平成13年 7月21日    アジ五目&キス


日  時 7月21日(土)AM4:30〜PM12:30
ポイント 久能沖
対 象 魚 アジ五目&キス



出船風景

今日は、用宗港より『形栄丸』でアジ五目&キスつりに行ってきました。
同船では、前回同様アジ狙いでの出船だか、どうも好不漁の両方の情報があり今回は、キスの道具も持ち込んでの2刀流での釣行にしました。
今回のメンバーは、なんと9人。
形栄丸は、決して小さいわけでもないが、最近これよりも大型船でMAX8人の釣りに慣れてしまった私としてはかなり窮屈な釣行となった。
(三保沖は、協定により1船8名までとなっているため)

集合時間の4時30分をを少し廻った処で、船長が到着。
結局出船は、5時チョッと前となってしまった。

この日のポイントは、久能沖。港から15分ほどの近場である。
最近、つり雑誌で40〜50cmの大アジが釣れまくっているとか紹介されたポイント?付近である。
ここでは、カツオやら小型のカンパチも釣れているとの情報もあり淡い期待を込めながら仕度をする。
今日は、右舷4人。左舷5人で、私は左舷みよし。
オマツリが予想されるため、仕掛けは何時もより短めの4.5m。
餌つりの仕度が終わると、もしもの為のルアーもセットし準備は万端だ!

程なくポイントに付き、いよいよ投入。
何か、何時と潮色が違うような気が・・・・。
いや、確かに違う!何時もより赤っぽい。
雨による濁りか、それとも・・・。

ともあれ、釣りを開始したわけだが、何時もどうりというか当たらない。
暫くすると、なにやらナブラが!!
この日、私とす〜さんは意地汚くもルアーをセットしていたため船首に移動!
運良くナブラが近づいてきたため早速キャスティング!狙いは、ナブラを散らさないよう直撃を避けるように少し放して投げた。
1投目は、チェイスするもの2人ともヒットなし。
そして2投目、アクションをつけながらの高速リトリーブに待望のヒット!
30lbのリーダーを信じコマセの7人を巻き込まないよう強引にとりこむ。
上がったのは、28cm(又長)の微風に舞い踊るサイズのカンパチ。
魚を足元に頬り投げすぐにキャストするも様子がおかしい。
よく見ると、トップガイドのリングが外れてしまっているではないか。これでは、もしもHITしても即、ラインブレイクしてしまう。
その後も、ちらほらナブラがたつも泣く泣くルアーを諦める事に・・・。

で、本命狙いのコマセ釣りに戻るが、船中一向にあたりが無い。
餌は、採られるもののアジは・・・。

船中の雰囲気がかなり悪くなってきたそのとき、左舷トモに竿を出しているちあきちゃんがまずまずの型の黒鯛を上げる。
本命でないものの、まったく当たりすら出ない船中に一筋の光が・・・。
しかし、濁った潮には勝てずか、この光明すらすぐに消えてしまう。

そのうちに、かなりの雨が降って来たと焼津方面に出ている船から無線が入る。
西の空を見ると、真っ黒ではないか!
なんと、今日に限って合羽を持ってきてない。車には積んであったが、かなり熱くなるだろうと置いてきてしまったのだ。
先程、焼津沖で降っていた雨はそのうち大崩沖、用宗沖、安倍川沖と徐々に無線連絡により近づいている事を知らせてくる。

で、当然雨に見舞われてしまい根性の無い私はいそいそとキャビンへ。
40分程雨宿りしただろうか?雨も通りすぎ、釣り再開。

しかし、釣れませんね〜。
たまに来ても、フグとか、カサゴとか。
後ろでは、40cm位のソーダとか、サバが、チョコッとだけ釣れた様だが10時30分頃キスに切り替える。

岸に寄ると、潮色は更に悪くなり当然キスの当たりも・・・。
如何にか、型は見るも見事に轟沈!!

そろそろ、爆釣遊撃隊の『爆釣』を外さなくてはならないようだ(笑)
その後、沖に戻りコマセをやったり、岸によってキスをやったりグルグル廻ったが一向に好転せず、12時30分に納竿となった。
結果、カンパチ、キス、カサゴ(リリース)を各1と、フグと言う釣果に・・・・。
船中では、本命のアジは0。
目立った所では、ちあきちゃんの釣った黒鯛位か?

今年は、ど〜なっちゃっているんだろう?
次回は、太刀を予定しているがこの調子だと・・・。
まったく持って先行き不安である。


す〜さんの釣ったサバ。握っただけでサバの首がぁ〜(笑) ちあきちゃんのサバ。しっかり右手にナイフが・・・。