森 尾張旭市議会議長 殿 (複写一部:谷口市長) 尾張旭市レジ袋有料化等の取組の推進に関する条例原案 の各「会派」説明及びその内容に関する事実関係調査申し入れ書 毎々お世話様になっております。 さて昨日(11月26日)「第4回尾張旭市マイバック持参運動ネットワーク」の会議が開催されました。 其の会議の冒頭で、市民生活部長に看過できない発言がありました。つまり、今次の「尾張旭市レジ袋有料化等の取組の推進に関する条例原案」(以下「条例案」という)は、「議会の反対」もあり見送った、とその迷走振りも含め陳謝し、弁解したのです。 11月18日にも同様に、副市長・市民生活部長・環境課長の説明では、条例案について会派説明を実施した結果、性急であるとか、概ね否定的であったことも原因として、条例を見送った、としています。 そこで以下の事実関係を明確にして頂きますよう願います。 1.各会派への説明はいつ行われたのか。 2.各会派の意見表明はどのようなものだったのか 3.各会派で質疑応答はあったのか、なかったのか 4.1.2.3.を踏まえて、市民生活部長の公式の場での発言にもあるように、どの議会の総意なのか 5.慣例の全員協議会での説明でなかった理由、また各会派への個別説明を受け入れたのはなぜか 6.全員協議会では質疑応答はしないとの了解事項があるが、各会派の説明でも徹底されているのか 7.市民生活に重大な変化を来たす条例案を葬るのに議会が弁解の役割をする結果になったとするならば、「議会の会議はこれを公開する」(地方自治法第百十五条)にも反し、議会自らが民主主義の原則を破り、議会人としての生命を葬ったことにもなるが、どうか 8.事実関係の結果、何らかの申し入れを執行機関にする必要はないのか 執行機関の経緯から推し量れることは、議決機関としての議会の軽視であり、住民の監視の場(傍聴)での審議経過の無視であり、意思決定機関への認識の希薄さから来るものであり、議会の形骸化を促進することにならないかと、市民としては危惧を抱いております。 12月議会も目前で何かと多忙中とは存じますが、12月15迄にご回答いただけますよう願います。 平成20年11月27日 足立 巖 |