品は「ハンダごてのネジ部分」で溶かして固定しなさい、という説明書の記載には、懐かしさで目が潤みました(溶けたプラが臭かったからかも知れませんが・・・)。
当然一発で作動!と言いたい所ですが、低周波増幅が変です。高周波まわりは大丈夫そうですが、増幅カーブがおかしい。テスター片手に10分ほどチェックしていると、なんと!トランジスタの極性間違い。情けない・・・完全にヤキが回っています。修理して無事完成しました。さすがに8石だと音量も感度も十分で、息子が部屋で使っています。この手のキットも最近街中では殆ど目にすることが無くなりました。インターネットやケータイの時代に「8石ラジオキット」がさして売れるとも思えず、これも時代の流れなのでしょうが、その気がある人にはちゃんと入手出来るよう、供給は続けてもらえたらなと思います。
緊急警報放送受信機 RF-K1(松下製)

普及するかな?と昔から気にはなっていたのですが、結局広まらなかったのが「緊急警報放送」です。津波警報や大地震の警戒宣言が発令されると自動的に電源が入り、放送されている警報を周囲の人に知らせてくれます。テレビに内蔵されたタイプもありましたが、我が家では音声だけを受信するラジオ「RF-K1」(松下製)が今でも稼働しています。
NHKアナログ総合テレビかNHK-FMを常に内部受信し、緊急時に送出されるEWS信号(ピロピロピロ・・・・という可聴音)により低周波出力をONにしてスピーカーを鳴動させるという原理です。緊急警報放送信号には対象地域も含まれているので、購入後、地域をDIPスイッチで設定しなければなりません。なお選局は「選局ボタン」で行いますが、その使い勝手はあまり良くなく、受信局を頻繁に変更する前提にはなっていません。我が家ではNHK東京総合テレビ(1ch)の音声信号を受信しています。ちなみに、本体左側のスイッチを押せば通常時でも電源をONに出来ますので、普通にラジオとしても使うことも勿論出来ます。
基本は電灯線接続ですが、停電時に備えて単三x2本も設置可能です。写真ではちょっとわかりにくいかも知れませんが、コンセントに直接差し込めば設置完了です(右に写っている白いケーブルは無関係)。コンセントを1つ塞いでしまうので、その穴埋めとして本体上部にコンセント端子が付いており、300Wまでの機器を接続可能という気の利いた設計です(不使用時には端子を塞ぐキャップも付いています)。
2004年にネット通販で購入以来、実際に警報が作動したのは確か2回で、どちらも津波警報でした。本来は警報発令地域のみで作動するはず(?)ですが、注意報地域であった我が家でもなぜか警報作動したのは今でも謎です。EWS信号が流れると、そのピロピロ音が突然スピーカーから流れ出し、赤い警報ランプが点滅して放送音声が大音量で流れます。警報放送が終わると通常音声での作動になります。緊急警報放送は滅多に流れないので、動作確認用に毎月1日正午前に試験信号が送出されています。これを受信すると「ピピッ」という音がし、「試験」ランプが半日程度点滅を続けます。
緊急信号(EWS)はアナログ送出なので、機器を作動させるまでに数秒かかります。最近開始された「緊急地震速報」は、それこそ1秒を争いますので、ピロピロ音のEWSでは対応出来ません。また緊急警報放送受信機器の内部では常に放送を受信状態なので、待機電流も発生します。この問題もネックになったのか、緊急警報放送受信機器は残念ながらほとんど普及していません。なお、我が家のRF-K1も2011年のアナログTV放送終了後は、FM放送に周波数を変える事になりますが、FMでの緊急警報放送はその後もちゃんと継続して欲しいものです・・・・。ちなみにRF-K1は製造中止品なので、欲しい方はヤフオクでデッドストック品でも狙ってみて下さい。
滅多な事では流れない緊急警報放送ですが、自動受信機があると何となく安心できます。今後地上デジタルでも緊急警報放送を続けて欲しいと思うのですが、どう展開されるかについては良く分かりません。一度、EWS放送中に「緊急警報放送が放送されています」みたいなテロップが画面表示されるのを見たことがあるので、何らかの機能は入っているのでしょうが、取説にも記載がないので詳細不明です。ちゃんと書いておいてもらいたいものです。
Pioneer F-C3

AMステレオチューナーの隠れた名機と呼ばれている、パイオニア製のFM・AMステレオチューナーF-C3です。2006年にヤフオクで約4000円で落札しました。画像はニッポン放送をステレオ受信中で、音質もWide/Narrow切り替え可能であり、Wideにすると高音が伸びて素晴らしい音質です。ノイズが少ない環境だとFMに近い音質でAMステレオを楽しめます。我が家はマンション高層階なので受信感度は申し分ないのですが、室内にノイズを出す機器が多いので(PCとか)、窓の側にAZDENのアンプ付AMループアンテナ「ALA10 II」を設置して受信しています。FMの感度は普通程度と言えるでしょう。
AMラジオ最後の技術革新と言われたAMステレオ放送には、開始当時から大いに期待していたのですが、残念ながらさほど盛り上がらず、対応機種も非常に限られています。モノラル送信に戻す一部地方局も出て来た様で、残念な限りです。受信状態が良好であれば音の広がりも良く、結構楽しめると思うのですが、如何せんノイズに弱く、ノイズが乗った状態だと雑音が余計耳について聴けたものではありません。音質志向のリスナーは初めからFMに行くでしょうし、音質にこだわりたいAMファンも、ノイズが無い良好な受信環境を手にしている人はさほどいなかったのでしょうね。
メモリー局の呼出しが使いにくいなど、マイナス面もありますが、AMステレオを楽しみたい方にはおすすめの機種です。ハードオフやヤフオクで見かけたら買っても良いかもです。

私が高校生だったころ、ソニー・ESシリーズの中ではエントリーモデルだったとはいえ価格的に手が出なかったチューナーです。2006年に動作品をヤフオクで見かけたので1000円で落札しましたが、上板に若干キズがある以外は完動品で、懐かしさも相俟って喜んだものです。
FM・AMの他にテレビ音声(V/UHF共に!)が受信でき、それぞれ10chプリセット可能ですから、よほどロケーションの良い場所に住んでなければまあ十分でしょう。私が特に気に入っているのがチューニングダイヤルで、周波数をUP/DOWNさせる「VFOみたいな」使い方の他に、局を受信したら止まるスキャンモード(?)や、プリセットchを変更するだけのch切り替えモード(?)があります。VFOモードでダイヤルをいじっていると、思わずちゃんとした外部アンテナを上げてEスポを狙ってみたくなります・・・。
リモコンは付属していなかったので、別にヤフオクで落札してGETしました。プリセットchの切り替えと、ライン出力のUP/DOWN(音量調整)が可能なので便利です。デザインも「さすがSONY」で、AVラックの中で貫禄を示しています。壊れても修理して使おうと思っています。
地上デジタルラジオ(au携帯電話アプリ)

AMステレオの事を「AMラジオ最後の技術革新」と上の方で書きましたが、その先にあるのは放送波のデジタル化です。といっても中波の狭い帯域ではそんなこと出来ませんので、周波数を変えることになります。で、現在首都圏・関西圏で実現しているのがVHF帯(アナログTV7chの空き周波数)を利用した地上デジタルラジオです。
auのワンセグ携帯があれば、地上デジタルラジオを聞くことが出来ます。ワンセグTVと同様の放送波直接受信ですので、携帯電話の通信料は掛かりません。首都圏ではTBS・文化放送・ニッポン放送が中波と同じ番組を楽曲・CMを含めてサイマル放送しており、クリアな音質でステレオ受信可能です。AM波と比べると音声帯域は広いですし、「ノイズとの戦い」が不要なのでパソコンの横に置いてもバッチリ楽しめるのは有難い限りです(もちろんVHF波が受信できないと無理ですが・・・)。携帯電話以外でも、PC用ワンセグチューナーでも受信可能です。なおサイマル放送以外にも独自番組を放送しているチャンネルが複数あり、そこでは右の写真の様に動画も配信されていますので、もはや「ラジオ」として一括りにするのは適当ではないかも知れません。
しかしまあ、便利になった事は間違いありませんが、ラジオを自作したり、アンテナなどを工夫して受信技術を磨くという世界はここにはありませんね。AMステレオ送信もそのうち地上デジタルラジオに置き換わるかも知れません。昭和は遠くになりにけり。ちょっと寂しい気もしますが、コンテンツ間の競争が高まる中、地上デジタルラジオには頑張ってもらいたいものです。
緊急地震速報・緊急告知FM端末「KCT-02S」

震度5弱以上の揺れが予想される際には、テレビ・ラジオや携帯電話から「緊急地震速報」が発せられますが、いつもテレビがONになっている訳でもないし、携帯がカバンに入っていると警報音も聞こえません。そこで導入したのが、CATVからの信号を受けて警報音を発してくれる受信機(写真)です。震度予測とカウントダウンを大音量の音声で流してくれます。
我が家が契約しているケーブルテレビ会社に申し込んだら、数日後に技術担当の方が訪問して設置してくれました。裏面には「緊急告知FM端末 KCT-02S」と機種名が表示されており、製造者・URO電子工業株式会社、販売者・兼藤産業株式会社と書かれたシールも貼ってあります。どうやらFM受信機の様で、上部にロッドアンテナも付属していますが、CATVの場合は空間波を受信しないので縮めたままにし、その代わり壁のTVアンテナ端子から伸びる同軸ケーブルを外部アンテナ端子に接続します。周波数は固定で、外部からは変更できません。市町村によっては緊急信号の伝送をコミュニティーFMの空間波で行う様で、その場合にも予め周波数を固定した端末を住民に供給する仕組みのようです。
伝送周波数や起動シグナルなど詳しい情報は一切分かりませんが、おそらくはFM放送帯の空き周波数で何らかの信号を流しているのでしょう。アナログ伝送だと貴重な数秒をロスしてしまいそうなので「デジタルかな?」と思いますが、起動シグナルをコミュニティーFMで伝送するケースもある様なので、アナログ放送波にデジタル信号を流すことが果たして出来るのか? やはりEWS同様「ピロピロ音」なのか? キャリア(搬送波)は常時出しっぱなしなのか? ・・・・・謎です。CATV伝送の場合、FM放送を受信出来るわけではないので「ラジオ」として紹介するのはいかがなものか?と思わないでもないですが、まあ端末自体は完全にラジオですので、ギリギリセーフかなと。
【2009年12月18日追記】 けさ関東地方で発生した地震で「緊急警報速報」が鳴りましたが、スピーカー聞こえてきた起動・終了シグナルはDTMFでした(要するにプッシュホンの「ピポパ」音)。耳で聞いた感触だと恐らく8桁程度だと思います。

NTSC/PAL/SECAM方式の全てに対応する、aiwa製ワールドワイドビデオデッキ「HV-MX100」です。2000年代前半に欧州に住んでいた際に日本からネット通販で購入し、大活躍していました。海外各地域の放送波に対応するチューナーも内蔵している優れもので、日本国内の放送波(地上アナログ波1〜62ch、CATV13〜62ch)にも対応しています。海外で録画したビデオを日本のテレビで再生したり、NTSC方式にダビングする事が可能ですし、逆に、日本から送られたビデオを海外(PAL等)のTVで見ることも可能ですので、そういうニーズがある方にはもの凄く便利な機器です。

本体左側のボタン(REC SYSTEM)で録画時のフォーマットを選択でき、右側のボタン(OUTPUT SYSTEM)では出力フォーマットを選択可能です。

選択したモードが正面に表示されます。いろんな組み合わせが可能で、こういうのが好きな人には「たまらない」でしょう(謎)。なおPBというのは再生(Play
Back)のことです。海外方式のビデオを日本方式に変換するには、こういう機材を使う他に専門の業者に頼む方法がありますが、結構な金額がかかりますし、この機器自体をレンタルするサービスさえ存在する(した=過去形?)みたいです。まあニッチな製品なので、なかなか手に入りませんからね。

本体にはVHSロゴの下に「PAL SECAM NTSC」と表示されています。取説は日本語・英語併記ですが、海外で使用する事を前提として書かれているので、この様に普通の家電製品では決してお目にかかれない様なアドバイスが載ってたりしています。
我が家では最近全然使わなくなりましたが、本機は既に製造中止となっており、手放すと再入手は絶望的なのでずっと保管してあります。アジア圏狙いの海外TVDXにでも目覚めたら使い始めるかもです・・・。
1994年に発売された、ソニー製超小型短波受信機。(写真:ヨドバシカメラのポイントカードは、大きさの比較用)
150KHzから29999KHzまでカバーし、受信モードはAM、SSB。USBとLSBの切り替えが出来るのも、このサイズの受信機としては渋いところだ。同期検波機能もあるので、サイドをかぶる時に結構使える。なおVHFはFMで76-108MHzをカバーしており、音声出力端子はステレオ対応。 メモリーは50chで、まぁ携帯用の受信機としては十分だろう。音質は意外と良く、サイズの割には低音がよく出ており、軽い感じもせず長時間聞いていても疲れない。
側面に感度調整ボタンがついており、DXとLOCALを切り替える事が可能。簡易アッテネーターとして、近隣強力局を抑えることが出来る。付属アクティブアンテナを使用すれば、感度もかなり良くなり、ロケーション次第でちょっとしたDXも可能かも。電源は単三x2本か電灯線(アダプタ3V)が使える。
難点は、
1)
表示部と本体を繋ぐ部分が弱く、フラットケーブルが破損しやすい(私のも一度壊れて修理に出した)
2) 側面にある、ソフトケース取り付け用ネジが壊れやすい(壊れた:修理せず放置)
3)付属アクティブアンテナがかなり貧弱(アンテナの根元部分のプラスティックが割れた)
4)Sメーターがついていない
というところだろうか。要は「堅牢性」がイマイチなので、取り扱いは丁寧にということだ。
95年頃、アキバのサトームセンで購入。確か42000円位だった。カセットケースの大きさでこの機能はすごい。海外出張に出かける人だけでなく、BCLerのサブマシンとしてもオススメ。
SONY ICF-SW22 v.s. ARROW
MS-9559

左が、ソニー製ICF−SW22、右が、謎のメーカーARROW社のMS−9559。
それぞれ、中波帯から短波、VHF(76-108MHz)が聴けるBCLラジオである。短波の受信域は、ICF-SW22が4.25-21.35MHzの7バンド、MS−9559が6.25-17.50MHzの6バンドとなっており、受信方式はどちらもAMのみである。
ICF-SW22はコンパクトで軽く、ちょっと持ち歩くのに好適なラジオである。周波数直読こそできないが、感度もなかなかで、ラジオNIKKEIや近隣諸国局であれば十分に実用になる。かつて欧州向けNHK日本語国際放送があった頃は、ロンドン中継の番組をドイツでよく聴いていたものだ。欧州への短波送信はその後2007年に廃止され、ネット配信や衛星放送に切り替わっている。国際短波放送の大きな役割に、大規模災害や政変時に在留邦人・旅行者がラジオ1つで情報を入手出来るようにする事があるが、欧州は政情が安定しており、災害も少ないのでネット・衛星に切り替えたのだろう。ドイツでは衛星(JSTV)経由でもNHKラジオを聴いていたが、受信状態の安定度や音質は比べるまでもなく、時代の流れを感じたものだ。
それにしても似ている・・・・・
どちらがどちらを真似た、とは言わない。だが、偶然の一致にしてはちょっと似すぎている。
特に上面のバンド切り替えスイッチあたり。(MSのアンテナはモゲたので無い・・・)

ところが、あるところではMS-9559がスゴい個性を主張していたりする・・・・
本体ウラにサービスでつけた世界の時差表。うーん、何かがヘン・・・・・
きっと地底人から見た世界地図をイメージしたのだろう。なかなかシュール。単なる裏焼きと思わせないところが、このMS−9559のスゴいところ。(笑)
ちなみに、ICF-SW22の定価は13000円で、MS−9559は1998年頃都内の某ディスカウントショップで4000円で買った。どちらの感度がいいか、書くまでもないが、MS−9559でも「なんと」中国・中央人民広播電台が短波で受信できたのだ(東京にて)。 ←この皮肉わかりますよね(笑)。
SONY ICF-2001

1980年発売のソニー製PLL方式BCLラジオ。「ENTER」キーのオレンジ色がなんとも先進的だった。約30年前のラジオだが、デザインは今でも通用するのではないだろうか。正規の受信範囲は150-29999KHz、76-108MHzだが、誤動作させることで、VHFは55MHz位から受信可能になる。60MHz台のロシアFM局を夏場のEスポ期によく狙ったものだ。このラジオは音質も良く、当時まだソ連だった極東域のFM局(マヤーク等)を、通信用受信機ではとても望めない非常に良い音質で楽しむ事が出来たのが印象に残っている。
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ICF-2001受信改造(誤動作のさせ方)講座 (壊れても一切責任は負いません。改造は自己責任で・・・・・) |
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1 |
まず、コンピューター用電池を抜く(電源はONのまま、FMモードで)。 10秒くらいで動作が停止する。 |
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2 |
取説によると、電池は1分程度待ってから再投入する事になっているが、30秒程度で挿入する。 |
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3 |
なにも表示が現れない場合が殆どだが、たまに34.50MHzなど、バグって変な周波数が表示される場合がある。 そうしたら、UPキーだけを使って周波数を上げていく。55MHzくらいまではPLLがロックせず、表示だけで受信はしない。スピーカーからも音はでない。 |
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4 |
55-60MHzくらいでPLLがロックし、スピーカーからFMのノイズが聞こえてくる。そうしたら、聞こえた周波数をメモリーに保存する。その周波数が、あなたのICF-2001のVHF下限周波数となる。 |
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5 |
その「下限周波数」から「正規下限周波数(76MHz)」までの間を聞く場合には、4で保存したメモリーに一旦飛び、そこからUPキーで周波数を上げる必要がある。 ダイレクト入力は使用できない。また、その区間帯ではDOWNキーは使えない。使用すると76MHzに飛んでしまう。 |
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6 |
一番の難関は、3でうまくバグを出す事。乾電池を出したり入れたりというのを何度も(何十回も!)繰り返せば、だんだん勘でタイミングが分かるようになる。にっちもさっちも行かなくなったら、乾電池を3分ほど抜いてから戻すと、もとに戻る。 |
ICF-2001の難点としては、本体と前面部を結ぶフラットケーブルが脆弱で、分解の途中に壊してしまう事が多い点がある。当時このトラブルに巻き込まれた私は、フラットケーブルを全部外し、細い電線を使って一本一本ハンダ付けで結線したが、それ以降この問題は起きていない。あと、イヤホン端子が比較的早く壊れた記憶がある。
25年ほど前、家電店で購入。当時で45000円程度したので、かなり高価な代物だった。いまでもたまにヤフオクに出てくる。安かったら買ってもいいかも・・・・
ケンウッドの7・21・28・50MHz帯用10W機。USB・LSB・FM・AM対応。
20年程前に発売され、当時「クワッドバンダー」というキャッチフレーズで一世を風靡したリグ。今でも中古でたまに流通している。
メモリー80chで、オプションの受信ユニットを搭載すれば中波帯から30MHzまで連続受信も可能。そうすればBCL機としても使えたが、この受信ユニットは当時1万円程度し、なかなか手が出なかった。そこで流行ったのが、内部の空きコネクタにスイッチングダイオード(60円程度)を一個追加することで、受信ユニットを追加したと本体に誤認識させる改造。これにより、割当てバンド以外でも本体のPLLがロックする限界まで受信範囲を広げることが出来た。
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TS-670受信改造講座 (壊れても一切責任は負いません。改造は自己責任で・・・・・) |
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1 |
何はともあれ電源を落とし、蓋を開けます。 |
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2 |
内部を覗くと、ゼネカバユニット「GC−10」を据え付けるためのスペースが大きく空いています。で、そこにはGC−10に接続するためのコードが何本か出ていて、テープで筐体に留めてあるはずです。 |
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3 |
そのケーブルの中に、灰色と紫色のケーブルが繋がった「2芯コネクタ」があると思いますので、そのコネクタの端子間を適当なダイオードで繋ぎます。極性は「灰色側がカソード・紫色側がアノード」です。 |
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4 |
電源を入れ、ハムバンド以外にもダイアルを合わせられるようになっている事を確認して下さい。例えば、7099KHzからダイアルを左に回すと7100KHz以上にも行けるはずです。<改造成功です> |
| 上記コネクタにダイオードをつなぐと、TS−670は「GC−10が装着されている」ものと判断し、本体のPLLがロックする範囲でハムバンド以外も受信可能となります。ロックが外れると受信音が聞こえなくなりますので、すぐに分かります。 | |
特にEs発生時など、29FMと6mの双方を一台で運用できるというのは非常に大きな魅力だった。また、先に述べた受信改造により、27CB帯の“遠距離トラッカー”をEs観測用にワッチする事が出来たのも有用であった。(そういえば当時29FMにはリピーターもあったっけ・・・・ “確実な通信を確保する”という本来の目的を果たせたかというと??だったが、どの地域がオープンするか分からないというなかなか面白いリピーターだった。)
HFと2mの狭間でちょっとマイナーだった50MHzをメジャーにしたのは、本機とFT−690だと思う。記憶に留めたい。
(FT−690も所有していますので、このページにもそのうち登場させます)
時の流れの中で我が家から姿を消した名機(迷機)たちを未来に語り継ぐ(?)
SONY ICB-790T

1983年に発売されたソニー製合法CB機。0.5W、8Chで、オートスキャン、スケルチも搭載。ハンドセット型の送受話器が付いており、騒音の中でも良好な送受話が可能。とはいっても、PTTマイクが当時不許可だったので、片方の手で本体のPTTを押し続けなければならなかったのは非常に不便だった。なんとかPTTマイクに合法的に改造できないか、いろいろと頭を使った人も多いだろう。
大型スピーカーのおかげで音質も良く、RSの悪い局でもギリギリまで認識可能だった。DX向けの本格派リグ。0.5Wではあるが、山などではかなり飛ぶ。最高記録は、GWで約110km、Eスポ時で約950km。ただEスポ時は違法局の混信が殺人的で、彼らのダミ声に埋もれた合法局の声を聞き分けるのが非常に厳しかったものだ。 (当時のQSLはほとんどが行方不明。本当に悔やまれる・・・・・・)
1984年頃、父親の会社で使わなくなったのを1台もらってきて使っていた。AM変調のやわらかい音が懐かしい。
PV-2000(メーカー不明)

1980年代前半に発売されていたVHF帯受信機、PV-2000です。現存しておらず、当時の雑誌広告しか残っていないので製造元すら分かりませんが、格安受信機の割にはしっかり作られており、なかなか品も良く、性能も高かったと記憶しています。
140.00〜159.99MHzの2000chをカバーするサムホイール機で、スケルチはON・OFFのみの固定深度。アンテナ端子がφ3.5ミニジャックであるのが特徴で(BNCではない)、対応するアンテナが付属していました。電源は内蔵NiCdで、充電器は本体左側にあるジャック(確かφ2.5)につなぎます。
なかなか高感度でスケルチの切れも良く、大変気に入っていました。ニッチな製品なので、さすがにオークションにも出て来ませんね。
ドレーク SSR-1

20年ほど前、産業廃棄物置き場に捨ててあったのを拾って修理したのが、通信型受信機ドレークSSR-1でした。受信範囲は500KHzから30MHzまで。当初は電源も入らずヒドい状態だったのですが、いろいろと修理し(どこを修理したかは忘れた)、動くように復活させました。感度・音質とも良好で、私が持っていた唯一のアナログ式通信型受信機(当時それはステータス)だったので大変気に入っていたのですが、実家に保管していたうちに行方不明になってしまいました・・・・。
なかなか人気のある機種で、現在でもネットオークションでは数万円の高値で取引されています。
SPH-500(メーカー不明)

広告の写真しか残っていない、メーカー不明の謎の受信機。エアバンドを受信しようと購入したのですが、周波数変動と目盛りの精度の悪さが災いして、受信こそ出来ましたが相当のコツが必要でした。また分離が悪く、混み合った周波数帯の受信には辛いものがありました。スケルチも無し。6000円位だったと記憶しますが、その価格でエアバンドが聴けるラジオは当時無かったので、それが唯一の利点でした。
ネットで検索しても全く出て来ません。長く使える様な設計とも思えず、恐らく現存していないでは・・・。