傍聴記 '99/09/06
この定例会から傍聴者に資料が用意されるようになった。例えば「個人質問一覧」などは非常に議事の見通しが良くなり、傍聴者としては助かる。どうだろう、モニターの設置場所にも用意して置いたら。さて、その質問だが、再々質問まで有効に使い、論理を展開し通せたかというと疑問である。結果として、お伺いをしたという印象のみが残ってしまう。理事者側の回答を想定し追及していくにはかなり準備を必要とする。「なにとぞご理解をお願いいたします。」「丁寧なご説明を頂きましてありがとうございました。」の遣り取りでは、活性化も未だしである。ただ聞くだけではいけません。問題意識があったから質問した筈だ。そこ(質問の背景)をハッキリとさせて欲しい。しかし今回、当意即妙に質問して、非合理さを鋭く指摘し問題点を浮き彫りにした一年生の川村議員には期待が持てる。
注1)平成11年第5回(9月)尾張旭市議会定例会 本会議を傍聴した。
注2)傍聴者に用意された資料は以下の通り。
議事日程/定例会日程/定例会付議事件一覧/定例会個人質問一覧
注3)委員会の傍聴は議会運営委員長の報告だと12月からできるそうだ。期待したい。
注4)川村議員の「質問2西暦2000年問題について(2)(公文書に)元号よりも西暦を使用したらどうか」の
中での質問を指す。
|