タイマーリモートコントローラーTC-80N3 互換品 MC-36bマニュアル
Amazonで「S【タイマー機能付き】Canon…リモートコードTC-80N3互換品」を購入。お店は、ゼロポート・ジャパン。お店の対応は素早く、想定よりも早く届いた。
英文のマニュアルとあり使い方が分かるか一抹の不安がよぎったものの、純正の4分の1ということに惹かれて、覚悟して購入したもの。
まずは、Canon 7D への接続さえわからない。カメラ側には細い端子が3本立っている。タイマーの端子はというと、先に、見落とすような小さな傷が三角形のように並んでいる。カメラ側端子につけてみるが、接続したという感覚はないし、手を外すと抜け落ちる。
マニュアルが英語。この互換品の製品名すらはっきりしない。箱にも、マニュアルの表紙にも製品名がない。5種類の端子の絵があり、汎用機らしい。カメラにうまくつなげないのは、他の機種用ではないかと不安が大きくなる。
何とか拾い読みしていくと、 Thank you for purchase of an MC36b remote cord.The MC-36b is equipped with an interval timer suited to a wide variety of tasks,including astronomical photography. (MC36bの購入をありがとう。天体写真を含む様々なタスクに適したインターバルタイマーを装備している)とあり、MC-36bという製品で、インターバルタイマーが使えるらしいことがわかる。
そこで、ネットで、MC-36bを検索
http://drivingudon.blog37.fc2.com/blog-entry-544.html
うどん屋さんはちゃんと使っている
http://www.linearconcepts.com/photography/reviews/photo1
に何かある。英文でわからない。ここはGoogle翻訳の助けを借りる。
「この小さなユニットに感銘を受けていますと言わざるを得ない・・・・工事の品質は一流ではないが、・・・・タイミングのリモート機能は価値がある。・・・・リモートシャッター撮影を保証します。」とある。
「工事の品質は一流ではない」という理由は、後で理解。
これで、使えることを確認し弄繰り回す。結論は、ひと手間かければ十分使える。(純正よりも使いにくい)
以下、使い方の備忘録である。
電池の入れ方
l 電池ホルダの図に従って入れること
(説明書は電池が同じ方向を向いているが、これは間違い)
l アルカリ乾電池を使うこと
(充電式電池を使うと、☀を押しても液晶が暗くて見にくい)
設定すべきパラメータは4つ
・ Delay 遅延 - 'Start'ボタンを押してから、最初の写真の間の時間。
(0秒から99時間、99分99秒範囲)
・ Long ロング バルブ撮影のときにシャッターを開く時間
(0秒から99時間、99分99秒範囲)
・ Interval 間隔 -最初の写真の露光が終わったときから次の写真の露出が始まる時間 (マニュアルには「開始された時から次の写真」と説明があるがこれは間違い)
(0秒から99時間、99分99秒範囲)
・ Number 撮影回数 -(1から400)
設定方法
・ G矢印ボタンの左右に押して、ディスプレー上で、DELAY LONG INTVL N ♪ の下に ━ 移動させ、Setを押すと、その機能を選択。
・ 上下を押して、数値を設定し、Setで設定
・ ディスプレーは、@ボタン☀を押すと、明るくなる
それでも暗いのは、暗闇に慣れた目に対する配慮か
<通常のリリースとして使用>
(DELAYの位置に、横棒があることに注意)
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DELAYが 00:00:00 となっている。 |
DELAYが00:00:03となっている Hでは動かない。 |
<インターバル撮影 バルブ>
例 シャッターを押すとすぐに1枚目が切れて
カメラのシャッター B 1枚撮影(連写やタイマーは不可)
1分20秒オープン そして、40秒の間をおいて、次の撮影 10枚撮影
D(ディスプレーの右下のボタン) TIMERSTART/STOPを押す
DELAY 00:00:00 |
LONG 00:01:20 |
INTVL 00:00:40 |
N 10 |
<インターバル撮影 バルブ以外>
前記設定のLONGを 00:00:00
カメラのシャッターは、B以外いずれでも可
1枚撮影にセット(連写やタイマーは不可)
* インターバル撮影の設定枚数以前に取りやめるとき
D(ディスプレーの右下のボタン) TIMERSTART/STOPをもう一度、押す
* 動画撮影には使えない
インターバル撮影にも使えない
ライブモードであっても使えない
動画撮影時にはシャッターボタンはピント合わせに使い、スタート・ストップにはシャッターボタンは使わないことからも納得
使用しないとき
電源スイッチはない。電池を外しておくこと。
まとめ
・ 本機は、リモートタイマーとして十分使える。
・ 端子部分があまく、本体に差し込んだ時にきちっと入った感じがしない。
テストのときに、動かなくなった。カメラや本機の設定のときに、端子は挿入されているものの接続が切れていた。カメラ側にしっかりと押し込むことが必要。
・ 機能的には純正に負けていない
撮影枚数が1ケタ多い 純正 99まで 本機999
発信音でシャッターが切れる5秒前を知らせることがが可能
撮影枚数を表示(純正はインターバルの残り時間を表示)
・ 端子がキチットセットされたことを確認できれば、この機能はよい。
・ 端子の不安定さを納得したうえで本機の安さをとるか、純正の安心感をとるか。
結局、私は、暗闇の中で、時には寒さの中で長時間の撮影が途中で途切れることを考えるとちょっと不安になり、純正の安心感をとることにしました。(本機はサブカメラ用にして、純正を購入)