日  時 4月1日(日)
ポイント 式根島
対 象 魚 メジナ(尾長)他
釣   法 ウキフカセ
式根島だぁ〜! 真鯛です。

4月1日(日)式根島へ行って来ました。
同行メンバーは、「B先輩」と「SM先輩」の計3人。
両先輩は年に一度は「男女群島」に遠征に行くエキスパートである。
私は、今回が離島遠征は初体験であった。

AM3:30に下田港から式根の瀬渡船が迎えに来る為、徹夜で車を走らせたが積雪の為天城越えが出来なかった。
西伊豆廻りの影響か「SM先輩」は珍しく車酔いしてグロッキーであった。
片道1時間半の船旅の先が思いやられる。
一応酔い止め薬を飲んで、私はキャビンで仮眠を取りながら出船となった。

夜が明けて来たので外に出てみると、丁度新島沖を通過中であった。
15年程前に2回程新島へ遊びにきた事があったが、こうして海から間近に見るのは始めてであった。
この雰囲気と、出発前に某オークションで念願の車を超格安で落札出来たノリもあり、尾長の60cmオーバーへの期待はピークに達した。
式根島の港で名古屋から泊まりで来ている4人組を追加し、いよいよポイントへ向かった。
話を聴いてみると、先週も昨日も全然釣れていないとの事。
でも今日は違う。今日は最高にラッキーな日なのだ、と自分に言い聞かせた。

岬を廻ると風が強くなり、ウネリがでてきた。
結局良い磯には乗れ無いらしい。

私たち3人は、
風向きを考慮したポイントに降ろしてもらう事ができた。
ここで場所決めの為3人でジャンケン。『勝った!』よし、一番良いポイントをゲット!。
やはり今日は最高についている。60cmオーバーは頂いた!。

そうこうして、早速釣開始!
「SM先輩」は更に船酔にやられ最悪のコンディションだったが、すぐに42cmの尾長をゲットした。
さすがは離島。これは入れ食いかも?と更に期待が高まる。
しかし今日の遠征用のタックル、2.5号竿にテクニウムの8000番、5号のライン、重い、風に取られる、釣りづらい。
でも、60cmオーバーがターゲットなのだ。これ以下には落とせない。
その後「B先輩」がポツポツと小型の尾長を追加したが、私にはアタリが無し。
際を攻めても、潮に乗せても、サラシを攻めてもエサが取られない。
スルスル釣りで竿2本位まで探ってもみた。潮も動かなくなり、「B先輩」は何時の間にか釣りを止めて磯の上で寝ている。
その時、「SM先輩」の悲鳴(?)が聞こえたので見てみるとかなりの大型がかかったらしい。
磯際で何度も突っ込まれ、がまかつ遠征2号が結構曲がっている。
寝ている「B先輩」に大声を掛けて起こすと、タモを取りに行ってくれた。
結局上がったのは、な、なんと、69cmの真鯛であった。
でっけー!さすがは離島。そしてさすがは「SM先輩」!すばらしいやり取りだった。
昼食後潮が動いたが、速さがその辺の磯とは全然違う。
あっという間にウキが見えなくなり、もっと流したいのだが流れが一本の為、3人では潮上にいる私は流しきれない。
その潮を諦め、根際を攻めるが、サラシもたいしてないのにどんどん沖へ流される。
ヤッベー、時間が無い。2時上がりなので1時半で終了になってしまうのだ。どこを攻めればいいの?
エサを付替えしている間に、今度は潮が逆になった。なんだこりゃ〜。どうなってんだ〜。
「B先輩」もその潮に乗せてはるか彼方まで流していたが、仕掛けを回収しようとして巻き取ったら、何かゴミでも引っ掛った模様。
しかしそれは小型の口太であった。(ラッキー???)
結局それで本日はしゅ〜りょ〜・・・・。

釣果は「SM先輩」が
69cmの真鯛1匹と42cmの尾長1匹。
「B先輩」は37cmと35cmの尾長と33cmの口太
そして私はボーズであった。 

オークションで運を使い果たしてしまった様だ・・・。違う、正直この潮を攻めきれなかった。
暖かくなればまた釣果も変わると思われるが、本日のタナは通常では考えられない、10m以上だった様だ。
次回遠征は名古屋のチームの方々と交流の為、当式根島で簡単な大会を5月に行う予定である。
課題を残したが、次回は頑張りたい。

37cmと35cmの尾長と33cmの口太! 真鯛は・・・? 先々69cm!!