行きたいのは山々 | イラン日食旅行記 |
ホテルの夕飯は高そうなので、車でかなり遠くまで走ってファミレスで食事。
ホテルの駐車場は、10日間も置きっぱなしにするのに、
2番目に近い駐車場に止めていいらしい。
周りを見回すと、同じように長期駐車の紙をダッシュボードに置いた車がたくさんある。
今日の午前中に撮ったテスト撮影結果を確認して就寝。
前日に新品カメラEOS55の撮影テストをしているのだから、
先が思いやられる。
視線入力の設定とかEOS55の機能については、
飛行機の中でなんとかしよう。
EOS10の方の太陽撮影はほぼ問題なし。
結局SkyWatcherの露出値通りに撮るのがよさそう。
プロだってその値を中心に撮るしかないのだから、
今から考えれば当たり前なんだけど。。。
集合時間の10:00になってカウンターの前に行くが、
4人ほどしかいない。
電話で何度かやりとりした旅行代理店の担当者が自己紹介したが、
相手をしている人数が多いらしく、
特に私に対して何、という反応はなし。
私もそれなりに質問とかをしたつもりだったけど、
他のメンバーがもっと電話とかしてたのだとすると、
旅行代理店の仕事も結構大変かも。
「壊れ物はスーツケースに入ってませんね」
と聞かれて、
「思いっきり一眼レフの1台がレンズと一緒に入ってますが」。
前から聞いてる通り、スーツケースは投げられたりするので、
壊れ物は入れてはいけないらしいが、
機内持ち込みの荷物だらけになってしまうので、
「緩衝材もあるからいいです」と返事した。
今回の旅行に関しては、
その後の飛行機では一眼レフを機内持ち込みにして、
ニューコンセプトカメラをスーツケースの中に入れたけど、
どちらも今のところ順調に動いてるみたい。
望遠鏡を持ってきてる人もいたが、
こんなのを機内持ち込みと言われても無理というものだ。
結局二人が遅れてきたらしいけど、
再集合時間の10:30にはみんな揃ったようだ。
預けていたパスポートが返されるが、
カバーはついていない。
「カバーははずして送ってください」
ということだったから、てっきりカバーをくれると思ってたのに。。。
イランに行くまでは服装は普通でいいはずだけど、 短パンなのは私と添乗員だけ。 一人だけよりはだいぶましだけど。
出国カードは旅行会社に頼まなかったので、自分で書いた。
面倒だけど成田のは特に問題はない。
海外での書類は全員が書かされる書類も多かったので、
記入の代理を頼むとどれくらい楽になるのかは正直不明。
エアロフロート、SU584、8/5 12:00成田発。
フライトスケジュールを表示するためであろうディスプレイの多くは壊れており、 いかにもロシアらしいどんよりとした雰囲気が漂っている。
おなかが減ったのでサンドイッチを買おうとするが、
店員は英語話せないらしく、サンドイッチの中身を聞いても値段を答えるだけ。
それも笑顔一つなく、無愛想この上ない。
ジュースの中身などを順番に尋ねると、全部買うのかと勘違いされて、
ただただ値段が増えていくのだった。。。
サンドイッチはUS$4、ジュースはUS$3。とても高い。
食欲が解決すると、
もう一つの問題睡魔をなんとかする必要があったけど、
フロアの隅の椅子だとガラガラに空いているけど、
寝ていて探してもらえない心配もあって、
集合場所からそれほど離れていない椅子でイスラムの本を読んで待つことにした。
そうはいってもイスラムの本はちょっと眠くなったりして、、、
腕時計のバンドがなぜか切れてしまった。
CASIOプロトレックのトリプルセンサーなので、
何かと温度計の部分がひっかかるのが原因かもしれない。
DutyFree店には腕時計は売っていたけど、
バンドの交換は難しそうだったので、
旅行会社からもらった名札の紐をはずして、
暫定処置としてとめることにした。
案の定この処置でもったのは一日。
テヘランのバザールで交換するまでは不便な思いをすることに。。。
手荷物検査でこういう国でありがちな
「Film Safe!」の攻撃にあって、
フィルムはX線を通されてしまった。
インストラクターも結構ごねていたが、
結局あきらめてX線を通されていた。
機内に乗ってからEOS55のキャリブレーションを行った。 こんなところに来てからキャリブレーションをする人も珍しいかも。 終わった頃にはなんか気持ち悪くなってきた。
昔から赤外線センサーを目に浴びると気持ち悪くなる体質らしい。
エアロフロート、SU515、8/5 22:05モスクワ発。
入国審査のための書類を書いている途中で、 「いいからそのまま外に出ていいよ」 というようなことを空港職員に指示された。 US$1,000以上持ってることや、持ってきたカメラなどの機材について、 報告しておかないとまずいような気がしたけど、 結局そのまま出てしまった。 特にその後問題になるようなことはなかった。
現地ガイドがバスの中で自己紹介。 次の日に日本語が話せるガイドに変更されたが、 この時点では英語を話すガイドだった。 アイムソーリーみたいな名前で、 自己紹介してもらうと誰もが謝っているのかと思ってしまう。
彼が、イランでの服装などについて説明した。 女性はスカーフ、長袖。男性は半袖でもいいとのこと。 次の日に現地ガイドに確認したが、 短パンは男性でも不可とのこと。 ただしサンダルを裸足ではくのは問題ないらしい。 ここらへんは「歩き方」に書いてある服装のルールよりも少し緩い。
アーザーディー・タワーがオレンジ色にライトアップされている。 このタワーは昼間の方が見栄えがよさそう。 ホテル、博物館、バザールなどからは離れた場所にあるので、 空港の行き帰りにしか見ることはない。
ホテルの部屋には期待通りメッカの方向を示す矢印が張ってある。 右の写真のようになっているけど、ちょっと変な感じ。 これじゃメッカの方向は右上の方向ってことかと思っちゃう。 他のホテルなんかはちゃんと天井に張ってあったけど、 ここのはこれで右奥の方向を意味しているのだろう。
普通なら聖書が置いてありそうなところにコーランが置いてある。 本当にイランに着いたのかもしれない。ただし机の引き出しの中ではなく、 頭上に棚があって、そこ上に置かれている。
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