ゴールデンウィークに嫁さんの実家である千葉県に行き、久々に磯釣りを満喫してきました。
場所は嫁さんの実家から20ｋｍ位の所に有る『白間津の磯（シラマズ）』という所です。
ここは南房総を代表する地磯の中では第一級ポイントであり、毎年ヒラススキの80ｃｍオーバーがあがる場所です。
最近は場所荒れして少なくなりましたが、私がまだシーバスに夢中だった頃は南房は未開拓地であり、10ｋｇ級のヒラスズキの魚拓が毎年10枚程は釣具店に飾ってありました。
その様なポイントにもかかわらず、磯上物の釣果は余り聞かれません。（千倉の黒鯛は有名）
比較的入磯し易いポイントであり、カゴ師やら底物師やら老若男女入り乱れ、相当場荒れしています。
しかし水深もあり、潮も通すので私は気に入っていて毎年通っています。
冬季にはいまいち釣果はないが、このシーズンには中型の「尾長」が釣れるのです。

ＡＭ9：00頃現地に到着したが、相変わらずの繁盛ぶりで何とか車を駐車できた。
去年は重たい荷物を持って、せっかくポイントに到着したがやる場所がなく、移動せざるおえなかったが、今年は何とかキープできました。
風、ウネリとも昨日より落ちたが、結構ウネっていて良いサラシが出ている。
しかし私のポイントは目の前に大きな根があり、沖目は攻められない。
際と根の間を狙うしかないのだがウネリが大きすぎる。
困ったな〜とコマセを作りながら悩んでいると、角にいた2人組がもう帰り仕度をしている。
そこで、空いた場所にシフトしていざ戦闘開始！。
コマセを撒くとイワシが大量に浮いてきた。20ｃｍ級である。
ハリスは2号で2ヒロ固定にし、ウキはＢをチョイス。ガンダマをハリスに2ヶ打った。
角から斜めに出るサラシに乗せて行きたいが、ウネリが根に当り波となりウキが戻されてしまう。
エサはイワシには取られない様だ。とにかく沖はラインが横に流され攻められないので近場狙いとした。
そのうち向えの磯に居た人達も帰ってしまった。エ〜？釣れてないの〜？。
そんじゃ「イワシ」でも釣ってきますか、と小針に換えて流すがイワシは掛からず・・・。
（嫁さんの実家じゃメジナは歓迎せれず、イワシ、アジの方が喜ばれるのだ。）

ウキは結構沈むんだけど、なかなか掛からない。そこでラインを張り気味にしコマセと同調するまでは少し緩めて自然に流し、なじんだ頃に少しアッパーラインを上げてみた。
そこでアタリがあるが、そのまま合わせても掛からないのでウキを持って行かせて段々ラインを張りながら誘うとコツコツンと竿先に来た。すかさず合わせると25ｃｍの「尾長」がヒット。
今回はこの釣法でコッパ〜25ｃｍサイズまで約20匹ヒットした。

周りは釣れていない。シロウトばかりだから仕方ないか・・・。でもそのシロウト？にやられてしまった。
午後になってオジサンが隣に来たが、そこは向えにある磯が近く、水道を攻めるしかないのだが、今日のウネリでは無理。
その内側はワンドになっており満潮時以外はほとんど水深の無い所である。
ファミリーや兄ちゃん達がやっていたが、せいぜいアイゴが掛かる位でメジナのポイントでは無い。
午後3時過ぎになってやっとそのオジサンにヒットした。そのオジサンは合わせる時、オープンベールにしているのかどうか分からないがバラバラ〜と道糸が出てしまい、そんな事をズーっとやっていた。
やっとかかった魚だが結構引いている。アイゴだなと思って横目で見ていた。
竿は2号以上みたいなので余り曲がっていない。オッ！なんとフロントドラグを緩めてる。
そして上がってきた魚はな、なんとメジナじゃ。
しかもでっけ〜。オジサンあわててまだ魚が弱る前にタモを入れてしまった。メジナはまた突っ込む。
タモは水面に入ったら水圧で上げられない。オジサンにっちもさっちもいかない。これだからシロウトは困るよ。
ついに私も竿を置いて自分のタモを持って手助けにはいった。
しかしタモを伸ばしている最中に納まった様だ。
オジサンはタモをたたまず、グラスが大半のタモを曲げるだけ曲げて、ブチ抜いちゃいました。やめてくれ〜。
でも魚は40ｃｎオーバーの口太でした。こんな場所で、ウソだ〜。
俺今年はまだ40ｃｍオーバーのメジナ釣っていないのに〜。
オジサンが喜んで帰った後そこを攻めたけど、2匹25ｃｍクラスの尾長を追加したのみ。

大型は出なかったが久々に磯釣を満喫し、尾長の引きも味わえて満足だった。
ところで、↓画像にある「ウミタナゴ」らしき魚は何でしょう。ウニタナゴに似ているけど腹が出ていて不恰好だし、色はオレンジだし。知っている人は教えて下さい。

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