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比奈一様。
お元気でしょうか。私は相変わらず試行錯誤の日々を送っております。
今回このような機会を頂いて、改めて自分の写真について考える事が出来たような気が致します。ありがとうございました。
ご質問の「モノクロームに対するこだわりについて」ですが、最初は光をどう捉えるかと言う事でモノクロを始めました。
そして無謀にもサイトを持ち、撮った写真を展示したのですが(比奈さんと知り逢ったのはこの時期ですね)、もうご存じの通りそのあとインターネットで知り合った冨成さんから「モノクロを撮っているなら自分でプリントしてみたらいいよ。」と2年半ほど前にモノクロプリントを勧められ、手取り足取り教えていただいてから紙焼きを始めました。
今、モノクロームにこだわっているのは銀塩写真を作るという行程全般が自分の手で物理的に行え、一つ一つの行程の中でイメージを具現化できることに魅力を感じているからです。撮影から印画紙に像が現れるまでの行程は私自身の持っているイメージ、あるいはモデルの方のイメージを形として作るにはとても良い方法だと思っています。
また、モノクロ写真はハイライトからシャドー、幅広いグレーゾーンの中にイメージとして浮かんでくる色彩が存在するようにも思えますし、被写体、撮影者の内面が表出したような印象を受ける事もあります。
写真自体は撮影された瞬間からそれは過去のものになりますが、写真を撮ってから現在までの時間軸、過去から現在あるいは未来に繋がる時間軸とは別に、写真の中だけに流れ続けている時間性/時間軸が存在するように感じられます。
これが私の感じているモノクロのこだわりと魅力なのかも知れません。
余談ですが、最近はカラーでも撮り始めています。
自分で銀塩プリントが出来ないのが辛いのですが、デジタルと言う手段がありますので、そちらも時間をかけてやっていきたいと思っています。
+PhiLein+のたまみさんへ。
この間は写真散歩楽しかったです。サイトに載せた写真を拝見して、あの日の風景がたまみさんの目にあのように写っていたのかと興味深く作品を拝見いたしました。それでぜひともお聞きしたいのですが、ファインダーを覗いている時、何を見つめているのか、何を感じていらっしゃるのか、ぜひお話を聞かせてください。
お忙しいとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
2004.6.21 郡司蒼
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