第37話 「ラブジェネ」の1シーンを届ける
〜その15〜

 「ラブジェネレーション」第10話のラストの哲平と理子の別れのシー
ンです。休日出勤した机の上に置いてあった理子からの手紙とお弁当に気
づいた哲平。前夜別れた理子は実家に帰ったはずが...哲平が手に持っ
たお弁当はまだ暖かかった。それに気が付いた哲平は「何で、あったけぇ
んだよ!」と言い、会社を飛びだしてタクシーに飛び乗って、東京駅へと
向かう...。そんなシーンでした。                

 この時印象に残っている台詞ですが、哲平の「もう何もかもどうだって
いいから、俺のそばにいてくれ。俺のこと大嫌いでもいいから、その分俺
が好きになるから。」でしょうか。自分の事嫌いでいいから、その分相手
のこと好きになるからそばに居てくれ、なんて普通言えないですよね。男
からするとちょっと女々しいなんて気もするけど、そこまで言える位相手
が好きって思えるのもそれはそれで素敵な事かと思ったりするのですが。
 理子の台詞は、「哲平の事、疑って疑って最後まで信じられなかった。
そういう自分が嫌になちゃったの。」「あたし自分に負けちゃった。引き
止めてもらう資格なんかないんだよ。」かな。自分で自分が嫌いになる?
自分に自分が負ける?ちょっと最初はピンとこなかったんですが。うーん
今でもよく分かってないかもしれない。哲平があそこまで言うなら、素直
に戻ってあげればとも思うんですが、理子も後に引け無くなったのかな?
どなたか理子のこの気持ち分かります?(^^;           

 場所ですが、東京駅のJRの遠距離バスの乗り場だという事を頼りに、
東京駅に行き、JRの職員さんにバス乗り場の場所を教えて頂いて、そこ
に行ってみたのですが、そこは10話で観た場所とは全然違ってました。
あれ?と思いつつ、でもJRバスは確かに止まっているのに...。で、
そのときは結局分からずにいたのですが、後日場所が判明しました。実在
するバス乗り場とは正反対方向にあたる日本橋口を出た所にある、JRバ
スの駐車場を、撮影用に案内のセットを置いて撮影したものでした。あの
時映っていた人たちは皆さんエキストラだったんですね。       

(左)哲平が、東京駅日本橋口から走って出てきた所。
(右)「3 常磐道・中央道」のバス乗り場があった辺り。
ここで、哲平はバスに乗り込もうとする理子を見つけ、「理子!」と叫び、
そして、理子をバスの中から降ろした所。

(左)理子は「あたし自分に負けちゃった。引き止めてもらう資格なんか
無いんだよ。」の言葉を残して、バスに乗り込んだ所。
(右)哲平が、バスに乗り込んだ理子を見て立っていた所。

(左)哲平が理子が乗ったバスを追いかけて、バスをずっと見て立っていた所。
(右)走り去って行くバスを映した所。

('98年1月24日撮影)

※ 場所については、sayuriさんに教えて頂きました。 ※
どうもありがとうございました。 

<第37話 完>


戻る