小栗上野介忠順、自筆の和歌

 『「兵庫商社」を創った最後の幕臣 小栗上野介の生涯』坂本藤良著

 「この和歌は、「日本修好通商条約」批准書交換使節の副使・村垣淡路守が持っていた手帳のなかから発見されたもので、小栗上野介の自筆のものとして現存する唯一のものとされている。」

 「丹宇世呂久の浜辺まで 異人らも多くまかりていと 別をおしむさまなれば」

 「心ありてゑみも かくや志たわまし神の み國の臣なればこそ」


画像引用:坂本藤良著『「兵庫商社」を創った最後の幕臣 小栗上野介の生涯』口絵
(註:画像は拡大・縮小している。)

引用・参照

『「兵庫商社」を創った最後の幕臣 小栗上野介の生涯』著者 坂本藤良
昭和六十二年九月十日第一刷発行 講談社

(註:自筆は上述の二編ある。)