鬼鬼西 ▲天文一般へ■ホームへ

●月齢
 突然、どこかで今度の満月はいつかなと聞かれたとします。 さあ、ここの所、天文雑誌も見てないし、曇り続きで・・・・と言う時に、 簡易的に月齢を知る方法があります。それが「鬼鬼西」

 ではその説明をすることに致しましょう。

●平均朔望
 月齢は平均しますと29.5日で一巡します。どうせ目分量なのでこの平均値を使います。 と言いましても、 結果は「鬼鬼西」と1/1の月齢を覚えればいいのです。

 まず1/1から数えて月初めの日。例えば6/1とか10/1が何日目に当たるか数えて それを29.5で割る作業をしますね。

  
月0日通算日A朔29.5*月B差A-B概算月齢
1---+0
23129.51.5+2
359590+0
49088.51.5+2
51201182+2
6151147.53.5+4
71811774+4
8212206.75.5+6
92432367+7
10273265.57.5+8
113042959+9
12334324.59.5+10
1336535411+11

 一番右の数字を見てください0.2.0.2.2.4・・・・鬼鬼西となっています。

 2002年の1月1日は月齢16です。つまり3/1もほぼ月齢16。6/1は16+4で20です。

 同様に5/15だと月齢16+表2+15日=33です。30を越えたら30を引きます。よって月齢3となります。 実際には2.7。月齢は2ですね。 でもほぼ近い数字がでますでしょ。これを覚えるのに「鬼鬼西」と覚えるのです。

 7月からは4.6.7.8.9.10となりますが、どうせ簡便法なのですから5.6.7.8.9.10で良いでしょう。

●結論
 その年の1/1の月齢を覚える。あとは該当月の鬼鬼西5〜10を足す。そして知りたい日にちを足す。 全部足して30を越えてしまったら30を引けばおおよその月齢がわかります。

 何年か先までの1/1の月齢を書いておきます。

 2006年(平成18年)1/1の月齢01.0(01)
 2007年(平成14年)1/1の月齢11.5(12)
 2008年(平成15年)1/1の月齢22.4(22)
 2009年(平成16年)1/1の月齢04.6(05)
 2010年(平成17年)1/1の月齢15.6(16)

 カッコ内は少々違いますけど、どうせ概算なのでどちらでも良いでしょう。説明までに 例えば満月は15.0ではなくて14.8なんです。まあここで多少差がでますけど気にしなくて 良いでしょう。

 この鬼鬼西5.6....は不変です。いつでも使えます。


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