ミュンヘン出張 旅行記　第2部

２００１年５月６日（曇り）

　成田空港をLH711便にて出発。ゴールデンウィーク明けのため成田からの出発便は空いているだろうとタカをくくっていたところ満席状態でびっちりだった。学生たちには休みなんて関係ないのは解るけれども...。間接的な得意先の人とニアミスになりびっくり！！。相手の人たちには、ばれなかったらしい。同じルフトハンザのカウンターで前にいた。行き先は同じフランクフルトだったのだろうか？。

　今回はドイツのフランクフルトにてトランジット。１時間ほどの乗り継ぎ時間しかなかったのに向かい風にあおられたおかげで到着が遅れる。
　一時はどうなるかと思い心配もしたが、無事に次に乗る便の搭乗手続きも済み30分で次の乗り場まで移動。のんびりする間もなくLH098便に搭乗となる。
　フランクフルトからミュンヘンへ移動の飛行機もほぼ満席状態。トランジットで１時間しか無かったにもかかわらず荷物も自分自身も無事にミュンヘン空港に降り立つ...。

　無事にミュンヘンに着き、初めて一人で電車に乗ってホテルに向かう。前回の時は同僚が2人で迎えに来てくれたが今回は一人旅。3度目のミュンヘンのため何とか自動券売機にて回数券を購入し電車に乗って移動。いつもはS8バーンに乗って中央駅まで移動していたが、今回はちょっと冒険してS1バーンに乗ってみた。どちらに乗ってもかかる時間はほぼ同じだったので、ちょっと安心しての移動だった。

　18:30頃ホテルに着き荷物を下ろしほっとする。まずは一服と言うことで、お湯を沸かしコーヒーを飲み一息ついたところでメールチェックでもしようと電話回線と接続。
　しかし、いろいろと試したがモデム回線チェッカーの表示がおかしい。どうやってもOKにならない。しばらくして電話機の発信音を確認すると全く応答がない...。参った。電話機が壊れてしまったようだ。（壊してしまった！？。）　そういえば前回泊まってからほぼ2年もたっており、その間に電話機が新しくなったためフロントでアダプターを借りてこないと繋がらないと同僚が話していたのを思い出した！！！。自分が壊してしまったかもしれないと思いつつ、顔には出さないようにしてフロントに「インターネットにつなぎたいのだけれども繋がらない」と相談に行く。そこでアナログモデム用のアダプターを借り、受話器をあげても反応がないことを相談すると部屋に確認の電話を入れてチェックしてくれて、「電話回線がおかしいから、明日電話会社に修理をして貰う。今日は、インターネットに繋げないね。」と暖かい言葉を貰った。ゴメンナサイ。自分が壊してしまったかもしれないのに...。

 と言うこともあって、メールチェックができずとりあえず会社の同僚にホテルの部屋番号の連絡メールを打ち込んで終わりとなってしまった。

2001年5月7日（曇り）

　今日から講習の1日の始まり。時差ぼけが残った頭を抱えながらホテルのレストランにて朝食を取る。ホテルの外観も前回泊まったときよりのきれいになり、白で統一されている。入り口も新しくなっておりちょっとびっくり。左の写真がバルコニーからのホテルを撮った物。右の写真がバルコニーの正面の物。今回泊まっている部屋は、122号室で角部屋。1Fとはなっているが、前回の説明の通り日本で言う2階。角部屋だけあって部屋の中はとても明るく快適。

　朝食に堅いパン1個にチョコレート味のコーンフレーク、コーヒーを取っておなかを満たした後、部屋に戻って講習会へと向かう。今回の講習会の通訳は初めての人である。ドイツに住んでいる日本の方で、ドルホフさんという。以前にも同僚が2人通訳をして貰っていることもあり、多少安心して通訳を頼めそうだ。本来なら、自分が英語の通訳で講習を受けられるようにならなければならないのだが...。いったい何時になったら実現できるのであろうか？。

　初日の講習が終わり、ホテルに戻ってメールチェックをしてみると無事に電話の修理も終わっておりインターネットに繋げられることとなった。メールをダウンロードしている最中に、NetMeetingのお誘い。あまりの突然さにPCカメラの準備もして無く、挙げ句の果てに音声通話設定もおかしくなっていたため初のインターネットテレビ電話は実現できず、チャットだけとなってしまった。講習が終わってホテルに戻ってきたのが16：00、日本の時間で23：00でタイミングがばっちりとあった。次回はPCカメラを使ってチャレンジしてみたい！！。

2001年5月8日（曇り）

　今朝から会社のメールを読み出せるかテストしてみた。システム情報部の人にお助けメールを送っておいて、帰ってきた返事を元にチャレンジ！！。国際回線経由のため、モデムのスピードが速いとうまく繋がらないこともあるらしいと言うことで、56kで繋がるモデム設定を33600bpsにて設定し直したところ、やっと接続でき社内のメールを読み出すことに成功した。
　でも、ただでさえ会社のメールソフトが重いのに接続された時点でのスピードが16800bpsと5年も前の接続のスピード！！。Win95にした頃の「お〜！！早い！！」なんて思っていた頃のことなど、ISDNの64kでの接続になれてしまった今「昔は良くこのスピードで頑張っていたな〜」なんてあまりの遅さに逆に感心。
　そんなことをしている間に40分ほど時間がたってしまい、会社に出社して講習会に参加しなければならないため接続を切り上げた。
　その後、国際電話をかけて東京のアクセスポイントに繋げていたことに気がつき、チェックアウト時に請求される電話代がちょっと気になり始めた。
　これからは1週間に1度だけチェックしようと思う。

　そうそう、ミュンヘンに到着してからのこの3日間はず〜っと曇り空でたまに雨がぱらついてくる。気温の方は6度から18度ぐらいで日本と比べるとちょっと寒いかな〜っておもう。パーカーを持ってきて正解！！。こちらは、雨が降ってもそれほど濡れることもなく、そのまま服を着ていれば自然に乾いてしまう。一応、成田空港で折り畳み傘を買ってきたのだが（成田に行ってからドイツの週間天気予報をチェックしたため）今のところ出番が無く鞄の底に...。

　1週間ぐらいの滞在なら、回数券を買って地下鉄等を利用するのだが、今回は5月末日までの滞在ということもあり、IsarCard（イザールカード）を購入。（左側が回数券、右側がIsarCard）
　日本のように購入してから1ヶ月というのではなく、その月の間有効な切符だ。月またがりで滞在するときにはもったいないと思うが、今回はこれで市内までいつでも出かけられるようになった。
　回数券が15DMで、1回乗車するのに2つ折って改札機に入れるため1枚で5回乗れる。IsarCard（イザールカード）の方が64DMで今回の滞在期間が4週間で残りが22日間有るため、21回地下鉄に乗れば元が取れる。回数券だと、市内に行って帰ってくるだけで2回分使ってしまうため、少なくとも11日出かけるだけで回数券の方が割高となってしまう。同一方向の場合途中下車しても再度改札機に入れないですむこともあるが、実際には、あっちに行ったりこっちに行ったりとしてしまう事もあるため、もっと少ない日数で元が取れるかと思う。
　不正乗車をして捕まると、60DM前後取られると聞いた覚えがあり、これで安心して地下鉄にも乗ることができる。

2001年5月9日（曇りのち晴れ）

　今日から、会社の同僚が合流（別の部署なのだが...。）。これからしばらくは仲間がいることになる。これもまた心強い。夕飯も、自炊ばかりしないで市内に食べに行く機会が増えるであろう。実は、これから早速ミュンヘン市内まで食事を食べに行こうとの誘いが入ったところ。
　HPの更新をしようかと思っていたが、ここで一時中断して腹ごしらえに出発！！。

　実は、先日書いていたインターネットテレビ電話に成功した！！。ついつい1時間近く話が盛り上がり、日本にいる感覚と変わらずびっくり！！。日本にいるときにも何度か試していたが、そのときとそれほど差が無く使えた。今回はアナログ回線で接続しているため、多少の画像の動きにがたつきが見られたり一部音声が途絶えたりもしたが、国際電話をかけることなくその上PCカメラを使って相手の顔を見ながらでの電話（通話）である。国際電話で1時間も話をしていたら、いったいいくらになるのだろう？。（実際には、昨日国際回線で会社のネットワークに1時間も接続してしまったのだが...。）
　今回自分が使用したPCカメラは、日立リビングサプライから発売されているi-DIGITAL CAMERA（インターネットデジタルカメラ）INC35型でスペックは1/3インチ31.8万画素のCMOSセンサーを使用していて、8MBの内蔵メモリーにVGA(640x480)で記録できる物。USB接続しているときはNetMeeting等のソフトを使用することによってPCカメラとしても利用できる。カメラ部分が180度回転できるので置き方にも自由度があり結構使いやすいと思っている。

　今回のインターネットテレビ電話に必要な設定を説明すると、まずNetMeetingのソフト（Microsoft社から無料配布されている）および、MSN Messenger Serviceのソフト（同じくMicrosoft社から無料配布されている）それと、Hot Mailのアカウントの3つ。NetMeetingだけでもテレビ電話ができるのだがこの場合は相手に直接電話をかけて使うか、相手のIPアドレスを指定して使うようになる。これでは使いにくいので、MSN Messenger Serviceを使うのだが、これはインターネットに接続していてMSN Messenger Serviceにサインインしていれば相手が現在オンラインなのかオフラインなのかが解るといったサービス。このサービスを受けるのに必要なのがPASSPORTというIDなのだが、これを簡単にとれるのがHot Mailのアカウントである。
　これと必要なのが、肝心のPCカメラ！！。最近の低価格デジカメと言っても馬鹿にできない。これらのデジカメにはPCカメラ機能を持った機種が結構ある。今回自分の購入したデジカメで\9,980-と1万を切る値段。PCカメラ機能だけで良ければ、5千円台からでも見つかるだろう。ちょっとしたスナップならこれでも我慢できる程度の画質で、今回の画像の一部もこのデジカメにて撮影。HP用途の画像なら十分。そういえば初めて購入したデジカメのサイバーショットも35万画素だったっけ...。
　ISDNのテレホーダイやフレッツ、一部のADSLやCATVの常時接続のような定額サービスならよけいな電話代がかからず、地球の反対側であろうが電話ができる。ただし、ここで注意したいのが割り当てられるIPアドレスがグローバルIPアドレスであることである。これがプロバイダー内だけで使用されるプライベートIPアドレスが割り当てられていると相手と接続ができない。
　また、ダイアルアップルーター等を使用していてIPアドレス変換をして接続共有をしていると、きちんと設定をしないとこれもまた接続ができない。実は、自宅がこのパターンで未だに設定がうまくいかない。一度週末に設定をしたところ、2日間ほど出張が入ってしまって家を留守にしてしまい、この間家族がインターネットに繋がらない状態となってしまった。
　自宅でインターネットテレビ電話をやろうと思うとダイアルアップルーターを使わないようにしてTAを使って繋げなければならない。
　以上の点に注意すれば、誰でも簡単にインターネットテレビ電話ができる。さあ、これからあなたもレッツ！！インターネットテレビ電話！！。

2001年5月10日（晴れ）

　今日は朝から天気がよい。日中は約20度ぐらいになったのではないだろうか。
　昼食を食べた後、急に眠くなりコーヒーをブラックで飲みながら眠気と格闘しつつ講習を受ける。日本語の通訳と話をしているときのことだが、「昼食を食べたら眠くなった。」と話をしていたところ他の言語の通訳たちに「眠くなったの？」とバレバレ。「日本語が解るの？。」と聞いたところ、態度で解ったとのこと。これからは気をつけないと...。
　でも、講習会の方はしっかりと話を聞いていた。あ〜、眠いのを我慢するのも大変！！。

　さて問題。左の写真は昨日夕飯を食べに行ったときの物だが、いったい何時でしょう？。これを撮影したのは、食後ホテルに戻るときの物。そう、この明るさでまだ夜の9時。現在の時間も8時だが、まだまだ窓の外は明るく夕食を食べるのも忘れてHPの更新作業に没頭してしまうといった始末。

　講習会も8:00から始まり（月曜日だけ9:00）、16:00には終わる（金曜日は12：00）。16：00に終わった後、市内に出かけても5時間は明るい状態。ビアガーデンに飲みに行ったとしても帰る頃はまだ明るかったりする。昼間仕事をしても、夕方からも遊びに十分に行ける。こっちの人たちは、有意義な1日をすごしているのだろう。以前ミュンヘンに来たときは平日は18：30で店が閉まってしまい（木曜日は20：00）土曜日は14：00まで、日曜日は休みといった感じだったが、規制緩和があったとかで平日が20：00まで、土曜日も18：00まで（と聞いた？）ショッピングに廻ることができるようになった。（とはいってもほとんどウィンドーショッピングだが...。）もちろんレストランやビアホール、バーなどは前から24：00過ぎまでは開いてはいたが...。
　今回は4週間という事もあり、のんびり市内観光ができるかもしれない。（結構、HP更新を頑張ってしまって出かける時間が減ってしまうかもしれないが。）

　

　

　

　

　

2001年5月11日（晴れ）

　今日は、講習が昼で終わり。午後は、同僚と開発部に行って講習以外の事で話を聞きに行く。が、思っていたほど話が進まず来週もまた聞きに行くことになりそう...。

　結局、午後は眠かったこともあって夕方の6時にフロントにて待ち合わせをして、夕食を食べに市内まで出かける。週末とのこともあり、どこのレストランも予約席でいっぱいで、何軒か探し歩く。店の外の席までいっぱいになっていた。天気も良かったので気持ちよさそう！！。

　そうそう、ミュンヘンで見つけた変わった飲み物を1つ！！。スペッチー（Spezi）という飲み物で、どんな物かというとコーラとファンタオレンジを足したような物。結構こちらではポピュラーな飲み物らしい。今回一緒にいる同僚は、アルコールがダメなためスペッチーを毎回飲んでいるが、500mlで6.9DM（お店にも依るが...。）ヴァイスビールが6.8DMだったのでビールよりもジュースの方が高いといった逆転現象が起きている。
　ちなみにスーパーでスペッチーを買ったところ、1.5Ｌのペットボトルで2.69DMした。これ一本で、レストランだと3杯飲めるから7倍以上も高い金額がついていることになる。やっぱり、ビールが一番！！。（そうそう、ワインも4〜5DMで結構おいしいのが買える）

※1DMが日本円でだいたい55.31円。（5月10日のレート）

2001年5月12日（晴れ）

　今日は、講習がないので朝はゆっくり！！。8：30に同僚と朝食を取る。今日は同僚の知り合いたちと午後にニンフェンブルグ城に出かけることとなった。ミュンヘンの西にある大きな庭園で2時間近く歩いても下半分しか回れなかった。こちらの人はのんびりと散歩しているだけで楽しいようだ。

　その後、ミュンヘンの人の家におじゃましてホームパーティをすることになり、バスと電車を乗り継ぎ移動する。今回おじゃましたのが、日本にも駐在していたことのあるレッチィンガー氏のお宅。彼はコンちゃんと呼ばれているらしい...。コンちゃんは日本に赴任していたこともあり、家には畳の部屋もある。そのほか現地で合流したのが、ミュンヘンに赴任して5年になるＫ夫妻。

　今回はのり巻きやごまあえ等を持参してきてくれ、焼きそばパーティとともに日本食三昧となった。ここ最近を考えるとミュンヘンに来た方が日本食らしいものを食べたのでは無いかと思う。21：00頃までガーデンパーティを楽しみ、暗くなってから畳の部屋に移ってしばしの歓談を楽しんだ。気がつくと24：00となっておりコンちゃん夫妻にホテルまで送ってもらうことになり長かった1日が終わった。

　2年ぶりのミュンヘンに来ていろいろと値上がりしていたのはびっくり！！。回数券が15DMから16DMに、タバコの自動販売機が5DMから6DMに、国際郵便はがきの切手代が2DMから2.2DMに...。まあ、当たり前か...。日本でも、値上げはある。

2001年5月13日（晴れ）

　今日は、ミュンヘンより南東に位置するところでキムゼー（Chiemsee）というところに3人で観光に行くことになる。ここは、ルードビッヒ2世が建てたお城の1つでベルサイユ宮殿をモデルに建てたお城とのこと。

　ミュンヘン中央駅よりDB（ドイツ国鉄）に乗りザウツズルグ（Salzburg）に行くちょうど中間点の所。週末乗車券を40DMで購入して移動する。このチケットは5人まで1枚の切符で使えるため3人だったので1人13DM前後。これでキムゼーまで87Kmちょうど1時間を移動できる。Prienという駅まで行きそこからキムゼー湖のほとりの船着き場まで20分ほど歩く。ここから船に乗って15分ほどでHerrenchiemsee島に移動。Herrenchiemsee島の他にFrauenchiemsee島があり、雄島と雌島みたいな関係である。Herrenchiemsee島の方が大きくこちらがメインとなる。

　これでノイシュバンシュタイン城、リンダーホフ城の2つに加えルードビッヒ２世の建てた城のすべてを見ることができた。

　昨日と今日の2日間でずいぶんと歩き回り、久しぶりの散歩に足の方も早速張ってきている。いかに普段運動不足なのかが解る。

　また明日から1週間講習が始まる。週末遊び歩いた分疲れを残さず講習に専念できるように、今日は早く寝るとしよう...。

2001年5月14日（雨のち晴れその後雷雨）

　今朝起きたら、外は小雨が降っていた。やっと傘の出番が来るかと思っていたが朝食を取って講習会に出かける頃にはほとんどやんでしまい、本社に着く頃には太陽が出てくる始末...。せっかく傘を持って出かけたのに...。

　一日の講習が終わりホテルに戻った後、ホテルのあるシルバーホ−ンストラーゼ駅（Silverhornstr.）のそばの商店街に買い物に出る。夕食の食材やビールなどを買って外に出ると雲行きが怪しくなっていた。そのまま市内には出かけずホテルに戻ったところ、入り口のところで雷の鳴るのが聞こえ部屋についたときには窓に雨がたたきつけるように降ってきた。今は、ちょっとやんだように見えるが、天気予報だと明日の朝までは雨が降るらしい。

　明日の朝、本社に出かけるときにはまた晴れて貰いたい...。

2001年5月15日（雨のち晴れその後雷雨）

　今日もホテルに帰ってくると、雷が鳴り大雨が降る。出かけるのも気が引けたため今晩の夕食はパスタをゆで、日本から持ってきた醤油漬けたらこソースにて食べてすごす。

　ミュンヘンでのパソコン部品の値段を調べてきたところ、秋葉原の値段の方が2割ほど安い...。中央駅より南側の通りが日本で言う秋葉原のように電気屋が連なっているのだが、2年前に来たときのお気に入りのPCショップが閉店していたのは残念...。こっちで購入するような部品はほとんど無いのだが（秋葉原の方が安いため）いろいろ見て歩くにはとても楽しんでいる。DVD-VIDEOなどは、日本もヨーロッパも同じリュージョン2なのでおもしろそうな物があれば買ってみたいが、ドイツ語と英語だけだろうから、買ってみるか迷ってしまう。英語のリスニングの勉強と思えばいいのだろうが...。

　こっちでの携帯電話は、まだまだ大きい物がほとんどで値段も日本と比べるとまだまだ高い。カラー液晶など見かけることもない。しかし携帯電話のカバーが交換できる物が多いため、結構カラフルなカバーが売っていたりしておもしろそうだ。日本でもペイントサービスみたいな事をしているが、その日の気分に合わせてカバーを換えられるのも楽しいと思う。

2001年5月16日（曇りのち晴れその後雷雨）

　今日は通訳のドルホフさんに勧められて、講習が終わった後ボール（Boule）というスポーツを体験しに出かける。場所はマリエンプラッツェ（Marienplatz)より北に入ったオデオンスプラッツェ（Odeonsplatz)横の公園である。
　スポーツというかゲームのような感覚で、元々はフランスの遊びだとか...。内容は、まず始めに梅干し大のコルクのボールを投げ、それにめがけて野球ボール大の金属の玉をなげニアピンを競うといったルールである。2チームに分かれて進めたのだが、投げる順番が一番近いボールの相手チームに変わるといった形のため、誰が同じチームでどのボールが誰のものかもわからなかったため、「おまえの番だよ」といわれながら投げるといった形で3時間ほど楽しむ。自分がやったことがないが、カーリングの陸上版のような物ではないだろうか？。せっかく近くにボールが転がっていっても、後から投げたボールに目標のコルクが飛ばされ離れてしまったり...。ルールが解ってもうちょっと投げるのがうまくなれば、よりいっそう楽しいだろう。

　

2001年5月17日（曇りのち晴れその後雷雨）

　ホテルに帰るとほぼ同時に雲行きが怪しくなり雨が降ってくる。結構降っているため、どこにも出かけずのんびりとホテルで過ごそうと思う。

　しかし、結局日本にいる同僚宛のメールを書いたりインターネットで調べ物をしているうちに時間がたってしまい、あんまりとゆっくりはできなかった。

2001年5月18日（曇り、日中雨）

　今日は、台風のような雨だった。講習で使っている部屋の窓をたたきつけるような雨...。今日は午前中で講習が終わるのだがお昼になるにつれいっそう雨足が強くなってきて折り畳み傘で帰れるかどうか心配になった。しかし、昼食をのんびりと食べている間に雨も小降りになり、同僚と夕方一緒に出かける話をして先にホテルに戻る。
　もう1人日本から来ていた人と3人で最後の夕食を食べにマリエンプラッツェ（Marienplatz)で待ち合わせ...。

　そろそろ出かけて町中をぶらぶらしながら行こうかと思い、部屋を出る前にメールチェックをしたところ妹から3通立て続けにメールが来ている。何事かと思い見てみると、自宅の母親と新潟にいる父親の両方でメールチェックができないとのこと。両親はアサヒネットのアカウントで、自分と妹はDTIのアカウントを使っている。新潟の父親は単独で接続しているが、自宅のインターネット環境はダイアルアップルーターを使っていてアサヒネットのアカウントで接続をして使っているが、インターネットは繋がるがメールができないとのこと。父親からはメールチェックができないといらだちの電話が自宅にあったらしい...。そこでメール送受信が問題の無かった妹からメールが来た。ちょっと気になり調べたところ、プロバイダーのメールサーバーの調子が悪かったようで接続ができないとわかり、早速メールを送って出かける。

　シルバーホンストラーゼ(Silberhornstr.)の駅に行くとちょうど地下鉄が出ていってしまい、次のを待つ羽目に...。待ち合わせの時間まで後10分となり冷や冷やしながら待つ。センドリンガータワー(Sendlinger Tor)で乗り換えマリエンプラッツェ（Marienplatz)につくと5分の遅刻。待たせてしまってすみません...。明日の飛行機に乗って換えるというのに食事に行った店は、桜寿司という日本料理の店...。ちょっと遅れて久保氏も到着。4人でわいわいと夕食を食べる。ここにきて、久しぶりにショウガ焼きを食べる。

　このときに話に出ていたのでビールの名前の話で盛り上がる。デュンケルバイスビールというビールなのだが、デュンケルとは黒いと言う意味で、バイスとは白いという意味...。そう、デュンケルバイスビ−ルとは黒くて白いビールということになる。（笑）。まあ、結局はハーフ＆ハーフのような物だと思ってほしい。決してふざけた名前ではない。

2001年5月19日（曇りのち晴れ）

　今日日本に発つ2人と一緒に8：30から朝食を食べ、午前中の予定を決める。15：00にはミュンヘンに駐在しているＫ氏がホテルに迎えに来て空港まで送ってもらうとのことで、最後のおみやげを探しに市内を歩き回ることになった。

　彼らは、朝のうちにチェックアウトをするとのことで自分の部屋に鞄とトランクをおいて出発！！。デパートをうろうろとしながら、いろいろと物色をしているうちにのどが渇きちょっと休憩...。昼前からデュンケルバイスビールを飲む。あ〜喉にしみわたる！！。
　同僚のＨ氏が、パソコンのはいる大きめの鞄を買うとのことでいろいろと見て回ったりしているうちに14：00となり急いで昼食を食べにレストランにはいる。今日の昼食は、バイスソーセージにマッシュポテト、ザワークラウト（酢キャベツの様な物）を食べ、またもやバイスビールを飲む。小銭がだいぶ貯まってきたので、精算時に10ペニヒ以下の硬貨をチップ代わりにおいてレストランを出る。

　センドリンガータワー(Sendlinger Tor)まで歩いて地下鉄に乗りホテルに戻ると15：00ちょっと前...。今回空港まで送ってくれる久保氏はロビーに待っていた。決して遅刻したわけではないが...。

　Ｈ氏の荷物を新しい鞄に入れ替えロビーまで2人を見送りに行く。もう1人のＹ氏からはウィスキーと日本から持ってきて食べきれなかったおつまみセットをいただく。これで来週からはまた1人の生活に戻る。

2001年5月20日（晴れ）

　朝ゆっくりとベットから抜け出す。9：00にレストランに行き、ゆっくりと朝食を取る。今日の朝食は、パンにストロベリーヨーグルト、それにコーヒを選んだ。今日まで展示会がミュンヘンであるのか、日曜日の朝にも関わらず胸に名札をつけた人でいっぱいだった。

　部屋に戻りしばらくゆっくりとした後、日本から持ってきた小説を読み始める。部屋でもコーヒーやコーラを飲みながら小説を読んでいるうちに昼食の時間になりなにを食べるか迷った後、久しぶりにラーメンを食べることとした。日本から持ってきた塩ラーメンをゆでて、さあ食べようと思ったがちょうどいい食器がない...。コーヒカップやお皿はあるのだがどんぶりになる物がない。仕方が無く鍋のままテーブルで食べることとなった。ここしばらくラーメンを食べていなかったこともありおいしく感じた。

　その後インターネットに接続して友人のHPを見て回ったが、チャットルーム、BBSともにサーバーの調子が悪いのか繋がらない。しばらくしてNetMeetingでインターネットテレビ電話が繋がり話し込む。気がつくと今回も1時間ほど話をしていた。国際電話だったら、今回のミュンヘンからの電話代でいったいいくらになるのだろうか？。パソコンの便利さを痛感し、インターネットの情報のやりとりに感謝！！。

　天気も良かったので、洗濯物の一部をベランダで干す。室内で乾燥させているよりも早く乾き、触っていても気持ちがいい。いつもは夜になってから洗濯をして干すため朝になってやっと乾くぐらいである。たまにはこんなゆっくりとした1日をすごすのも悪くない。

　日本にいるときの週末は、昼まで寝てしまったりで太陽の日差しを十分に見ることが少ないが、ミュンヘンに来てからというもの、日が出ている時間も長いこともあり1日がとても長く感じる。

　さあ、明日からまた1週間講習会に専念していこう...。

2001年5月21日（晴れ）

　今日も講習が終わってホテルに帰ってきてインターネットテレビ電話をした。ここのところちょくちょく接続していて気がついたことが1つ...。講習から帰ってきて繋ぐのが16：30頃、ちょうど日本は深夜23：30で電話の終わりの挨拶がお休みなさいとなる。しかしこっちはまだ太陽がずっと高いところにありまだまだ日が長い...。それから市内まで出かけていっても十分に見て回ってくることができ、帰ってきて夕食を準備して食べその後HPの更新作業やメールの返事などを打っていて、寝る前24：00頃に繋いでHPを更新しメールチェックをしているとまたインターネットテレビ電話のお誘い...。このときの挨拶は日本は7：00頃なのでおはようとなる。でも、自分はこれから寝る時間。本当におはようの時間になるのは後7時間後...。
　これではジェットラグと呼ばれる時差ぼけと言うより、インターネットぼけ！？。ミュンヘンの一日は、太陽が出ている時間も長い上このような生活をしていたら日本に帰った後はどのようになるのであろうか？。

　今日市内のデパートを見ていたときに、友人の1人からミュンヘンでモンキチを探してきてと頼まれていた物が見つかりそうになった...。何でもサンリオのキャラクターで日本でも結構な人気で（！？）モンキチフリークのHPがいろいろなところであるらしい。
　ヨーロッパに住在している人のHPがあるとかでドイツにもモンキチがいるであろうとのことで探してみてと頼まれたのが、（ドイツのモンキチでドイモンと呼ぶこととするが）今までは全く見つかる気配すらなかった。今日たまたま入ったデパートの一角にサンリオコーナーがあり、これはもしかしたらと思ったが...。残念ながらキティーちゃんやテディベアーなどの他のキャラクターはあったのだがドイモンは無かった。残念。(:_;)

　今日はセンドリンガータワー(Sendlinger Tor)から歩いて、マリエンプラッツェ（Marienplatz)を抜けミュンヘン中央駅（Hauptbahnhof）までぶらぶらと散歩してきた。季候がいいせいか路上に出ているテーブルでビールを飲んでいる人々たちがとってもおいしそうに見える...。今日の所は、ちょっと我慢することにした。また今度ゆっくりと飲みに来るとしよう...。

2001年5月22日（晴れ）

　DTIのミュンヘンアクセスポイントでの接続で調子がおかしい...。今朝もなかなか接続ができないと思ったら講習後ホテルに戻ってきてから全く接続ができない！！。2時間近く悪戦苦闘して見いだした道が、日本への国際回線経由でのメールチェック。この状態で無事に接続できたので、海外接続のページを見に行くが設定は問題なし。きっとミュンヘンのサーバでの認証がうまくできていないのだろう。IDとパスワードを聞いてきたところで切断されている。無事に繋がるようになるのだろうか？。

　ついでに自分の使っているもう一つのプロバイダーA社としよう...。こちらのHPを見に行って、念のために海外接続のHPを確認。こういうときのためにプロバイダーを複数契約しておいて良かったと思いながら調べていると、DTIが1分30円の追加料金に対してA社が8円...。ミュンヘンに来てから結構接続しているよ〜！！。もったいない！！。これからはA社を使うようにしよう！！。
　しかし、問題が...。メールチェックの反応がおかしい。いくら待ってもメールチェックができない。やはり、メールチェックは自社のローミングサービスのアクセスポイントを使わないとうまくいかないのだろうか？。もう一つは、このHPの更新作業が無事にできるのだろうかと言うこと...。DTIにアップロードするにもftpサーバへのログインが必要なはずで、これも影響があるのかが心配...。

試しにA社のアクセスポイントからアップロードを試みたところ、ユーザ認証ではねられた...。今日の更新分がみられたら、DTIのアクセスポイントが復活した証拠になるだろう...。

2001年5月23日（晴れ）

　今日は授業が終わった後、講習の仲間でビアガーデンにのみに行くこととなった。場所はイザール川沿いに南にトラムで15分ほどの所だったが、道沿いに看板がでていたので途中で降りてしまった。看板通りに進んでいくがまだつかない...。途中で住民に聞くとまだしばらくあるとのこと。実際にはあと2駅乗っていれば近くまで行けたのだが、ビールを飲む前の運動をしたと思うことにしよう。

　講習会の仲間は、講師にマイセンのラボの技術者が1名、フランスのラボの技術者が2名、フランスアグフアのエンジニアが2名、フランス語の通訳が1名、それに自分と日本語の通訳のドルホフさん計9人。左前で上を向いているのがドルホフさん。上から何か降ってくるの...。？
　フランスの4人はいつもにぎやかで何事も楽しんでいる様子。授業中もにぎやかだが、飲んでいるときはもっとにぎやかだった。

　19：00頃まで9人で飲んでいたところに、遅れて2人が合流。1人は会社の後輩で1年前より本社ではたらいている。もう1人が、フランスの女性で、大学の半年間の実習で、本社で後輩と一緒の部署でマーケティングの勉強をしているとのこと。また20：00に後輩のメール友達がミュンヘンに遊びに来ていたので合流。ドイツ語を勉強していて将来はドイツで働いてみたいとか。

　講師は、家に帰って息子とバイエルンミュンヘンのサッカーのテレビを見るとのことで一足先に帰り、通訳たちも途中で引き上げる。残ったメンバーで22：00過ぎまで飲んで騒いでやっとお開き...。近くのトラムの駅まで歩き22：40発のトラムに乗って、帰ってホテルに着いたら23：00となっていた。

　ホテルに戻ってすぐにベットに潜り込んだのは言うまでもない。

2001年5月24日（晴れ）

　今日はドイツの祝日でお休みの日。日本で言う父の日にあたるらしい。しかし、講習会の授業をこなさなければならないため本社に出勤...。朝から通りもがらがらで静かな敷地内で講習が進む。昼食は本社の食堂も休みのため、近くのビアガーデンまで歩いていって食べることになった。12：00に予約をしていたがいってみたら祝日のためものすごい混み具合...。オーダーした料理もなかなかでてこず食べ終わって教室に戻ると14：00になっていた。

　一日の講習が終わりホテルに戻って冷蔵庫をみるとなにもない...。のどが渇いたこともあって買い物に出かけると、どこのスーパーも休み！！そう、今日は祝日だったっけ！！。こういうときは、駅の近くのキオスクが頼りの綱になる。市内に行ってもなにもないだろうということでホテルに戻りキオスクで買ったスペッチーを飲みながらHPの更新作業にかかる。

　スペッチーをコーラとファンタオレンジを足したような物と前にも書いたが、実際にはこれにレモネードも入っていることが解る。いくつか種類があるらしく、飲み比べると味が違う...。日本に帰ったら飲みたくても見つからないだろう...。おみやげ代わりに持って帰ろうか？。（そこまでして飲みたいというほど気に入っているわけではないのだが...。）

2001年5月25日（晴れいち時雨）

　とりあえず、講習も1つ終わる。あとは来週3日間を残すのみ...。ルフトハンザのストも無事に決着が付いたようだし、もうミュンヘンの生活もあとのこりわずかかと思うようになってきた。今日の講習は11：00には終わって会社の食堂で昼食を食べてからホテルに戻る。ベットに横になりながら小説を読んでいると電話が鳴った。日本の同僚からかかって来るには夜遅い時間だし、誰からだろうと思いながら電話にでるとオランダのみーちゃんからの電話だった。会うのは明日の夕食のはずと思いながら話をしていると、アルプスの山の天気が思わしくないため明日に変更し、ミュンヘンに到着したとの電話...。急遽マリエンプラッツェにて18：00に会うこととなり新市庁舎の前の噴水のところで待ち合わせる。ちょっと前について待っていると遅れて登場...。どうやら別のところで待っていたらしい。しかし噴水は1つしかなく、待ち合わせ場所を勘違いしてしまったらしい。

　しばらく雑談をしていたが、夕食を食べながら話をしようということでビヤホールにはいる。みーちゃんは白アスパラガスを頼んだつもりだったが、でてきたのがふつうのサラダだったので残念がっていた。

　その後、ビヤホールを出たあと市内をぶらぶらと歩きながらデザートを食べるところを探す...。ちょうどいいところが見つからず、カフェがあったのでそこに入りコーヒーを飲んでまたしばし話をする。

　ホテルは中央駅のすぐ横とのことで歩きながら中央駅を目指す。明日の朝の電車の時間を調べに駅で時刻表を探した後、日本からのおみやげを渡す。（しっかりと渡しておきました。預かったみなさん！！）

　明日の移動に使う切符の話をしているときに週末周遊券の話をする。この切符は、先日キムゼーに出かけたときにも使った物で、40DMで5人まで使え週末の一日間有効な切符。ふつうに切符を買うと2人の目的地のガルミッシュ・パルテンキルヒェン(Garmisch-Partenkirchen)まで片道1人27DMかかるためとっても格安となる。5人まで一緒に行動ができるので自分も明日一緒に行くこととなった。ガルミッシュ・パルテンキルヒェンとはオーストリアとの国境に位置する、高地保養地でドイツ最高峰のツークシュウピッツェ山(Zugspitze)があるところである。標高2966mの山とのこと...。予定が特になかったので、週末のちょうど良い旅行となった。

2001年5月26日（晴れ）

　今日は、ドイツ旅行中でミュンヘンにて落ち合ったみーちゃん夫妻と一緒にガルミッシュ・パルテンキルヒェンのドイツ最高峰のツークシュウピッツェ山に登りに行く。中央駅で7：30に待ち合わせて切符を買い電車に乗り込む。ミュンヘンからは1時間半でガルミッシュ・パルテンキルヒェンにつく。ここからは登山鉄道に乗り換えてまた1時間半ほどで山のほとんど頂上まで登る。この登山電車は途中勾配がきつくなってきたところから、レールの中央にギヤのレールが増え歯車の力を借りて登っていくこととなる。頂上に着くと雪がまだ残っておりスキーやスノボーを楽しむ若者でいっぱいだった。
　頂上で景色を楽しんでいると、ヨッシーから「今オーストリアにいるよ！」と言われて国境を越えたのだと気づく。パスポートを見せないと国境を越えたことが無い自分にとって、ちょっとした感動であった。展望台より下をのぞき込むと、そこは急激な断崖となっておりみーちゃん夫妻は「怖いからロープウェイで降りるのやめよう」と笑いながら話していたが、又長いトンネルを通って帰るのももったいないとのことで景色を眺めながらロープウェイで降りることとなった。日本のロープウェイは支柱がたくさんあったりするが、こっちのロープウェイは支柱が少なくちょっと怖い気もする。
　ロープウェイから登山電車にアイプゼー駅で乗り換えるが、1時間に一本しかないためしばらくベンチでのんびりとすごす...。日本にいたときにこんな風にのんびりとしたのはいつだろうか！？。
　ミュンヘンの中央駅に戻ってきたのは、予定よりちょっと遅れて16：10頃。それから3人で自分のホテルに戻り、日本とインターネットテレビ電話をしばしして久しぶりの会話を楽しんで貰う。ここのところ、メールでのやりとりがほとんどのため話に花が咲いていた。ヨッシーも気に入った様子でオランダに戻ったらインターネットテレビ電話に挑戦してみたいとのこと...。やはり、遠く離れた人と話ができるだけでなくビデオ画像があることでより親密感が増えるような気がする...。

　夕食は、近くのビヤガーデンに行く。旅行中はレストランでの食事が多いと思い、まだ明るいことから自然の下での食事を楽しんで貰おうと思い誘ったところ、結構楽しんでもらえた。
　帰る頃に、土曜日の夕方にも関わらず裏で建物の解体工事をしていた人とビヤガーデンに来ていた人とで一悶着...。食事を楽しみたい人と早く仕事を終わらせてビールを飲みたい人との些細な話の言い合いがみられた。
　それを横目にみながらデザートのアイスクリームを探しにビヤガーデンを出て駅に向かい、イタリアンなアイスクリーム屋でアイスを購入し、食べながら駅に向かう。

　昨日からの短い時間ではあったが、ミュンヘンで友人と会うことができるなんて思いもかけず楽しい時間が過ごせた。お二方、楽しい時間をありがとう。残り1週間の旅行、無事に楽しめることを祈ってます。

2001年5月27日（晴れ）

　今日は9：30頃朝食を取り、部屋に戻って会社のメールをチェック。出かける前に、同僚に急ぎや大事なメールはプライベートの方に転送しておいて貰うように頼んでいたにもかかわらず、会社のアドレスに送られていたのがあった。もし今回チェックできなかったら、日本に戻ってからみていただろう...。それにしても相変わらず、国際回線経由のアナログ接続は遅い...。ISDNだったらノイズの影響によるエラー訂正が少ないため64kで繋がるのではないか？。アナログだと途中のノイズのせいで56kモデムでも20k前後の速度でないと使えない...。次回来るようなことがあれば、ISDNモデムを準備してくることにしよう。

　今日は天気もいいので洗濯日和...。金曜から土曜にかけてみーちゃん夫妻と会っていたこともあり、今日が日曜日である事をおかしく思う。なんだか1日得した気分である。ただ、週末に買い物に行かなかったこともあり、冷蔵庫の中身が空っぽ...。お昼は日本から持ってきた塩ラーメンを作って食べる。後はペンネとスパゲッティがまだ残っているので、今晩は何とかなりそうだ。1人だと、外に食事に行ってもなんだか寂しいこともあり、部屋で作ることが多い。部屋で自炊できる設備があるアパートメントホテルで良かったとつくづく思う。

　なんだかんだとのんびりしているうちに日も暮れてきて、夕食の準備をそろそろしなければならない時間になってきた。先に帰った仲間から貰った食材の中から、卵スープを発見！！。サンマの蒲焼きもある。おお〜結構つまみになる物が入っているぞ！！。貰っておきながら、この1週間中身を良く確認していなかった...。大切にいただきます。

　さあ、これが最後の1週間だ！！。体には気をつけて、講習の方も十分に聞いて帰るように頑張らないと...。又、天気の方も晴れの日が続きますように！！。

2001年5月28日（晴れ）

　そろそろおみやげになる物を買いに行こうと中央駅そばのデパートに行ってみる。ぐるぐると各フロアを廻ってみたが、これといった物も特に見つからず結局2枚入りのCDを2つ買って、後は食料品売り場でパスタソースにペットボトルのスペッチィー、デザートのチョコレートムースなどを買って帰ってきた。

　余り高価な物も買えないし、かといって日常的すぎるのも...。これぞおみやげ屋さんといったところを探してそこで見つけた方がいいかな！？。母親にマイセンをとでもと思ってみてみるが、とっても高価...。4週間の滞在費の方がとっても安い！！。明日はマリエンプラッツェのあたりを見てから、先々週にやったブールをまたしにいこう！！。明日は一緒に講習を受けているフランス人も参加するとか...。やはり、彼らの国のスポーツだ！！。最後の週を楽しんでいきたい！！。

2001年5月29日（晴れ）

　今日はブールの2回目！！。今回は講習仲間のフランス人も4人加わってのゲームとなる。ドイツの人たち5人と、フランス人の4人に通訳のドルホフさんと自分の6人のAGFAチームの二つに分かれての対戦となった。フランス人の4人は小さな頃からやっていることもあってとってもうまく、ねらったところにドンピシャに行く...。おかげで、我がAGFAチームの圧勝で終わった。もちろん自分もいい位置に着けたりして貢献したが...。

　20：00頃にドイツ人達からあきらめがついたのか夕飯を食べに行こうと言うことになる。もちろんみんなで参加して、中央駅の西側に位置するアウグスティナービアガーデンに行く。会場はとっても広く、人人人の状態だった。みんなでわいわいと話をしていると時間がたつのも早く気がつくと23：00になっていた。
　そろそろホテルに戻ろうかと思っていると、フランス人の4人から最後の夜だから一緒にもう一杯飲みに行こうとの話になり、その上同じAGFAの仲間じゃないかといわれ断るのも悪くなり一緒に行くこととなった。ドイツ人の仲間にありがとうと別れの挨拶をしてフランス人達と中央駅に向かって歩いていった。　彼らは、毎回何軒もはしごをすると聞いていたので、最後まではつきあわないつもりで彼らと飲みに行く。ビールを1本飲んでところで24：00となり、まだまだ彼らが帰る気配もなさそうだったので、「また明日！！」と声をかけてホテルに向かう...。終電が何時かも知らずにホームに降りていくと2：10が最終電車であった。もちろん最終電車に乗ったわけでも、乗り過ごして終点までいったわけでもなく無事にホテルに戻り、翌日のためにすぐにベットの中の人となった。

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