チベット旅行記
[Tomorrow] [Yesterday] [Up] 

シガツェ - ニュー・ティンリー
7日目 5/3(Wed)

シガツェ

7:30〜8:30 ホテルで朝食。ウェイトレスは一生懸命に英語を話そうとしてたけど、結局一言も英語を発することなく筆談で適当に頼むことに。ここのホテルはシガツェで一番高いらしいけど、英語を話せる従業員は数人しかいないみたい。
初めてホットオレンジなる飲み物を知って飲んでみると、毎日液体の飲みすぎで弱った体にはなかなか快適な飲み物。これから先は水分補給の一つとして活用しよう!

9:00〜10:00 市内散歩。3輪の乗り物などは見かけるけど、ラサと違ってタクシーは走っていない。そうは言ってもギャンツェよりははるかに栄えている。さすがはチベット第2の町。
店頭で朝の洗髪

ラツェ

ユロンラ峠のタルチョ
ユロンラ峠 10:00にシガツェを出発。ラツェまでの道は意外と快適。ずっとこんなにスムーズな道が続いてくれればいいのに。

ラツェに向かう途中でユロンラ(ガイドはツォーラと言っていた)峠でテレビ朝日の撮影隊と出くわした。ルンタ(馬の絵が書かれた仏法の紙)を現地の習慣に習ってばらまいていた。
何かの番組で、その内容も私たち好みぽかったけど、チベットでわざわざ話すこともないだろうと思って、結局何も話をしなかった。

13:00にラツェ到着。物乞いが眺める前で14:00まで朝食。物乞いの人たちはどうやら私たちの残飯を食べるようだった。なんか複雑な気分だけど、それが現実なんだから、、、
殺風景な景色の中をひたすら走る

ニューティンリー

チョモランマ超遠望
60.jpg 峠を越すたびに最高標高が上がっていく。ラクパラ峠は標高5250m。15:20に到着したときには、私たちのProTREK高度計も5220mを示していた。

16:30に突然ガイドが「エベレストだよ」と前方の山を指さして言う。「え?本当にチョモランマなの?」今日はそんな予定はないものと思っていたので全然心構えができていない私たちはかなりたじろいだ。「冗談なの?」ガイドが笑っているのでどうも信用できない。
本を隅まで見てみるとどうやら5119ポスト付近で見えるものらしかった。疑ったりしてごめんなさい。でもここから見えることはガイドも知らなかったらしくて、運転手に教えてもらったらしい。さすが年の功という感じのタシ(運転手)でした。

003.jpg ラクパラ峠

←ラクパラ峠で風に揺れるタルチョ

すぐ横で竜巻発生(危険ではなさそう)
004.jpg
さすがのランクルにもハードな道
001.jpg ニューティンリーに向かう途中で運転手が突然車を止めて、何かを道路わきに放り投げていた。どうやら落ちていたワイヤーがタイヤに刺さってパンクしたらしい。
「あとちょっとだからニューティンリーまでこのまま走って、そこで修理するよ」とのこと。どうやら私たちが夕飯を食べている間に修理したらしい。車も運転手もいろいろご苦労様です。
唯一と言っていいホテル
60.jpg ニューティンリーに到着。元々の名前はシェーカルで、シェーカルの町がここから7kmほど入ったところにあるそうだ。
ゾン(城塞跡)やゴンパ(寺)があるらしいけど、今回の旅行では許可証の都合で「中尼公路沿いのホテルに泊まるのはいいけど、シェーカルの町に行っては駄目」という状態らしい。そこまで厳密に制限するとは、中国政府おそるべし!

19:00- かなりさびしい感じの食堂で夕食。気温もかなり寒くなってきた。こんなところで風邪を引いたら一大事。エベレストへの対面に備えて今日は暖かくして寝ることにしましょう。
[Tomorrow] [Yesterday] [Up] 

チベット旅行記