| 嫌われたこぶた Written by 昼休み |
1章
終わり
苦しくはなかった。ただ寝ただけだった。
カルモチン。睡眠薬の一種。
薬局に行ったらたまたま見つけた。
太宰治にあこがれていた僕は、半 分冗談で買った。
その時は、自殺なんてことは考えていなかった。
学校ではいつも「死にたい。」とか「俺キモイ」と言っていたけど、
実際に は死にたいなんて考えてなかったし、自分の好きなところもあった。
でも今 は、自分も、人も信じられなくなった。
僕は、人間という生き物がこの世か らいなくなって欲しかった。
そして、自分もこの世からいなくなりたいと思 うようになった。
半分冗談で買った睡眠薬で、僕は自殺した。