バッチファイル起動ツールBatWin '97-07-29 ('99-08-23) ver1.01 By Kok.Wish

0.注意
 基本的に「バッチファイルを自分で作れる」「関連付けを自分で行える」「PIFファイルのパラメータを自分で変更できる」人向けです。
今時バッチファイルを起動しようって人は大丈夫でしょう。
このプログラムの所為でいかなる被害を被ったとしても、作者は責任を負いません。個人の責任においてご利用ください。
1.概要
 バッチファイル起動ツール"BatWin"は、バッチファイルをWindows上から起動するプログラムです。
「バッチファイルを起動するプログラムだって?DOS窓からじゃいかんのかい!」
引数がファイル名ってのはやはりドラッグアンドドロップのが簡単でっしゃろ。
"BatWin"、ドラッグアンドドロップでファイル名指定して、それをコマンドラインに仕立て上げ、起動するプログラムです。想定してるのは、「awk等のDOSプログラムを使って、ファイルなどを拡張子を変えながら実行する」場合です。
例えば、こんなバッチファイル"cvt.bat"があるとして
awk -f mycnv.awk < %1 > %2

cvt.bat C:¥projecta¥document¥aaa.src C:¥projecta¥document¥aaa.dst
こんなコマンドラインを実行するのに、「aaa.src」をドロップするだけで実行しようというものです。
aaa.srcとbbb.srcとccc.srcを指定して実行すると順番に
cvt.bat aaa.src aaa.dst
cvt.bat bbb.src bbb.dst
cvt.bat ccc.src ccc.dst
てな感じで実行していきます。(ディレクトリは省略しました)
この時、"cvt.bat aaa.src aaa.dst"の実行が終了するまで"cvt.bat bbb.src bbb.dst"は実行しません。
一度に多くのDOS窓を開こうとすると、Windows95が不安定になったための措置です。
2.準備
  1. BatWinをインストールするディレクトリを用意してください。
    そこにダウンロードしてきた"batwiin.lzh"を解凍します。
  2. BatWinのための拡張子を一つ決めてください。
    思い付かなければ、作者の使っている拡張子".blw"などいかがでしょう?
  3. デスクトップにでも、使用したいバッチファイルのコマンドラインファイルをテキストファイルとして作成します。
    このファイルは先ほど決めた拡張子を持ってなければなりません。
  4. コマンドラインファイルは、以下のフォーマットで記述します。(テキストファイルですからノートパッドや秀丸で)
    [Cmd]
    Cmd=コマンドライン
    ShortFileName=0ならロングネーム、1ならショートネーム

    コマンドラインでは、以下の特殊文字列が使えます。
    %f はしたファイル名そのものに置き換わります。
    %e はしたファイル名から拡張子を取り除いたものに置き換わります。
    %% は%になります。これはコマンドライン上に%fや%eが実際に存在するときの為です。

    コマンドラインにリダイレクト、パイプ、command.comのビルドインコマンドなどは使えません。
    それはバッチファイルの方へ記述してください。
    例えば、"file.src"というファイルをドロップして"aaa.bat -%f file.src file.dst"というコマンドラインを作成するには、
    [Cmd]
    Cmd=aaa.bat -%%f %f %e.dst と記述します。
    ".bat"や".com"等の拡張子は省略できません。また、バッチファイル名などはフルパスで記述した方が良いでしょう。
    ShortFileNameは、プログラムで処理するファイル名が"8.3"形式なのか、ロングファイル名が使えるのかを記述します。
    ShortFileName=0ならば、プログラムではロングファイル名が扱えるものとして処理します。 ShortFileName=1ならば、ドロップされたファイルを"8.3"形式に変換してバッチファイルを起動します。
  5. BatWinの為に決めた拡張子をBatWinに関連付けます。
    3.4.で作ったコマンドラインファイルをダブルクリックすると簡単でしょう。
    関連付けのダイアログボックスで参照を選び、"BatWin.exe"を指定します。
  6. PIFファイルを作ります。これは、BATファイルをダブルクリックして起動すれば簡単にできます。
    こうするとそのディレクトリにMSDOSのショートカットにしか見えないPIFファイルが作成されます。
    このファイルを選択し、右クリック-[プロパティ]とし、[プログラム]タブを開きます。
    下の方に「終了時にを閉じる」というチェックボックスがありますのでチェックを付けておきます。
    ついでに[メモリ]タブを開いて、「環境変数の初期サイズ」を「自動」にしておくとよいでしょう。
  7. あとは、コマンドラインファイルをダブルクリックするだけです。
    BatWin,Exeが立ち上がってこなければ、関連付けを間違えたんでしょう。もう一度関連付けを確認してください。
    ファイルをドロップして実行しようとしたときに、「CreateProcess Error=2」という表示が出る場合、多分バッチファイルやその中で記述したコマンドにパスが届いていません。フルパスで記述したり、同じディレクトリにコピーするなりしてパスが届くようにしてください。
    コマンドラインファイルは複数作っても良いですよ。そのためにこんな厄介な関連付けまでしてもらったのですから。
    それぞれのコマンドラインファイルをダブルクリックするとダブルクリックしたコマンドラインファイルに応じたBatWinが動作します。
    複数のコマンドラインファイルを作成した場合でも、Windowキャプションにコマンドラインが表示されてますからそれで見分けてもいいでしょうし、コマンドラインファイルにWindowの位置とサイズを記憶していますから、コマンドラインファイル毎にWindow位置を変えてもよいでしょう。
3.実行
 準備で作成したコマンドラインファイルをダブルクリックすると起動します。
ここにエクスプローラからドラッグアンドドロップでファイルを落としてください。
左側のリストボックスにファイル名が表示され、「ファイルがドロップされました。
ファイルを処理しますか」というダイアログが開きます。
ここでOKを選ぶとコマンドラインファイルにしたがって順次バッチファイルが起動されます。
 フォルダマークのスピードボタンを押すか、メニューから[ファイル]-[開く]を選ぶとファイルオープンダイアログが開きます。ここでファイルを選択することもできます。
但し、この時は「ファイルがドロップされました。ファイルを処理しますか」ダイアログが開きませんので、青い右矢印のスピードボタンか、メニューから[実行]-[すべてのファイルを実行]を選んでバッチファイルを起動してください。
「パスを表示」チェックボックスは、リストボックスでパスを表示するものです。
「ICONで実行」チェックボックスは、バッチファイルをICON状態で実行するためのものです。
ICON状態で実行するとエラーの発生などが分かり難いのですが、DOS窓が開かないのでうざったい感じがしません。
ICONで実行した場合、DOSプログラムからの入力待ちで停止すると凍結したように見えます。
「凍結したかな」と思ったら、タスクバーからそのDOSプログラムを選択して表示を確認してください。
リストボックス上でファイルを選択すると、メニューの[実行]-[選択したファイルを実行]が可能になります。これは選択したファイルだけ実行するものです。「実行すべきファイル」リストボックスに表示されたファイルは実行しても消えません。再度青い右矢印スピードボタンを押して実行することができます。リストボックスをクリアするには「リストをクリア」スピードボタンを押します。
4.アンインストール
 解凍したファイルや、自分で作ったコマンドラインファイルを削除してください。関連付けした拡張子は放っておいてもよいと思います。関連付けダイアログを出せば消せますが。

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