

ニーニがチェストの上の物を悪戯することをおぼえてしまった。
オモチャ箱が踏み台になり得ることに気づいたのだ。
窓際のそこは室内で越冬させる植物の置き場になっており、まず標的に
なったのが初恋草の挿し芽。
部屋のドアを開けたら見事に墜落させてあった。
「むぅ〜〜(‐‐;)」と思いながら散乱した土や挿し芽を片付ける。
ところが回収した挿し芽と、挿したぶんの本数が合わない。
食ったのか?!と思っていたら、後日、犬用ベッドを天日干しした時に
中敷きの下から出てきた。
もちろん、初恋草の挿し芽は全滅・・・
次に標的になったのがデュランタ。
上半分がものの見事にボウズにされた(‐‐B)
ニーニのスゴイところは、私が部屋に居る時でも、人の背後でこっそり悪戯
しようとするところではないだろうか。
他の犬たちはヤンチャ盛りの時でも、さすがにそこまで無謀じゃなかった。
背中に目がついているわけではないが、広くもない部屋のこととてもちろん気配で分かる。
そして怒りの鉄槌を下される。
でも懲りない。。。。
それが分かっているならオモチャ箱を移動させれば良いだけのこと、とは正論だが、いかんせん手狭な部屋なので移動させてもどこかしらに隣接してしまい、そこに新たなるテーマパークが開設されてしまう。
そして今日、部屋のドアを開けた瞬間「ギャ〜〜ッ!ニャンコ先生〜〜!!!(←最近そう呼んでいる)」と絶叫してしまった。
やっと花芽をつけた洋ランが墜落していたからだ。
しかも一番多く花芽をつけていたバルブが食いちぎられ、細切れにしてあった(‐‐#)
私が2階の部屋にあがってきた時、それはちょうど調理の真っ最中
だったらしく、ベッドに退避してブルブル震えているニーニ。
現行犯とくりゃ、怒りの鉄槌×3倍。
ニーニの絶叫がこだまする。。。。
しかしながら、さすがにこれ以上被害を増やされてはたまらない。
そこで一か八かの作戦に打って出た。
コードネームは「ニーニホイホイ」
ホイホイといえば?
そりゃもちろん粘着ネバネバ。
ゴキブリ以外のものも捕れます??
てなわけで棚の、ニーニが前脚をかける部分に粘着面を上にした
ガムテープを貼り付けたのだ。
効果はあった。
その棚の上の植物たちには平和な生活が戻ってきた。
しかし数日後。
部屋のドアを開けた瞬間に、またもや絶叫が響き渡ることとなる。
本棚の、絶対に届くはずのない場所に飾ってあった名探偵コナンの『ホームズバージョン』が堂々と床に転がっているではないか!
このオモチャ(フィギュア?)は以前に某コンビニのキャンペーンに供された景品のひとつだが、ホームズバージョンが欲しいがために(←いちおうホームズ関連品のコレクター)、わざわざ隣町まで欲しくもない商品を買いに行ってGETしたという戦利品である。
それが無残にもガス灯の接合部分が消失し、コナンの被っているディアストーカーの一部に歯でほじった跡が・・・(しくしく T▽T)
とりあえず足掛かりにしたとおぼしき箇所にもニーニホイホイ一枚追加。
しかしさらに数日後、またしてもコナン人形が墜落させてあった。
今度こそ完膚なきまでに歯型が付けられ、コナンくん瀕死の重傷(号泣 T▽T)
本棚のヘリにもニーニホイホイ追加。
しかししかしさらに数日後、今度は反対側の棚に被害が。
そこのヘリにもニーニホイホイ追加。。。。
かくして、日ごとにニーニホイホイが増えていき、私の部屋はアヤシさを増していくのであった。
黒マメニーニの尻尾の先は、ほんのちょびっとだけ白い毛になっている。
母がニーニを抱っこしていた時のこと。
ゴミが付いているのかと思って取ろうとしたらしい。
で、しばらく不毛な行為をしたのちに「あ、尻尾の先っちょだった」とようやく気づいたらしい。
(しかもこれはニーニが我が家に来て半年も経ってからの出来事)。
だが、そんな母の愚行を笑えない私である。
なぜなら私も同じことをとっくに実行済みだから。
さらには。。。。
ガングロニーニの口の先はちょっとだけ白い。
ある散歩中に、夜で暗かったこともあり、上から見たらそこだけぼんやりと白く目だっていた。
てっきりニーニが道に落ちていた花びらか紙くずをくわえているのかと勘違いし、取り上げようとしゃがみ込んだら口の白毛、ニーニオリジナルのファーだった。
身に覚えのない濡れ衣を着せられたことに、ニーニは気づいていない。。。
布団の上を小さな蜘蛛が歩いていたので、外に逃がそうと思ってティッシュでつまみあげた。
いちおう蜘蛛は益虫なので、外に逃がすことにしている。
放っておいて犬たちにでも見つかろうものなら、後に変死体で発見されるから。。。。
でもこの蜘蛛、なんかヘン。
脚がタラバガニみたいな形してないか??
しばし、じーっと蜘蛛を見つめる私。
こ、これってひょっとしてダニーくん?!!
そのまま丸めて握り潰したとも。
携帯を持って早半年。
身に覚えのない着信音が鳴り渡った。
見ると、待ち受け画面に「! メールがメッセージセンターに届いています」みたいな文面が。
が、しかし、どこをいじっても携帯は頑なにその文面を待ち受け画面に張り付けたまま、うんともすんとも言わない。
しかも、この最初の『!』マークは何なんだよ??
いかにも要注意という感じで不安をそそる。
説明書をぱらぱらとめくってみたものの、結局は調べるのが面倒臭くなってサービスセンターへ連絡する。
オペレーターの人にかくかくしかじかと事情を説明すると、「機種は何ですか?」と尋ねられた。
は? 機種???
ウ○○コムに電話しているんだから、ウ○○コムってことはないよな〜などと頭を悩ませた私の目に飛び込んできたのは、待ち受け画面下に刻印されている『KYCERA』の文字。
答えましたとも、「キョ○○ラ」って。
しかし相手はさすがオペレーターのプロ。
やんわりと「あの、型番わかりますか?」
それに対して「あ、今、説明書しか手元にないんで良くは分からないんですが、○○の××ですか?」と自信なさげに答える私。
説明書って、たまにあるでしょ? 複数の型番で同じ一冊を使っているやつ。
だから保証書じゃないと正確には分からないと、つい思ってしまったわけ。
機械オンチ、という言葉ではもはや括れない『MY WORLD』(^
^;
ちなみに型番は、本体の一番下に刻印されていましたとさ(←YOKOさんに指摘されて発覚)