更新日 1999年 1月 15日 English is here.


数想空間 / COIL



     紡錘状のコイルですが、視点によっては、整った渦巻きを見ることができます。
     昔ながらの蚊取線香では、渦巻きの幾何学模様が楽しめました。ベープマットや液体蚊取に取って代わられつつある現状は、少し寂しく感じます。

    シーンファイル:lpcvortx.txt

渦巻  [54k] 1999.01 by Tsutomu Higo


     螺旋運動が徐々に大きく展開発展しながら、やがては原点に至る、私の好きな発想ですが、それを形にしてみました。コイルに取り込まれた空間は、取り込まれたようであって実は無窮の彼方と呼吸し合っている、そんなことにこの形から想いを馳せるのも一興です。

    シーンファイル:lpcretrn.txt

回帰  [51k] 1999.01 by Tsutomu Higo


     コイルは、一つの統一体の表側と裏側が同時に見えて、だから互いに勝手反対の二重奏となるところにも美しさがあります。ここで、更に途中を縊らすことで双子として対面させ、こんな複層二重奏を演じさせてみました。

    シーンファイル:lpcduet.txt

重奏  [42k] 1999.01 by Tsutomu Higo


     smooth_triangleによる紐を少しばかりいじって捻らせ、コイルの表側と裏側で異なる反射輝光の空間として重ね合うようにし、錯視を楽しんでみました。

    シーンファイル:lpcrefl.txt

重射  [78k] 1999.01 by Tsutomu Higo


     単純なコイルも、軸対称に並べることで、統一と変容の美を見ることができます。

    シーンファイル:lpcaxial.txt

集立  [75k] 1999.01 by Tsutomu Higo


     こちらは、単純なコイルを横一列に並べ、視点に凝ってみました。いかがでしょうか。

    シーンファイル:lpcline.txt

並列  [76k] 1999.01 by Tsutomu Higo



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