File No.003 デジタルサウンドキャプチャー



 最近CD−Rを買いました。これまではZIPを使っていましたが、CD−Rのメディアも650Mもあって200円を切っているので、バックアップなどはもうほとんどCD−Rです。もうZIP(100Mで2000円)には戻れません(笑) さらにデジタルカメラのアルバムCDや音楽CDもできちゃうとなると、もうはまっています。でもサウンドブラスタのアナログ入力端子を使って、外部音源のデータをキャプチャしてみましたが、ノイズでとてもまともではありません。最近PC−WATCHで音声デジタル入力端子をもつ廉価音源カード(ART−833−D3)の紹介がありました。関連記事を見るとMDやDATの光デジタル出力をそのまま取り込めてキャプチャできるらしいです。となると自分でMDで録音した音源をPCにデジタルのまま取り込んで編集して、CDに書ける・・・なんかすごいことができそう・・・ということで、さっそく試してみました。

サウンドカードのgetと改造・・・。


 秋葉原をうろつきました。flip-flapでは案の定品切れで、結局クレバリーでサウンドカードART−833−3Dを3580円でget!あとで聞いた話だとツクモ本店で山積み2980円だったらしい(T_T) それから光電気変換レセプタクルモジュール(東芝製TORX176)を秋月で700円でget!これ送受2個入っています。電気インタフェースはTTLなので、サウンドカードのデジタル入力(SPDIF in)と直結できそう。DC〜6Mまで送受できるそうです。やっぱり民生品って安いのね。もう直結なので、改造は簡単。電源の5Vは、サウンドカードで12Vから3端子レギュレータで作っていたので、それを拝借・・・ということで下記写真のようになりました。結局光レセプタクルは、PC背面のカードカバーを使って取り付けました。


デジタル入力端子に光電気変換モジュールを取り付けた様子

参考までに動作確認した回路も付けます(無保証) (^_^;)


デジタルサウンドのキャプチャ。


 さっそく、サウンドカードをチェックしてPCにset。PCを起動すると「新しいハードウェアが検出されました・・・」で、添付FDのドライバをインストールしました。するとミキサーにデジタルCDのボリュームが追加になっています。MDを再生して、デジタルCDのボリュームのミュートを外すと・・・・あれ!?音が出ない(T_T)  いろいろ試すと、やっと分かりました、付属のCDプレーヤソフトで、CDが入っていない状態でプレイボタンに連動してデジタル入力の音がPCのスピーカから出ました。またWAVE録音ボタンを押すとちゃんとWAVEデータに変換してくれるではありませんか。やった!試しにCD−Rで書き込んで、ステレオコンポで再生してみると、確かにMDの音とかわらず(のように聞こえます)クリアでした。ちなみに、ドライバの最新版はチップメーカのCMEDIAとか、サウンドカードメーカのAristo-WorldのWEBページ等でgetできます。


さっそくMDの光デジタル信号をキャプチャテスト!


作製後記・・


 いつでもMDデッキを持ってきてPCと接続できるようにプラスティック光ケーブルを3mのものを買いました。でも2千いくらかしました。なんて高いのでしょう。メータ千円ですか・・・ぶつぶつ。でも、まあデジタル音声のキャプチャが安価にできたのでよしとしよう。昔読んだ本には、デジタルサウンドのキャプチャカードって10万円とかすると書いてありました。今では、数千円で実現できちゃうのですから、ホントすごい時代になったものです。


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