Culture★Shock!
★セキュリティ★
2001年の米テロ事件以来、空港などのセキュリティがとても厳しくなりました。
日本でも厳しくなったなぁと感じてはいましたが、アメリカに比べたらまだ安全な国ですよね。
ここではセキュリティに関したハラハラ・ドキドキ体験をお話します。
★成田空港での初体験★
出発便は10月21日の午後3時だった。
10時ごろ成田空港内のホテルをチェックアウトし、時間があったので、
旦那は空港内の理髪店へ。私はおみやげなどを見てブラブラしていた。
旦那の散髪終了後、ランチを食べて、
空港カウンターへ行って私の航空券を受け取りに行った。
まず、第1の難関が受け取り場所が事前にもらった用紙と違っていたこと。
とりあえずその辺にいる人に聞いてツアー窓口に行けばよいということがわかったので、
広島から空港宅配便で送ったスーツケース3つを受け取った。
2人の合計荷物はスーツケースが3つにボストンバック1つ、
そして手荷物用の小さなスーツケースが2つ!で一人3つ持つことになった。
そして、第2の難関だった搭乗手続きに。
旦那の航空券は事前に届いていたが、私の分は格安チケットだったので空港受け取り。
旦那とは搭乗手続きの場所が違っていたので、1人で重い荷物3つを持って
なんとか搭乗手続き場所に。(キャリーカーに乗せて入れないので大変だった。)
なんとかがんばって荷物を運んでX線検査に通したら・・・
「こちらに来て荷物検査をしてくださいね。」と言われた・・・。(×〜×)
X線の横には机がおいてあり、預ける荷物を開けて係の人が確認。
(ちなみに私と同じ所から入った人みんなチェックされていました。)
特に何も問題なく無事終了したんだけれども、スーツケースに無理やり押し込んで
荷物を詰めてあったので、また入れるのが大変だった。(^_^;
私のスーツケースをチェックしてくれたのはとても話しやすい感じのいい若い女の人で、
カウンターまで大荷物を抱えて大変だった私を見て、運ぶのを手伝ってくれた。(*^O^*)
カウンターには先約がいたのでやり取りを見ていたら、
カウンターのお兄さん(おじさん?)はなんだか手際が悪そう。
そしていよいよ私の番!
お兄さんはまだ仕事に慣れていない人なのか、近くにいた若い女の人に
アドバイスされながら、なんとか搭乗券を出してくれ、無事荷物を預けることができた。
がしかし、
お兄さんは荷物の引換証を渡すことを忘れていた!
そして、荷物検査ですっかり疲れきっていた私も貰うことを忘れていた。(+ +)
無事終わったなぁと思い込んでいた私は別行動だった旦那探し。
旦那はだいぶ前に終わっていたらしく、ずっと後ろで私とお兄さんのやり取りを見ていたらしい。
「ずいぶんと長かったね。」と言われ、すごく大変だったことを話した。
税関・出国審査の前に持っていた日本円をなんとかせねば!と今度はシティバンクのATM探し。
とりあえずお金も入れて、さていよいよ税関・出国審査に行こうかなぁと思っていたところで、
なんと空港アナウンスで呼び出された!
旦那と席が隣になるように頼んでいたので、それができたのかなぁとウキウキしながら
呼び出された所に行ったら、さっきのカウンターの手際の悪いお兄さんがいて、
「すみません、荷物の引換証を渡すのを忘れていました。
いやぁ、搭乗される前でホントによかったです。」と言われた。
私自信もすっかり忘れていたので悪いんだけれども、お兄さんはやっぱりあやしかったか・・・
と思ったのは旦那も同じだったらしい。
その後は特に問題もなく、すんなり飛行機に搭乗することができました。
旦那と隣の席にしてもらいすっかり安心し、疲れきっていた私は
悪天候ですごい揺れの飛行機など気にすることなく、
深い眠りに落ちていきました。(^_^;
空港で厳しい荷物検査、アナウンスされたのは初体験!
海外に行くのは初めてではないのに、妙にアタフタしてしまいました。
初っ端大変だったけれども、これも思い出のひとつ?
と思って今ではすっかり笑い話です。
その後のアメリカ入国では問題なく、すんなりといったので良かったです。
★やっぱりアメリカです!★
アメリカでは戸籍はおろか、住民票もありません。
アメリカ国籍のある人は生まれた時に、
ソーシャル・セキュリティ・ナンバー(SS#)を付与されます。
これは社会保障番号で本来は年金などのためですが、
広い範囲で身分証明として使われているようです。
例えば、銀行で口座を開く時にこのSS#がないと開けない所もあるようです。
(我家はなくても大丈夫でした。)
ちなみにこのSS#はアメリカ国籍のない人でも、
アメリカ内で労働できるビザを持っていれば、取得することができます。
SS#は持っていたほうがいいかも?ということで、
旦那は10月の終わりに申請しに行きました。
労働ビザではない私(J-2ビザ)は取得することができません。
でも、せっかくダウンタウンまで出かけるので一緒に行ってみました。
まず最初に、入り口で銃やナイフなどの危険物を
持っていないか、警官がチェックします。
渡米してまだ日が経っていなかったので、出かけるのも
ドキドキだった私は警官を前にして緊張。
「バックの中を見せて」と言われ、必死にゴソゴソしていたら、
「こっち(警官の顔)を見て」と言われました。(^_^;
危険物を持っていなかったので、特に大したこともなかったんだけれども、
やっぱり緊張、結構怖かったです。
その後はすんなり通され、SS#の申請も終わり、
無事に帰ることができました。
帰り際、荷物チェックをしてくれた警官は、
ニッコリ笑って、「Bye〜!」と言ってくれました。
やっぱりアメリカ、セキュリティは厳しいし、
パトカーや警官の姿もよくみかけます。
街を歩いていて、職務質問をされている人を見かけたり、
実際取り押さえられて手錠をかける場面を見たこともありました。
★自分の身は自分で守りましょう!★
シアトルは、ニューヨークやシカゴ等に比べると治安のよい都市である
と言われていますが、日本に比べたらやはり犯罪率は高いです。
ちなみに、日本と比べたアメリカの犯罪率は・・・
殺人 6倍
強姦 22倍
窃盗 44倍
牢獄に入る可能性 16倍
・・・だそうです。
皆さんも自分で自分の身を守るよう、気をつけましょうね。
そこで、身を守る方法(?)
・多額の現金を持ち歩かない。
アメリカではキャッシュレス社会なので、お財布の中に現金が多く
入っているのを見られると、後をつけられたりすることもあるようです。
お財布を2個用意し、捨て金($40〜50)を用意しておくのもよいそうです。
(もし現金を出せと言われたら、逃げたり抵抗したりせず、捨て金を出した方が安全。)
・夜間は1人で歩かない。
・人通りや車が多い所を選ぶ。
昼間はどうってことのない所でも、夜になると怖いです。
夜出歩いている人は少ないです!
・狙われそうな服装はしない。
観光客はオシャレな格好をしているので、すぐにわかるそうです。
現地の人の服装を観察して、真似てみましょう。
ウェストバッグ・バックパックは狙われやすいので気をつけましょう。
バックパックの場合、お店などに入ったときに万引きを疑われる可能性もあります。
中にはカウンターに預けるような所もあります。
よく男の人で、上着の内ポケットに貴重品を入れる人がいますが、
上着の内ポケットに手を入れるという行為は銃を出す
と思われることがあるようなので危険です。
過去に、警官に職務質問された時にこの行為をして、
警官に射殺されたという事件もあったようなので気をつけましょう!
