われている)、そういったひとときを享受するのは実に貴重なことではないのだろうか。
と、自己正当化の弁で締め括っておこう。

最後に、バーベキューセットを持参して食事を一層豪華なものにしてくださった名遊家のご両名、本当にご馳走さま&どうもありがとうございました!!
加えまして、黙々と焼き係を担当してくださいました今回一番の功労者、名遊パパさんに改めてお礼を申し上げたいと思います。

また次回もよろしくお願いしまぁ〜す♪♪ ←ひとこと余計
う〜ん、まったり♪♪
こうして、悲喜こもごも、さまざまな犬模様を織り成しながら、秋のさわやか…とは言い難い、いきなりの夏日の「おいおい、もう十月も後半だぜ〜」という陽気のなか、時間はゆったりまったりと流れていった。
もしも現世で人間に生まれていなかったら、おそらくマンボウかタコクラゲにでも生まれていたであろう私は、ひたすらこの楽しくのどかな時間をボ〜〜〜ッとしながら堪能していたらしい。
何しろ、食事が美味しかったとか、要所要所の出来事は憶えているものの、「はて、私はいったい何をして過ごしていたのやら」と、総体的な記憶となると、微妙に曖昧だったりするので。
でも、あくせくと日々の生活に追われるなか(←私もいちおうは
に嬉しく、改めてLITTLE WONDER & YAG'Eの一員に加えてもらっているシアワセを感じるのである。
そんな楽しい食事の最中、「ティッシュ ティッシュ」という言葉が聞こえてきた。 
左が同胎の三男くん改め、チョコくん。
優しい顔つきのせいか、なんかニーニより
おしとやかに見えるのは気のせい?
それでもこんな場合、ブレイズやホームズなら名前を呼ぶといちおうは嬉しそうに全力疾走してくる。
ところがいくら「ニーニ!」と呼べども相変わらず
ぼへら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ
用があるならお前が来いとでもおっしゃりたいわけ? (^ ^#
実はニーニはいまだに呼びがきかなかったりする。
お利口さんのウニカちゃんは、ニーニの月齢の頃にはとっくに習得していたというのに。。。。
でもまあ、この場合はニーニがどうのというより、飼い主の躾け方の差に尽きるであろう。
この親にしてこの子あり、という言葉通りに。
ちなみにわが家では「ニーニ」と呼ぶとホームズが来る。
そしてホームズを呼ぶと、先にニーニが来ていることも時たま。
どうも躾の在り方に、根本的に問題があるような(^ ^;

某ロケ地にて、大女優、名誉さんの出待ち風景。
「なに血迷うてるねん、どつくぞコラ〜」
なんと名誉ちゃんとバッジオくんのカップル誕生である。
例の、ウサギ小屋にイタグレを放したがごとくの、「女と見れば見境ナシ」的なワーワーキャーキャーの有り様ではなく、「オトナじゃ〜ん」的な雰囲気のツーショット。
仲良く寄り添って木蔭を散歩している姿は、まさにふたりだけの世界。
だがしかし、恋のキューピットとは気まぐれなもの。そんな微笑ましい光景ばかりが繰り広げられているわけではなかった。
本命のきりん嬢を同伴してきたにもかかわらず、浮気している孔明くん。
しかも意中のお相手は同性のエースくんじゃあ〜りませんか!
キミキミ、この前はたしかヴォックくんにアプローチしていたのでは??
当然のことながら、こちらの男同士のカップルは成立ならず、エースくんに冷たくあしらわれ、ちょっとトホホの孔明くんでした。
顔を突き出してパクンと戦利品をGETしていく。犬たちにとっては毎回のオフ会がサバイバルなのだ。
運良くご相伴に預かったものにとって、それはなんと実り多き1日であることか。
たとえそれで帰宅後お腹がピーになって夕飯抜きにされようとも、いま根性を見せずして、いつ見せるというのか? みたいな。
名遊家がちゃーんと犬たち用のお肉も持参してくださったのだが、それは別腹らしい。

ところで今回のオフ会、一部の犬たちの間では合コンと化していた。
ポケットティッシュがテーブルの上に置かれていたので、「ここにあるのに気がつかないのかな?」なんて教えてあげようと思ったら、『ティッシュ』ではなく『キッシュ』だった。
実は私は『キッシュ』なる料理の名前をこのとき初めて知ったのだ。
それって無知すぎる?(^ ^;
と、内心ちょっと焦っていたら、当の製作者であるサナっちさんが「えっ、そう言うの?」
ビバ! サナっちさん!!
とりあえず仲間ひとりゲ〜ット♪と胸を撫で下ろす。


さて、オフ会の真の主役たる犬たちであるが、もちろん楽しい食卓のお招きには預かれず、羨ましげな視線を向けて舌鼓を打つ人々の周囲をウロウロ。
しかし敵もさるもの。
ちょっとでも油断しようものなら、ひょいとテーブルの上に
思いをするのは嫌だし。
吉岡ドッグランは周囲を取り囲んでいる木々が風除けになるうえ日当たりも良いので、暖かいとなったらとことん暖かい。
昨年のクリスマス会での二の舞にならないためにもここは着脱可能な重ね着が得策。
半袖Tシャツ、長袖シャツ、丸めてリュックに収納できる薄手のジャケットと三段階(←すでに完全武装の域)
さすがにジャケットは要らないかという雰囲気ではあったが、10月も後半ともなればそれまでに肌寒い日も何日かあったことだし念のためにと、常日頃からツメが甘いくせにつまらないところだけ用意周到だったりする。
腐っても幹事という立場上、こういった情報は順次に耳に入る。
そして、ここに至ってはさすがに「軽くヤバイかも〜(^▽^;)」と微妙に危機感に見舞われる。
過去のオフ会を振り返りゃ、私の持ち寄り品といえば毎回必ず何の芸も無くジュース各種で済ませていた。
いちおうは幹事だし、オフ会場の近場在住だし(実は最短)、ここらで少しばかり心を入れ替えないとアカンかも。。。。。
とはいえ、いったい何を出品すれば良いのだろう。
へたに前日から作っておいて、集団食中毒でマスコミデビューするのだけは避けたい。
微々たるレパートリーの中からあれこれ頭を悩ませていた時に、ふと目に留まった冷蔵庫の中身。
それは父がスーパーで買ってきた焼き豚。
チーーーーーーーーーーーン♪ と一休さんのごとくに閃いた。
オフ会の案内状を出す際に、「昼食は各人で用意」と記載したので正確には自分たちのぶんだけ用意すれば良いのだが、多めに持参してくださったかたも多かった。
時間的な余裕とか、その他さまざまな状況が各人違うので、オフ会に参加する全員が必ずしも「他の人のぶん」までをも考慮できるわけではない。
そもそもが幹事二人して最初はコンビニで済まそうと思っていたくらいだから。。。。
しかし誰もそんなことは気にせず、「食べて食べて♪」と気持ち良く持参した食料を振舞ってくれるので、幹事として、また万年ジュース係(今回はいちおう脱却したけど)として、非常
飼い主が一方的に要らぬ体力を使った頃、名遊家ご持参のバーベキューがいい感じで焼けてきて、それを合図にテーブルの上に他の参加者も思い思いに持参してきた食料を店開きする。
ドッグランに来ているんだから、この広さをもっと有効活用せんか〜〜〜!!
てなわけで飼い主が率先して有効活用してみせようと、駆けっこに誘ってみる。
のだが、振り返ってみればスタート地点でぼへ〜〜っとこちらを見ているニーニ。。。。。

たくさんの親戚犬たちを前にして、わが家のタスマニアデビルことニーニがいったいどんな反応を示すか
いつ見てもニーニの顔は偉そう
飼い主としてはもちろん興味津々。
ハイテンションでぶっちぎるか?
それとも内弁慶の腰抜けと成り果てるか??
これまで育児日記ではニーニのヤンチャぶりを書いてきたが、その反面、サイレンの音や拡声器の声が怖いとか、ブレイズが吠えると落ち着き無く慌てるとか、意外と小心な面もある。

案の定、いつもの極悪ぶりはどこへやら。
親戚犬が続々と到着するなか、ブレ&ホーとともにオロオロと飼い主のあとをくっついて歩き、すっかり『借りてきた猫』状態。

「あら、ニーニちゃんたら大人しいじゃない」などと、うちの家族が聞いたら耳を疑うようなお言葉を、何人かの参加者から賜ってしまうほどの豹変ぶり。
まったくうちの犬たちときたら毎度毎度のことながら、せっかく
そしてその横には2個のキャリーケース。
そう、ニーニが増えたことによって荷物も増量中。。。。。
お迎えの時間の少し前、大きいキャリーケースにブレイズとニーニを、小さいほうにホームズを押し込みYOKOさんの到着を待つ。
空は雲が切れ、ピカピカの晴れ間が顔をのぞかせている。
朝7時の時点ではまだ冷やりしていた空気も、9時頃にはだいぶ暖かくなっていた。この様子では前日の天気予報のほうがアタリかも。
果たしてドッグランに着くや即座に、ジャケットと長袖のシャツを脱いでTシャツ一枚となる。やはり要らぬ用意周到さだったか。。。。。
そこへ、まだ湿り気を帯びている地面を歩いた脚でベタベタと手形をつけてくれる犬たち。
「ぎゃ〜っ何すんねん!」という間もなく、あっという間にTシャツ泥だらけ。

さて今回はLITTLE WONDER のJ胎、K胎の社交界デビューである。

そんな、いかにもこれからオフ会に出掛けますよと言わんばかりの挙動に、出発の一時間も前からヒュンヒュン鼻を鳴らしてソワソワしだすブレイズとホームズ。
つられて、わけも分からないくせにニーニまでもがハッスルしている。
ブレ&ホーたちよ、そんなにオフ会を心待ちにしているのなら、現地でももっと楽しそうに盛り上がれやという話であるが。。。。
ちなみにワトスンはといえば、出掛けに留守番賃として与えようと思っていたグリーニーズを下駄箱の上に置いたのが早くもバレて、狛犬のごとく下駄箱前に鎮座していた。

おいおい、いったいどっちなんだよ? どっちを信じたらいいわけ??
寒がりの私にとって25℃と22℃では体感的にどえらい違いでり、着ていく服をどうするか悩むところ。
もっと有益な悩みを持てよという話ではあるが、やはり荷物はできるだけ少なくしたいし、さりとて寒い
いたってシンプルゆえに初挑戦でも失敗する確率は極めて低い。
母に教わりながら、無事完成〜♪
味も母の作るものと少しも変わらない(←要所要所は母が自ら手を下したので当たり前)
でもまあ、いちおう手作りであることに変わりはないし〜。
これで面目躍如ということにはなろう。

明けてオフ会当日。
雨は昨日のうちに上がり、天気は良好。
前日の予報だと最高気温が25℃くらいまで上昇すると言っていたが、朝の予報では22℃となっていた。

焼き豚ならば前日から作っておいても問題ないじゃん、よし、これでいこう! と。
そこでオフ会前日、雨ニモマケズ、近所のスーパーまで材料の買い出しに行く。もちろん徒歩で。
わが家における焼き豚製作担当は母なので、自分で焼き豚を作るのはこの時が初めて。
と言っても肉を煮込むのに少々時間を要するくらいなもので、作り方は
ところが同類だと思っていたYOKOさんが、お母さんお手製のおはぎを持参することとなってイチ抜けしてしまい、さらには名遊ママさんからもバーベキューの申し出をいただく。
そしてサナっちさんがシャケ飯を作ってきてくださることになった。
しかも『村上』という美味しいシャケを使って。わ〜い♪
ちょうどこの時期、村上ファンドがマスメディアを賑わせていたのだが、もはや私にとって『村上』はファンドにあらず。
シャケ以外の何ものでもない!!(きっぱり)
テレビから「村上」という言葉が聞こえてくるたびに、必ず「のシャケ」と内心で一人ツッコミを入れまくっていたほど。
と、ここまでは「わ〜い、わ〜い、シャケ飯だ〜♪」などと、とっても能天気に喜んでいた私。

しかしサービス業をなりわいとしているため、当日は出発間際まで仕事がある(←お客さんが来ればの話)
などと大義名分を盾に、当初の予定では手作り弁当など用意する気などさらっさら無かった。
一時間早起きすればじゅうぶんに作る時間はあるじゃんという話ではあるが、昔から早起きは超苦手だし。
となれば残された道はコンビニ襲撃。
「集合時間が11時なら、ラパーク(10時開店の近所のスーパー)でお惣菜とか買えるんだけどな〜」とYOKOさんに漏らすと、「なに言ってんの、幹事はコンビニって決まってるんだよ」の即答も返ってきたことだし。
ここは手っ取り早くお手軽に済ますということで。
だがそんな幹事二人組の行動パターンを読みきっていた第三の人物がいた。誰あろうサナっちさんである。
気分はちょっとエマニエ〜ル??
しかしながらここで何某かの教訓を得たからといって、次回に活かされることはたぶん、ない。
なぜなら、それが私という人間だから ←開き直り

さて今回はサバイバルオフ会であるからして、自分で当日の食料調達をしなければならない。
今回はとりたてて『○○大会』などの銘を打たず、幹事はただ会場のセッティングと開催のお知らせメールを出したのみ。
食事は参加者各自で持参していただくこととした。
で、敢えてタイトルをつけるなら『サバイバルオフ会』とでも命名しようか。
食材などの事前準備がないので参加人数を把握する必要もないし、今回の幹事は楽チン楽チン♪
などと気を抜いていたら、電車で参加の送迎組に待ち合わせ場所と時間の連絡をするのをうっかりさっぱり忘れていた。
開催前日の朝になってハタと気が付き、大慌てでメールを打つ。
やはりツメの甘さは今回も健在だったようだ。

ただでさえ常日頃から気が抜けている人間が、さらに気を抜いたらどうなるかという良い教訓であろう。

結果的に、辛くも事無きを得たとはいえ。

10月のとある一日、今や恒例となったLITTLE WONDER & YAG'E秋のオフ会が開催された。