ミュンヘン出張 旅行記


99年7月31日ホテルの前アパートメントホテル
 成田空港をJAL415便にて出発。パリにトランジットのため立ち寄るが、なれないために1時間ほど空港内をさまよう。まったく、英語もフランス語もドイツ語もわからないっていうのに一人で来る物ではない!!。
 その後、LH4077便にてパリからミュンヘンへ移動。トランジットで3時間なければ乗れなかったかもしれないが...。
 無事にミュンヘンに着き、先に講習に来ていた同僚二人ので迎えで、ほっとする。電車に乗って移動し、ホテルに着くと夜中の12時になっていた。自宅を出てから23時間弱の移動には、ちょっと疲れる。


99年8月1日
展望タワータワーからの景色 朝食後、同僚と3人でオリンピック公園に向かう。まずは展望タワーに上って敷地内の偵察!?(笑)。

ヴァイスビール のどが渇いたとのことで展望レストランにてドリンクタイムとなる。ココはやはりビールの町ミュンヘンということで、ヴァイスビールを飲む。
 ヴァイスビールとは、白濁した色をしており日本でいう濁り酒?みたいな感じ。ドイツのビールは法律で大麦のモルト、ホップ、水のみで作られているため(その後酵母もこれに加わる)、日本のビールよりもおいしく飲みやすい。私は、ヴァイスビールは大好き!!。
 一服後、オリンピック公園を一周するがあまりの広さにびっくりする。裸になって日光浴している人もちらほらといた。とっても気持ちよさそう!!
BMW本社ビルの前にて


 その後すぐ隣にあるBMW本社に立ち寄る。ココは博物館になっており、BMWオーナーとしては興味津々であった。往年の名車から、近未来の車まで展示されており、もう時間がたつのも忘れて見入ってしまった。やっぱりBMWは最高と実感した瞬間でもある。

トラムで移動中新市庁舎 トラム(路面電車)に乗って、マリエンプラッツ(ミュンヘンの中心部)に行く。
 市庁舎前をぶらぶらと歩いた後夕飯を食べようとし、店を探し歩くが、なかなか決まらない。やっと店を決め、店内にはいるが、英語のメニューがないため適当に見当をつけ店員に聞いてからオーダーする。メニューがなんだったか忘れたが、それなりにおいしかった。

 こっち(ミュンヘン)は、朝日が昇るのが早いだけでなく、夜9時頃まで明るいので、時差ボケがないのに関わらず変な感じがする。

 さて、明日から講習会が始まる。



99年8月2日
ホテル室内風景 今日から講習会が始まった。講習の講師はドイツ語で、英語の通訳で受けたのを同僚に日本語になおしてもらっているが、ドイツ語、英語、フランス語、そして日本語の4ヶ国語が入り交じっている為もあってあまり良くは解らない。ということもあって講習会の話はもう終わり!!。

 そこで今日は泊まっているアパートメントホテルの話。
 ミュンヘンの中央駅からのU2に乗って、4番目の駅Silberhornstr.(シルバホーンストラーゼ)から徒歩2,3分。ミュンヘン中心部からは南東に位置した立地条件で、ここから本社まで歩いて5〜10分の距離といったきわめて恵まれた!?条件。すぐ近くにはスーパーがあり、自炊が出来るように電気コンロから電子レンジ、その他調理器具までもがそろっている。同僚と毎日外食ではお金がかかるため、何食かは自炊する予定。しかし、昼食は会社の食堂で好きなだけ食べることが出来るため夜は、ビールとそのつまみ程度...。部屋の広さは1K相当あり8畳ぐらいの部屋にキッチン、バストイレがついている。部屋は511号室なのだが、日本でいう1Fがこっちではグランドフロアとなり日本の2Fが1F(ファーストフロア)となる。よって、今いる部屋は6階になり最上階となる。日本みたいにあまり高い建物がないため見晴らしはきわめて良い。

 ミュンヘンに着いてからまだ3日(実質2日)だが毎日快晴で、雲一つないような天気。まるで自分のことを歓迎してくれているかのよう(都合よく考えましょう!!)。


99年8月3日1Lのジョッキを片手に
 今日の夕飯は、Schinitzel Wiener Art(シュニッチェル・ヴィナーアーツ)に、ビール。
 メニューの内容は、豚カツにフライドポテトの組み合わせといった物。味の方はまずまずで、ビールに肉、ポテトがあれば食べる物に困らない自分にとって最良の組み合わせ!!。
 手に持っているビールは、ミュンヘンでは標準(!?)の1Lのジョッキに入ったビール。このビールは通常のピルスナーの為この後追加でヴァイスビ−ル(0.5L)を頼む。
 夕飯を食べに行く前に、同僚とワインを1本あけ(そのうち3分の2は飲んでいたと思う)ホテルに戻ってからもビール(0.5L)1本を飲みながらHPの更新作業中。

 まさに、ミュンヘンは自分にとって至れり尽くせりの環境である。(語学をのぞく。)

 ここのところ日曜は2L、昨日は1L、そして今日はビール1.5Lとワインを約0.5Lと毎日飲んでいるが、やはり本場とあって気持ちよく飲むことが出来るだけでなく、翌日にも残らないですむところが日本と違うところだろう!!。

 明日は、本社の人とビアガーデンに行くこととなっていて、さらに木曜は講習会のメンバーで飲みに行くことになっている。くどいようだが、日本で飲んでいるときとは違いこっちのビールやワインは悪酔いすることもなく逆に健康的なのではないかとさえ思うほどである。


99年8月4日
券売機回数券
 ミュンヘンの交通について一言。
 ミュンヘン市内の移動は、S−Bahn(近郊電車)とU−Bahn(地下鉄)、DB(国鉄)それにトラム、バスを利用することになる。DBはドイツ国内の主要都市間の移動に、S−Bahnは空港や近郊都市間の移動、U−Bahnは市内の移動によく利用される。ミュンヘン市内の鉄道は、ほとんどが地下を通っているため、景色を楽しみながら移動するには、バス又はトラムを利用した方がいい。何日か滞在するのであれば券売機で青いボタンを押して15DMを入れて回数券(streifenkarte)を購入した方がいい。
改札機!? 市内の移動であれば、まず2つ分折って改札機!?に入れればほとんどすべての観光名所に行くことが出来る。だいたい2ゾーンの範囲がミュンヘン市内だと考えればいい。進行方向に対して3時間以内ならば途中下車してもいいという話も聞く。しかし、検札に来て捕まると60DM程度払わされるみたいなので気をつけよう。また、1ヶ月以上滞在するのであれば、グリーンカードというものがあり、約70DMで購入することが出来る。しかし、グリーンカードの場合は朝の4時から9時までは使えない。

たばこの自販機 ちなみに、たばこの購入方法もおもしろいので書いておく。通常、日本でたばこを購入するときは1箱あたり20本入っていていくらとなっているが、ミュンヘンではちょと異なり、スーパー等で購入するときは日本と同じなのだが自動販売機で購入するときは一律5DMとなっていて銘柄によって入っている本数が変わる。ちなみに、自分が普段すっているマルボロは店で買うと5.2DMだが自販機で買うと5DMで18本入りとなる。自販機のお釣りを考えると実に合理的なのかが解る。


99年8月5日
講習の仲間と
 実は、2日続けてになるのだが本社の人たちと近くのビアガーデンに行って来た。ここはミュンヘンに来ているからということでビールも1Lで注文した。相変わらずドイツ語は理解しがたいが、ビールの注文の仕方だけは覚えた。「アイネ マス ビーアー」といえば、1Lのジョッキでビールが出てくる。日本と同じようなすんだビールを「へレス 又は ピルスナー」といい、だいたい9DM前後で飲める。私が好きなちょっと濁ったビール「ヴァイスビール」はだいたい11DM前後で飲める。
ビアガーデン 4時に講習が終わり5時頃からビアガーデンに行ったのだがこちらでは、すでに人が結構入っておりいったい何時から飲んでいるのだろうかと思う。しかしまあ、こっちも人は良くビールを飲む。聞いた話によると、オクトーバーフェスタ(ビール祭り)の時に、一人で16Lも飲んだ人がいるという。まあ、オクトーバーフェスタの時には世界中から100万人が集まり、500万Lものビールが消費されるというからあながち信じられないわけでもないが...。

かという自分も、日曜から数えて今日まででビールとワインを含めて毎日2L前後は消費している計算になるが...。なぜか、日本にいるときよりもおいしく、水の如く喉を通っていくのは気のせいだろうか...。へたにジュースを買うよりもビールの値段が安いのも考え物である。

 

 


99年8月6日
最後の夕食 最後の講習の日、天気は曇り空。本社に着きしばらくすると窓をたたく雨に気づくが、昼前には雨もやみ今回の目的でもある講習会も終わった。本社の食堂で昼食を食べ同僚3人と一時別れ各自買い物をした後にミュンヘン市内で4時に落ち合うことに...。私にとって同僚と3人で夕飯を食べる最後の機会だったのだが、しかし時間に集合場所に行くと2人とも見あたらない。すると、店の中から3人のうち別の講習を受けている1人が出てきて合流でき店のなかで軽く食事と飲み物を飲みながらもう1人を待つことに...。ビールを2杯飲み終わっても(時間にして1時間半ぐらい)いっこうに現れず、ホテルに何度か連絡しても捕まらないため、市内を歩いて探してみることにしたが結局会えずじまいで終わる。結局ホテルで落ち合うこととなり話を聞いてみると相手も別の場所(近くの店)で同じぐらいの時間待っていたらしい。その後、しばらく部屋で話し込み、翌日の帰国準備の為自分の部屋に戻る。

 

 

 


99年8月7日
 ミュンヘン最後の日、午前中に荷物を詰め込み12時にホテルをチェックアウトする。その後U−Bahnの駅で空港までの切符を買おうとして100DM紙幣を券売機につっこむが何度入れても突っ返される。硬貨か10DM紙幣又は20DM紙幣しか使えないことに気づき一度地上に出てキオスクにてタバコを購入し100DM紙幣を崩す。
 やっとの事で空港にたどり着くが、今度はエールフランスのチェックインカウンターを探すのにしばらくかかり空港内をさまよい結局インフォメーションにてカウンターの位置を知る。荷物を預けてからミュンヘン最後の食事をビールとともに食べ、時間潰しに飽きたため搭乗口に向かう。パソコンを機内持ち込みの荷物にしていたため、セキリュティーチェックにて引っかかり鞄を開けさせられる。パソコンを見せただけでは信用されないことは解っていたが、一度電源を入れさせられて確認をする。またここで荷物を詰め込み直すことに...。
 搭乗口についた時点で乗って帰る飛行機の時間までまだ2時間...。これ以上時間の潰し方が見つからないため誰もいないことをいいことにソファーに寝っころがり1時間ほど仮眠をとる。しばらくして搭乗客がちらほら集まってきたため、中の免税店をちょっと見た後カフェスタンドにてカプチーノを1杯のみ搭乗する飛行機を眺める。パリまでの2時間タバコが吸えないためちょっと吸いダメ!!。
 パリに着きJALの搭乗口にいくと、日曜の夕方につく便のため日本人でごった返した状態に遭遇!!。ここでの乗り換え時間が2時間弱あったがフランを持っていなかったためなにも出来ずと思いここでもボケ〜として時間をつぶす。(会社に戻ってから聞いた話では、DMでも買い物等が出来たらしい。最初から聞いておけば良かった〜!!。)


99年8月8日
 パリを飛び立ってから約11時間、ミュンヘンのホテルを出てから約23時間後に自宅に到着。成田までは家族が車で迎えに来てくれたため、帰りの移動には苦労せずにすむ。
 1週間ぶりに家でゆっくり出来るわけだが、長時間の移動で疲れたせいか、すぐにベットに潜り熟睡...。

 また、ミュンヘンに行くまで...。このページはお休みです。



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