これまで、フロントラインに対してあまり良いイメージはなかった。
散歩時には犬たちを極力草むらに入れないようにしているものの、それでも季節が初夏とくりゃ、ノミ&ダニの活動が活発になってくる。
特に私の部屋の絨毯では家ダニが大帝国を築いているのは明らかなので、本当はしたほうが良いのだろうが、注意書きにある『当薬を舐めると涎がダラダラ出る』みたいな記載が気になっていたのだ。
何しろ相手は薬剤であり、殺虫剤(?)である。
短毛のイタグレはフロントラインを塗布すると、なかなか乾かない。
当事者は首の後ろなんて届くはずもないから良いものの、他の犬たちが舐めてしまったらとの危惧があり、毎年その季節になっても殆ど付けたことがなかった。
ところが今年、だいぶ早い時期からイタグレチームの身体を這い回るノミを3回も発見してしまった。
今までだと1シーズンに発見するのはだいたい1回くらいなので、これは大量(←実際はこれまでもそうだったのかも知れないが、視覚的に発見していなければ、いないものと見なされている)。
で、YOKOさんと話していて、「今年はノミが多いんスかね〜」からフロントラインのことになり、「どうもあの注意書きが…」と不安を訴えると・・・・。
あっさり「そりゃマズイからだよ」とのお答え。
私「えっ、そうなんですか?? だったらちゃんとそう説明してくれれば、こっちも心配しないで済んだのに〜」
YOKOさん「注意書きに『これは激マズなので、犬が舐めるとあまりのマズさに涎が出ます』とは書けないでしょ」
たしかに・・・(^ ^;
世の中には体裁とかオトナの対応とかあるので、いくら食べ物ではなくとも、そんな注意書き見たことはナイ。
てなわけで遅ればせながら、我が家でも今年から堂々とフロントライン解禁。
ネットでホームページなどを見ていると、よく「スポンサードリンク」という言葉に行き当たる。
これがいま流行りのアフィリエイトだということは私にも分かったが、実はかなり長いこと甚だしい勘違いをしていた。
そう、スポンサードリンクを、スポンサー・ドリンクだと勝手に思い込んでいたのだった。
つまり飲料メーカーのスポンサーだと。
その割には飲み物とは関係のない内容にリンクされているので、「飲料会社も手広くやってんのね」みたいな・・・・。
何しろミスドーやユニマットが、マットやモップをレンタルしている時代である。
が、ある時それが英字で書かれているのを見て、正しくは「スポンサード・リンク」だったことを初めて知った。
スポンサーのリンク・・・・・(^▽^;
ちなみに、某栄養ドリンクの「肉体疲労時の栄養補給に〜」のことを「肉体疲労児の栄養補給」だと、ずっと思い込んでいた時期もあったりして。
『トリック』とか『金田一シリーズ』とか、ちょっとレトロな雰囲気を醸し出す場所を舞台にしたミステリー番組が大好きである。
某局で『カクレカラクリ』という、カラクリ人形をモチーフとしたミステリーを放映したのだが、番組宣伝でチラリと目にした雰囲気は、まさに好み。
これは是非とも見ねばと思ったものの、ちょっと忙しくてリアルタイムでの放映は見ることができない。
そこでビデオに録るために、新聞のテレビ欄で時間の確認をする。
「えーっと、カクレクマノミは〜」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(^▽^; アセアセ
おいおい、そりゃニモだろうが〜
と、自分の過ちに気づき、新聞片手にひとりツッコミを入れた私であった。
人間にもそれぞれの体臭があるように、犬にも個々の体臭がある。たぶん……。
ワトスンはなんとなく乾いた布巾のような匂いがする。
ブレイズは湿った雑巾の匂い。
ホームズはちょっとおシリの穴の匂いくちゃい。
そしてニーニは・・・・・・・・・ケ(ダ)モノの匂い。
ワトスンは抱っこされるのが好きではない。
腰痛持ちなので抱き方によっては腰に響くからという理由もあるだろうが、だいたいが抱っこ=病院など、ロクなイメージもないのだろう。
そんなわけで、御歳15歳になっても自力で階段の上り下りをしている。
だが、やはり寄る年波には勝てず、ときどき脚を踏み外してコケるなど、ヒヤリとさせられることもあった。
そしてあの日・・・・・。
最後の5段くらいで脚を踏み外したワトスンは、私の「ワト〜〜〜!!!」の絶叫に見送られながら、あたかも鎌田行進曲の階段落ちを彷彿とさせる見事な一回転を披露しながら落ちていった。
慌てて階下におりて行くと、落ちたショックからか、私の絶叫にビビったのか、ブルブル震えていたものの、その後何ごともなかったかのように散歩に出かけ、何ごともなかったかのように夕飯をたらふく食べた。
う〜ん、日本犬て頑丈だ〜
などと妙な感心をしてしまった私(^^;
だってこれがイタグレだったら、脚の一本も折っていたかもしれないし。
でもさすがに危ないと、抱っこしておりることに決めた・・・のだが、抱っこしようとするとワトスンは慌てて階段をおりて行こうとするため、これはかえって危険かも。
そんなわけで再び自分で階段を上り下りするワトスンを黙認。
ところが、またまたある日、今度は階段を4段くらい下りたところで腰にきてしまったらしい。
「キャン」と小さく鳴いたかと思ったら、そこからダイブしてしまった。
「ワトぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
またしても私の大絶叫が響き渡る。
この話のスゴイところはここからであるが、我が家の階段は途中でカーブしているため、下から3段目がちょっと幅広の三角形をした踊り場仕様になっている。
4段目からダイブしたワトスンは、なんとも見事にそこに着地。
長野五輪の原田選手にも負けない、見事な大ジャンプであった。
もちろん、たまたま運が良かっただけであるが・・・。
この時も慌てて階段を下りていき、ワトスンの様子を確認するも、しばらく手の震えが止まらなかった。
こんなことを続けていたら、ワトスンと私の「どっちの心臓が先に止まるでショー」になってしまう・・・・。
もう嫌も何も言っていられないと、階段を下りる際には抱っこを強制執行。
だが、「ワト、階段おりるなら抱っこしないとダメ」と説得する私を不信の目で見ながら、ビミョウな間合いを保つワトスン。
いつも数分の牽制し合いの後、ようやく抱っこにこぎつけるのだが、階段をおりている間中、いつ抵抗して暴れだすかとビクビクもの。
これはこれで、ものすごくコワイ。
あれこれ考えた末に、胴輪着用にて私が横につきそいつつ、自力でおりさせることにした。
これならば途中でワトスンがコケても、下まで落ちてしまうことはない。
っていうか、最初からこうすりゃ良かった・・・・。
ふと見れば、父が台所でサツマイモを洗っていた。
もちろん、蒸かして食べようと思って洗っていたのだが―――
おいおい、このおっさん、台所洗剤つけてスポンジでイモの表面洗ってるよ・・・・
父いわく「だって砂とか付いてたら嫌じゃん」
たしかに理屈は合っているが、それをやっているのがうちの父だから納得いかんのである。
なぜなら・・・・・
それは、とある日の出来事である。
洗っておいた醤油挿しに、醤油が入れてあった。
それ自体は別に不思議でも何でもないことだが、前回の使用で販売時のボトルに入っていた醤油は使い切ってしまったので、新しいのを開封しなければならない。
しかし、2本並んで置いてあるボトルは、どちらも未開封。
父いわく「シンクの下の開き戸の中に入ってたやつから入れた」
実は以前はそこに醤油のボトルをストックしてあったのだが、水漏れ事件が起き、中に入っていた物を一時的に避難させたまま、ズボラな我が家族は、その一時避難所がそのまま置き場として定着してしまっていたのだった。
そんなところに醤油入ってたか?と思いつつも、ひとまず納得。
ところが、新たに醤油挿しに入れた醤油というのが、なんだか変な味がする。
どうにも美味しくない。
そう思いつつ2日ほどが経過し、「もしや?!」と思った。
たしか開き戸の中には、めんつゆのボトルが入っていたはず。
これって醤油じゃなくて、めんつゆじゃないの〜??!
それならば、この妙な味も納得かも。
そのことで父を糾弾すると、「いや、確かに醤油だった。でも、入れる時になんかドロッとしてたんだよな」
・・・・・・・・・・・・・・・・・(^▽^B
それは、水漏れ事件のドサクサに紛れ、残り一回分の量をボトルに残したまま何ヶ月も忘れ去られ、ついでに猛暑越しした醤油だったらしい。
うげぇ〜〜〜〜(‐Д‐B
めんつゆより、なお悪いっちゅーの!!
入れた時にドロッとしてて変だと思ったら捨てろっちゅーの!!(`☆´#
その風味を思い出すと、今でも胸がムカムカする。
まったくオソロシイ父である。