今回はキャンプ場ではなく、自宅の庭でローストビーフに挑戦。娘の誕生日に焼いてあげました。右の写真にあるような鉄の板があると焚き火台の代わりになり、どこででも炭を使っての調理が出来ます。(炭の後片付けが簡単です。)

作り方

1. 牛肉に下味を付ける。塩コショウだけでもいいのですが、市販のローストビーフ用のスパイスを使うとさらにおいしくなります。

2. 強火で肉の表面に焼き色をつける。強火で焼くことで肉汁を中に封じ込める。

3. 鍋の底にスペーサーを入れ、その上に肉を乗せて空いたところに付け合せの野菜(玉ねぎ、人参、じゃがいもなど好みで)を入れる。

4. 上は中火、下は弱火で約1時間焼く。肉の量と火力によって焼き時間は違ってきますが、今回は1kgの肉塊を使ってのローストビーフでしたが、少し火が強かったのと時間も少し長かったようで、焼き過ぎてしまいました。
このくらいの量の肉なら、30〜40分くらいで良さそうです。(次回に再チャレンジ)

5. 焼き具合を見る方法の一つに鉄串を使うのがあります。どんなのでもいいですから鉄串を肉に差します。5秒ほどそのままにし抜き取ります。それを唇に当てて冷たいようならまだ焼けていないし、熱かったら焼きすぎ、暖かいくらいがちょうどいいと言うことです。

6. 焼き上がったら鍋から取り出し、粗熱をとるためにしばらくそのままにします。焼けてからすぐに切ると大事な肉汁が流れ出てしまいます。

7. 食べやすい厚さに切る。

8. 鍋に残った肉汁に赤ワインとしょう油を入れて煮立たせる。いちばん簡単なグレービーソースが出来ます。



感想


ただ、肉を焼くだけなので失敗はないと思っていたのですが、これが大間違い。ローストビーフの一番の魅力はお肉の中が焼けていないようでしっかり火が通っている、一見矛盾したあの赤身です。今回は少し焼きすぎてしまい、味は牛肉なのですが食感はチャ−シューのそれのようになってしまいました。
ただ、手作りグレービーソースはとてもおいしく作れたことがせめてもの救いでした。
次回のチャンスには温度管理と焼け具合のチェックに細心の注意をはらって、必ず成功させたい料理です。

 

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ローストビーフ