概要 |
1. 第3の習慣
▲ 第3の習慣は「重要事項を優先する」である。(引用15)
▲ もし、常日頃から行っていれば、自分の私生活の質を著しく向上させる活動が
ひとつあるとすれば、それは何だろうか?
▲ 同様に、あなたの仕事の業績または結果を著しく向上させる活動がひとつあるとしたら
それは何だろうか?
▲ 成功者たちの共通点は、成功していない人達の嫌がることを実行に移す習慣を身に
つけていることである。彼等にしてみても、必ずしも好きでそれを行っているわけではないが、
自らの嫌だという感情をその目的意識の強さに服従させているのだ。
▲ 「感情を目的意識の強さに服従させる」には、高い率先力、主体性が必要である。
また第2の習慣で身につけることによって得られる明確なミッション、方向性、価値観、
そして「ノー」を可能にする大きな「イエス」が必要である。
▲ 第3の習慣を考える上で、「時間管理」という分野の課題を取り上げることになる。
▲ 「時間管理」の要点は、「優先課題を中心に、計画し実行する」ことである。
▲ 今までの「時間管理」を以下の4つの世代に分けられる。
第一世代 ; 「メモ」や「チェックリスト」を特徴とする。これは要求の認識と
整理しておくことを狙いとする。
第二世代 ; 「カレンダー」や「手帳」に代表される。先の出来事をスケジュール化
することにある。
第三世代 ; 前の2つの世代の概念に「優先付け」、「目標設定」、「価値観の明確化」
を加えたものである。「1日単位の計画表」がある。
第四世代 ; 物や時間に集中するより「大切な人間関係」、「生活の役割」、「大切な
目標の達成」に焦点を合わせている。
この世代は「時間管理」という言葉自体を誤りと考える。なぜなら時間は管理
出来るものではなく、唯一管理できるのは、自分自身しかないからだ。
▲ 時間管理の4世代の中心的概念を時間管理のマトリックスで示すことが出来る。
▲ 基本的には緊急度と重要度という2つの軸から4つの領域に分類できる。
・緊急でかつ重要な事柄(第一領域)
・緊急でないが重要な事柄(第二領域)
・緊急でかつ重要でない事柄(第三領域)
・緊急でもなく重要でもない事柄(第四領域)
我々は緊急なものに対しては、すぐ反応しがちである。しかし、その中には自分にとって
全く重要でない事柄も多い。
その反面、緊急性は無いが重要な事柄を行うことについては、自分から進んで行動を
起こさなければならない分、反応は悪く、高い率先力と主体性を必要とする。
▲ 第一領域の事柄は
・締切のある仕事
・クレーム処理
・切羽詰まった処理
・病気や事故、危機、災害
第一の領域は「問題」「危機」と呼ばれるものだ。
▲ 第二領域の事柄は
・人間関係作り
・健康維持
・準備や計画
・リーダーシップ
・勉強や事故啓発
・真のレクリエーション
▲ 第三領域の事柄は
・突然の来訪
・多くの電話
・多くの会議や報告書
・無意味な接待やつきあい
・雑事
▲ 第四領域の事柄は
・暇つぶし
・単なる遊び
・だらだら電話
・待ち時間
・その他の意味のない活動
▲ 第一の領域に生活が占められる人は、余裕が無くなり、唯一の余裕を第四領域に
求めるようになる。
▲ 第三、第四領域に多くの時間を費やす人は、基本的に他者に振り回され、無責任な
人生を送ることになる。
効果的な人生を送ろうとする人は第三領域と第四領域を避けようとする。
なぜなら、緊急性があろうがなかろうがそれは重要でないからだ。
▲ 第二の領域に集中することが、効果的な自己管理である。
そこは緊急性は無いが、重要なことを挙げている。
人間関係、長期計画、予防保全、準備等。
誰もがこれらの大切さを知りながら、緊急性が低いためにおろそかにしまいがちである。