平成13年　5月　12日　　　　　沼津湾内　麦イカ

最近の新聞の釣り情報や遊漁船のホームページなどをみると、ムギイカが爆釣しているらしいとの事。
Ｎｅｔ上では、１００とか２００とかの釣果が報告されている。

けん１氏とそろそろどうだ！っと相談しているところに沼津（正確には大仁町）の知人から
「明日、ムギイカ、午後７時、静浦集合、１人３枚、どうする？」と連絡が入る。断る理由は無いでしょう。

集合時間よりもかなり早く到着しそうだったので、香貫の釣具屋で情報収集。
すると昨日は３００杯あげた人がいるらしい、なんでも落とした仕掛けが指示ダナに到達する前にイカが乗ってしまうくらいの爆釣らしい。
仕掛けを尋ねると、何でも良いよとのこと。

さて、静浦港から７：１０分に出船、船は遊漁船でないので（サラリーマン船長の職漁船）「釣り」をするための装備は一切なし。
７人乗れば一杯です。
連日の好漁のせいか、かなりの釣り舟が出ているようだ。
その様は、海上に高速道路が走っている様。

船が小型で、明かりも少ないので船団に入ると明かり負けするかも知れないとの事でやや離れた位置にアンカーを降ろす。

我らも早速仕掛けを投入、仕掛けはプラツノとスッテの混合５本針。
おもりは、当たりを取り易くするために軽めで４０号。
けん１氏が投入と同時に、「アレ？仕掛けが落ちねえ！」「ん〜？何だか乗っかっているみてえだゾ！」といって巻き上げた。
スッテに小型のムギイカ（小型だから麦イカって言うのか）が２杯。
どこぞの店員の話どうりに爆釣の予感。

ボキはと言うと、投入前にオマツリしていて悪戦苦闘。
どうにかこうにか仕掛けを解いて投入、水深６５ｍ、魚探の反応は３５〜１５ｍの間がよさそうとの事。
４０ｍまで落としてリールを数回巻いてみると、すぐにクンクンとあたりがある。
慎重にリールを巻き上げるとムギイカが２つ付いている、共にスッテの方だ。
時間はまだ７：４５分。好調な滑り出し、束釣りも夢じゃないと思ったのはここまで・・・。
船中ぽつぽつ取り込まれるものの、イマイチ数が稼げない。
他のメンバー（遊撃隊のメンバーではない。）の仕掛けは、天秤を使ってイワシをくくり付けての餌釣り。（地元スペシャルか？）
が、やはり数が伸びない。
無線での遊魚船の状況もかなり厳しいようだ。

１１時を過ぎた頃から、殆ど釣れなくなってしまった。この時点でボキが１０杯。
けん１氏が７杯で他のメンバーもその程度と言ったところか．．．。
一人女性アングラーが気を吐いて１３、４杯か？

イカの群も一定の位置に固まってる事はなく、１５〜５０ｍと広い層に散ってしまっている様だ。
遊漁船もボチボチ引き上げる船が出始めるＡＭ１：００頃、納竿。

結局ボキがムギイカ１４杯、けん１氏１２杯、その他のメンバーもそんなもん。
ＴＯＰは、なんとおね〜ちゃんで１７杯でした。
船中合計は、ジンドウ交じりで１００杯位かな。
爆釣なしでも坊主なしと言ったところです。

ちなみにプラツノには殆ど反応がなく、スッテかエサ仕掛けにしか乗りませんでした。