第1巻

傍聴記 '99/05/03

 ポツダム宣言を読んでください。昭和20年(1945年)8月14日、日本は連合国側に対して、ポツダム宣言の受諾を通告しました。ついで9月2日に東京湾上のミズリー艦上で、降伏文書に調印しました。私たちはいまこそこのポツダム宣言の意味することを噛み締めるべきだと思います。こう書いてある個所があります。

日本国軍隊は、完全に武装を解除せられたる後各自の家庭に復帰し、平和的且生産的の生活を営むの機会を得しめらるべし。

ふたたび同じ宣言がなされないように! あなたの出番です!


傍聴記 '99/05/18

 今回当選者の公約を見ると、語尾に「〜つくり」・「〜めざし」を用いた表現が特に印象に残った。そこで諧謔的に私は、めざし議員・たつくり議員と呼んでいる。本物はどちらも食して美味しいものである。さて臨時会を傍聴に行きました。私一人でした。なかなか 気分いいものですよ。議長と対面に座して、真中にかのめざし議員・たつくり議員もはさんで、「ちゃんとやれよ!おれが見てるからな」っていうような気分になれます。気分転換・ストレス解消にはもってこいです。これで野次飛ばせたら入場料払ってもいい、ほんとに。蒸し暑いときにはクーラーもあるでしょうから。会社休んでも行く価値あるぞ! もっと面白くするには、議員と同じ資料をもらって、仮想現実に浸ることだ。クソッ俺はこんなの絶対反対だ!とかね。あなたご一緒しませんこと、市議会傍聴。 ( 野次はいけませんぞ。クソッと心の中につぶやいて、4年後に仇を討ちましょう。尾張旭市議会会議規則・市議会傍聴規則を読んでおきましょう。良い傍聴者は悪い議員を駆逐します。)

注1) 平成11年5月18日第3回(5月)尾張旭市議会臨時会を傍聴 会期1日で議会の構成を決めることが主目的。
注2) 議事なかほど過ぎに傍聴者2名現れる。これで都合3名になりました。
注3) 議事公開の原則からして、積極的に資料の配布を傍聴者にすべきである。議事日程は受付で黙っていても手渡される。黙っていないで、「会派構成表・委員構成名簿・議会選出委員等名簿」は事務局から次の日もらった。
注4) 委員会の傍聴は議員だけでなく、市民にも傍聴させるべきである。


傍聴記 '99/05/24

 県庁のある課に用件があり伺った。キャーッと驚きましたね。なんと書類の衝立が机上にものの見事に作られておりました。見渡す限り古紙(失礼!)の壁、万里の長城も顔負けだぞ! あんなにどうして積んでおくんだ! 多分半年に一回も、いや一年経ってもアクセスしないかもしれないものを。「さっさと片付けろ!」。わたしが上長だったら、怒鳴り散らすぞ。そんなことで県民の要請にさっさと応えられるか。情報公開以前の問題だ。これでは公僕の諸君何を公開していいのかわかんないではないか。担当に聞いたら、別にという顔をしていた。すっかり慣れてるみたい。くそっ!暫く話していたら、喉がひりひりカサカサしてきた。空気も悪いみたい。新鮮な空気が恋しくなった。県庁よアディオス! 最後に一言、カタズケロソノゴミノヤマ!

愛知県は数日前の新聞によると、情報公開度が上位にランク(9位?)された。その前向き姿勢が評価されたためだが、だが目の玉おっぴろげてよ〜く見ろ!そんな汚いもの公開するな。その前に整理せい整理を。庁内を見て回れば情報公開うんぬんの前に「古紙整理」しますと、言わざるを得まい。


傍聴記 '99/05/25

  ある市会議員の依頼で、「容器包装リサイクル法」の資料をインターネットでサーチした。自分の公約の関連ということであった。協力しましょ。私は良き市民ですから前向きに。でも明け方三時過ぎまでかかりました。良き市民であることは寝不足を伴います。

正式には「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」で平成七年六月十六日公布。


傍聴記 '99/06/06

  (尾張旭市の方)天神川ってご存知ですよね。一級河川です。矢田川との合流点(名古屋市守山区)から名鉄瀬戸線を越えたあたり(尾張旭市東大道町)までの愛知県が管理している河川延長約4kmの川です。この川の水源を辿って見ましたら、ドブつまり家庭等の雑排水が主でした。それに、毎年5月中旬頃〜9月中旬頃にかけて、愛知用水の水が田んぼ経由で排水されます。農薬や除草剤込みの水です。基本的には浄化センターが利用されるようになれば、各家庭からの排水は無くなります。後は雨だのみ。侘しいぞ!そこでだ水源を何とかしましょうとみんなで雨乞いでなくて、当市の次期計画に各所で掘っている井戸の水を定量的にながれるように、働きかけましょう!川で遊べるのを夢みて。それでこそ天神の川。

「河川法」では川は水が流れていることが前提で、水源については関心が無いみたいです。河川法の目的「・・・公共の福祉を増進する・・・」を、よくよく考えましょう。公園化の一環として今年度には植樹が行われる予定です。亀・鴨・鵜・蛙・蛇・白鷺・雀等小動物もこの川を生活の場としています。


傍聴記 '99/06/14

 「公約」の追跡調査(フォーローアップ)を始めたのだが、昼食を食べていてフトとんでもないことに気がついた。つまり、「公約」とは後からつきつけられる自分のウンコ≠ナはないかと。議員にとってはこのウンコどうしたのとか、ちゃんとウンコを片付けなさいとか、言われるのに等しいのではないかと。実にいや〜なことかもしれない。排泄してしまった本人にとってみれば、ところ構わずヤッテしまった上にもう用はないのだから。もしそうだとしたら、クソっオレだってヤダぞ!でも傍聴に行って見て、自分のモノを律儀にも拾っていこうとする議員もいることが分かる。「公約」がクソ蝿の付くウンコのままなのか、熟成して有機肥料となるのかは、やはり市民の出番を待つほかあるまいぞ。どうしてこんなこと食事しながら考え付くのだろう?

いますぞ!当市にも必傍必聴必見の正論を吐く議員が。一般質問等の日程に3日間とっているのに、一般質問・議案質疑に立ったのは12人で3日目は休会。それでいて、先の必xxに「手短に」と注意する議員がいた。こらッ問題点を市民の前にさらけ出してしゃべるのがお主らの役めぞ!どんどんやらんかい!働け!黙っていては民主主義は成り立たんぞ!それから市議会でわざわざ 言うまでも無いことを時間潰しに言うな!そんなことさっさと市役所の担当に話して処理してしまえ!担当に聞けば分かるようなこと議会でワザと聞くな!事前に聞いて公約実現の理論を組み立てその延長線上で質問等せい!「!」のマークがやけに多いな。糞力が入ってるかな今回は。「平成11年第4回(6月)尾張旭市議会定例会日程」(6月8日〜第15日の6月22日まで)


傍聴記 '99/07/07

 絶叫し・哀願し・頑張りますを連呼したあの喧騒の一時・・・。今台風一過にも にた日常が戻って二ヶ月の余。五月の臨時会・六月の定例会を傍聴した。遠くで 聞く秋の海の潮騒の如く物静かで、あの激した雰囲気を議場に持ち込むこともなく 紳士・淑女でした。私は迂闊でした。鋭く対立し、問題点を抉り出し、行政側を追及し いやがうえにも市民の代表として、公約を死守しようと、口角泡の修羅場が演じられる と勝手に思い込んでしまったのです。なんと互いにカサブタの剥がしあいもなく、傷の 癒しあいみたいでした。そして今議員たちは何をしているんでしょうか。九月の定例会 までの長い夏をどう過ごすのでしょうか(誰かの歌に、♪この長い夜をどう過ごしましょ う♪ってありませんでしたっけ)。もっと議論せんかい!

やれる議員がいることは前に書いた。議会関係行事予定表は、議員の公的に拘束されていない時間を見るためにも必要です。