奎星が太白に
□はみ出し目次へ ■三国志関連へ■ホームへ
3594_2.gif

第五次北伐前
●司天台(霊台)の譙周(しょうしゅ)の奏上
 今でいう天文台長の譙周は、諸葛亮が五度目の北伐に行く時に、次のように 言います。「天文を見るに奎星が太白にまつわり、旺盛の気が北方におこっていますので、 今、魏を討つのは宜しくありません。」
●司馬懿と皇帝曹叡との会話
 「臣が天文を見ましたところ、中原の気が盛んで、奎星が太白を犯しておりますゆえ、 蜀には利がありません。」
●234年
奎星と太白  これは234年2月22日。午後7時過の西の空。譙周が「まつわる」と表現した方が、 司馬懿が「犯」と言うより合っていますね。

 その前は233年5月7日で東の空。でもこれだと時期的に前過ぎですね。次は235年4月10日なので 諸葛亮の死後ですから違いますね。
 しかし、なぜ蜀不利に占うのかが良く分からないですね。 太白金星は戦乱の星。奎は現在のアンドロメダ座とうお座の一部。ここは天の兵器庫。 武力で暴徒を押さえるのが仕事。また天の豚の目。 また奎は地域としては徐州ですから・・・・なんで、こんな占いになるの(^^;)

●234年3月22日
oyo 関係ないんですけど、一ヵ月後のこれ、なんだか凄いですね。

□はみ出し目次へ ■三国志関連へ■ホームへ