File No.011 プレステメモリーツール


 PC WatchでPC関連の記事を結構読んでいたりします。PC関連のはずなのになぜかゲーム関連のグッズともいうべきプレステのメモリーカードの内容をPCにバックアップするツールの記事が書かれていました。まあ、でもこれさえあれば、もうプレステのメモリーは1枚でいいんじゃないのということで、さっそく6k\でgetしました。

メモリーステーションとは、

 PCにパラレルポートで接続し、専用ソフトでプレステのメモリーカードに内容をPCのハードディスクにバックアップしたり、メモリーカードに戻したりできるツールです。その外観は、メモリーカードスロットが2つあり、なぜか、コントローラのスロットも2つあります(下記写真左)。メモリーカードスロットはMASUTER1、CARD2というスロット名となっており、この間でのコピーやデータ消去がツール上のボタンでも行えるようになっている(らしい)。またツール上にはLEDが2つあり、赤のLEDはデータ転送中を示し、緑のLEDは電源ONを示しています。側面(下記写真右)には、電源スイッチ、パラレルポート、ACアダプタのジャックがあります。また反対側の側面には電池ボックスのフタがあって単四乾電池が4個入るようになっています。PCとの接続は、パラレルケーブルが付属されているので、これで接続します。ACアダプタは添付されていないので、自前で準備します。説明書にもACアダプタの内容は何も書かれていませんが、中を開けてみると、ACアダプタから電源極性補正ダイオードや3端子レギュレータを経由して回路に接続されているので、ACアダプタで駆動するには9V程度は必要になります。メーカ説明はこちら

メモリーステーション外観
(マスター側にメモリーカードを実装した状態)
メモリーステーション側面
(ACアダプタ、電源スイッチ、パラレルポート)

専用ソフトは、

 メモリーステーションの専用ソフトは、WINDOWS用となっています。フロッピーが一枚付いてきていてこれに入っています。特にインストーラとかありませんので、実行ファイルを、適当なフォルダにコピーすれば、インストール完了です。起動すると、ツインウインドウ(下記)になっていて、ウインドウには、メモリーカード(MASUTER1、CARD2スロット)と、ハードディスクのファイルの内容をボタンを選択して表示します。左右のウインドウ間で、選択データ(1ブロックずつ)をコピーすることができます。また、選択データを消去することもできます。ハードディスクに保存する場合の名前は任意ですし、サイズも1メモリーカード分は128KBなので、フロッピー1枚でメモリーカード10個分ぐらい保存できます。保存ファイルの拡張子はgmeとなりますが、ファイルサイズから見るとメモリーカードをそのままベタで保存しているようです。まあ、とてもシンプルで、説明もなにもいらないという感じです。

メモリーステーション専用ソフト

プレステメモカツールあれこれ

 internetを調べてみると、メモリーステーションは新参物に部類するもので、古いものでは秋葉原の「秋月」でキット販売されている「プレイステーション・メモリーカード・リードライター」(まんまやなー)というのが2.8k\程度で売られていたり、「回路図」なるものが出回っていて、自作したりされていたようです。またそれらに対応したメモリー管理ソフトも「Winpsm」とか「メモリーカードキャプチャーさくら」などがあるようです。また、メモリーステーション専用ソフトですがこれらデータ(ベタ)とも互換性があります(拡張子が違うだけ)。  

感想

 まあ、使用感といっても何ですが、プレステとPCを持っているなら、これは買いだと思いますよ。全部PCにバックアップしておけば基本的にメモリーカードは1枚あれば充分です。メモリーカードって、1枚2千円近くして結構高いので、3枚以上今後追加で買うつもりなら、これ一個買えば元が取れます・・・(といっても家ではすでに10枚近くあったりしますが・・・)。あと便利なのは、internetで流通しているメモリーデータが使えることです。HP最大終了直前データ、隠しシナリオデータ、武器弾数無限データとか、その他改造データとか。。。internetでは結構おもしろいデータが出回っていますので、それらをダウンロードして、一回終わったゲームをもう一回楽しめたりできます。


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