20議第183号 平成20年12月18日 足立 巖 様 尾張旭市議会議長 森 和実 尾張旭市レジ袋有料化等の取組の推進に関する条例原案の各「会派」 説明及びその内容に関する事実関係調査申し入れについて(回答) 平成20年11月27日付けにて貴殿から申し入れのありましたこのことについては、下記の通りです。 なお、理事者側が、会議の席上「議会の反対」という表現を用いて説明されたとのことですが、実際は「反対」ではなく「反応」と発言しているとのことであります。また、この時点までに、「議会として」何ら議論をしたことも、ましてや結論が出されたこともありませんし、説明の過程で議員ら出された意見は、あくまでも議員個人の発言であるものと理解しております。 理事者側は、この議員個人の発言をとらえ、「議員の反応」というべきところを「議会の反応」と表現してしまったというのが夷実のようであります。どうか、こうした事情をご賢察のうえご理解いただきますようお願いいたします。 記 1 会派への説明時期 議会として実施したものではないので把握していないが、10月31日から11月5日にかけて実施したとのことである。 2 各会派の意見表明 説明は、各会派ごとに行われているが、会派としての意見表明という形では、まとめられていないと思われる。(議会として把握する必要を認識していない。) 3 各会派での質疑応答の有無 2の理由により把握していない。 4 議会の総意であるかどうか 議会としての結論は、あくまでも本会議で決するものであり、個別の会合での意見集約の結果が議会の意見であると位置づけるのは、無理である。 5 全協で説明しなかった理由 全員協議会は、定例会前に議案等の配付を行うため議員に参集願っているものであり、このため、理事者側の説明が第一義的なものでなく、全員協議会開催前に早急に説明する必要があるものについては、やむなく各会派を回って説明することもありうるものと考えている。 6 全協での扱いと同様な対応であったか 情報提供という考えであることから、会派での説明の過程で仮に賛否を出されたとしても、それは、議員個人の意見表明であると理解している。 7 議会の場でなぜ協議しなかったか 理事者が、住民からの意見や説明の中で総合的に評価した結果、議案上程を見送ったものと理解している。理事者が議案として提出するか議員が提案しない限り、議論がなされないので、「民主主義の原則を破り、議会人としての生命を葬ったことになる」とは考えていない。 8 執行機関への申し入れについて 議員個人の発言を議会の意見と表現されたことについては、遺憾に思い、議会の総意と誤解を受けるような発言をしないよう厳重に注意をした。 |