最近発覚した、はなはだ勘違い二連発。
プロ野球の「契約更改」を、ずっと「契約公開」だと思っていた。
テレビで公開されてるから…
内閣総理大臣の「所信表明」を、ずっと「初心表明」だと思っていた。
総理大臣の就任直後に行なわれるから…
そんな私の両親であるからして、やはり、わけわかんね〜人たちである。
動物番組を観ていた母のお言葉。
母「犬の躾けについて、さっきジェロニモが言ってたんだけどさ〜」
私「誰それ?」
母「ほら、あの、ちょいワルおやじとかで有名な人」
そりゃジローラモだよ……(^^;
さらに、とある冬の日。
エアコンのフィルター掃除サインが出たのでフィルターを掃除したが、ランプが消えないと母が言ってきた。
一度リセットボタンを押すとランプが消えると教えると、今度はランプは消えたけど冷たい風しか出てこないと言う。
「まさか冷房になっちゃったんじゃないだろうね…」と母。
私が様子を見に行ってみると、そのまさかだよ (^^;
リモコンの印がバッチリ冷房のところを指してるぢゃん!
おそらく無意識に切り替えボタンを押してしまったのだろうが、「冷房みたいになってる」と思った時点で、とりあえず確認してみろよという話で……。
そして父。
この御仁は以前よりたびたびネタを提供してくれているが、今回もかましてくれました。
父はこれまでレトルト食品を好いていなかった。でもお茶漬けの素は好きなので、このへんが矛盾(笑)
レトルトはまずいと、いつの時代やら分からない先入観を抱き続けていた父だったが、最近のレトルトは美味しいと、この度ようやく納得したらしい。
だけど自分で温めたことがないので、作り方が分からない(裏面に温めかたが記載されているのは、このさいスルー)。
ある日、レトルトのハヤシ(10食ぶんが1袋に入ったお徳用)を他所からいただいてきた。
さっそく食べてみようと温めて、ふたりで食事をしているときの会話。
父「賞味期限は大丈夫なんだろうな(10食ぶんあるので)」
私「こういうのはだいたい2年くらいあるから、余裕で大丈夫」
父「冷蔵庫に入れておいたほうがいいかな」
私「保存食だから常温で大丈夫」
父「そうなのか」
それから約1分ほど黙ってハヤシを口に運んで
父「でもやっぱり冷蔵庫に入れといたほうがいいんじゃないか?」
だから保存食だって言ってるだろうが〜〜〜〜〜〜〜っ!!
さらに後日、私がレトルトカレーを買ってきたのと同じ日に、たまたま父もどこぞのスーパーでレトルトカレーを買ってきた。
父「100円じゃ安いから美味いかどうか分からないと思ったんだけど、これしか売ってなかったからさ〜」
ちなみに私がそのとき買ってきたのは某食品メーカーので98円だったりする(笑)
で、まあ、レトルトカレー1食分の値段は平均するとだいたい200円前後だから、などと話しながら私が買ってきたカレーの箱を見せると……
「なんだ、それもそうなのか?!」と、父ちゃんビックリ。
レトルトハヤシをもらってきたときに、むき出しのがまとめてビニール袋に詰められていたので、個別販売のレトルトは箱入りのほうがはるかに多いことを知らなかったらしい。
だったらいっぱい(種類が)あったよ〜みたいなことをブツブツ言いながら悔しがる父。
遠からず、どこぞのスーパーにリベンジに行くと私は予想していた。
そして父はリベンジした。
だが、買ってきたのはあろうことか激辛カレー。
うわ〜こんなもの買ってきちゃったよ〜と思っていたら案の定、「辛くて食えない…」と父。
そこで今回は激辛と書いてあるもの要注意とレクチャー。
その後、父はようやく一般的なレトルトカレーを買うことをおぼえた。
だか、買ってくるのは毎回決まって『カリー(←漢字で書いてあるやつ)屋カレー』
それ以外は買ってこない…。
寒さ真っ只中の2月の深夜3時。
なんだか不吉な物音を聞いたような気がして目が覚めた。
枕元ではアッシュがこちらを見おろすようにしてしゃがみ込んでいた。
そして、寝ていた顔のすぐ横には、吐きたてホヤホヤの、例のブツが…
慌ててガバと飛び起きた私の頭から、ポタリポタリと雫がしたたる。
そう、あろうことかアッシュの奴は、飼い主様の頭の上に吐いたのである。
被害は一握りぶんの髪の毛程度で済んだものの、ばっちりしっかりウ○チフレーバーつき!
鏡に向かってティッシュで嘔吐物をこそぎ落としている身の、なんと切ないことか…。
できれば今すぐに頭を洗いたいところだが、こんな厳冬の深夜に寒くて頭なんか洗ってられるかっつーの!というのが正直なところ。
そして思いあまり、半ばヤケクソにもなった私は、ペット用の消臭剤を髪の毛に直にスプレー、いや正確にはもう「ぶっかけた」のレベルでかけまくって寝てしまった(しくしく)
窓を開けたら、小指の先ほどはあろうかという大きな黒バエが部屋の中に入り込んでしまった。
退治しなきゃ〜と思った矢先、ベッドの横の窓ガラスに止まったハエを、アッシュがバシッ!と仕留めた。
「アッシュでかした!!」とばかりにベッドと壁の隙間に墜落していったハエを覗き込むと、瀕死まではいかなかったものの、羽のあたりにダメージを受けた模様。
ティッシュで取ろうとすると、ベッドの下の手の届かない場所まで潜っていってしまった。
なので、這い出してくるのを待つことしばし。
すると予想に反し、ハエはいきなり急上昇してきた。
そこをアッシュがパクッ、モッシャモッシャ……
「ぎゃ〜!アッシュやめれ〜〜!!」と思わず叫ぶ私。
アッシュの口元は片側が白い毛で縁取られているのだが、そこに閉じた口からヒゲではない三本の黒い筋が伸びて、白と黒の絶妙なコントラストを奏でている。
足だよ……
まごうことなき、ハエの足だよありゃ……(^^;
幸いにも口を開かせる前に、くわえ直そうとしてポトンとハエを落としたので、そこをすかさずティッシュで奪取した。
それからしばらくして、またもやハエに入り込まれてしまった。
そしてそのハエも、前回のハエと同じ末路をたどる。
今年の夏はこりゃ殺虫剤要らずだな、と思う反面、咀嚼はやめてね咀嚼は……と、微妙に複雑な心中だったりする。
散歩の途中、すれ違った男子中学生が友人に言ったひとこと。
「すげー、あの犬ってバイオハザードに出てきたヤツじゃね?」
いやそれ、ドーベルマンだから。
いくらゾンビになって襲ってきても、イタグレなんかひと叩きすれば戦闘不能になっちゃうのがオチだから…。
まあ、とっとこハム太郎版のバイオハザードでもあれば、敵キャラとして活躍できるかもしれないけどね。
物干しに布団を干したときの珍事中の珍事。
毛布を取り込もうとして引っ張ったら、小指の第一関節までくらいの大きさの葉っぱが数枚、バラバラと落ちてきた。
そんなものが毛布に付くような状況ではこれっぽっちもなかったので、「えっ、なに?」と一瞬わけが分からずボーゼンとなる。
が、ミツバチよりもやや小型で細身のハチが毛布の付近を旋回し始めたのを見て、ようやく合点がいく。
犯人は、ハキリバチ。
我が家でもよくバラの葉を器用に丸く切り取っているのを目撃するが、このハチは切り取った葉を竹筒のような狭い空間にチマキ状にして何層かに並べ、そこを産卵場所とする。
干していた毛布が折り重なって狭い通路のようになり、そこを営巣場所にしようとしていたらしい。
毛布の裏表をひっくり返してから2時間ほどしかたっていなかったが、切り取った葉を10枚くらい持ち込んでいた。
そんなところに巣を作られようとは思ってもみなかった私もべっくらしたが、せっせと巣作りに励んでいた場所をいきなりバラされたハチのほうも、相当にべっくらしたらしい。
しばらくは未練がましく(恨みがましく?)毛布の、巣を作っていたあたりを旋回していたが、アンタに巣を作られちゃこっちだって困るんだよとばかりに、お引取りいただいた。
ハキリバチは花粉団子みたいなのをこしらえて幼虫の餌にするからまだ良いが、これがジガバチ(基本的には土中に営巣)による勘違いだったら、餌用のイモムシが毛布に張り付けられていたかもしれない…(^^;
よくマズルコントロールというが、アッシュはマズルを握ってもらうのが好きらしい。自分から、私の手のひらを鼻先で押して「握って握って〜」みたいに催促してくる。
まだそんなこととは露知らなかったときのこと。
悪さをしたアッシュのマズルを、珍しくナイスなタイミングで掴むことのできた私は、勝利感に酔いしれていた。
「どうだ〜がっちりマズルを握ってやったぞ〜さあキャンと鳴け〜許しを乞え〜」みたいな感じに。
だが、いくら待ってもアッシュはヒンともピーともいわない。
そのうちになんだか目つきがトロンとしてきた。あきらかにウットリしてる顔だよこりゃ…。
以後、私も無駄な努力は諦めた。
マズルを掴まれて嬉しいだなんて、これがほんとの鼻つまみ者(笑)
満1歳を迎えたアッシュ。
ずぼらなアップの仕方でごめんちゃい……

