Apache HTTP Server 1.2 (1999/1/31 更新)

1. # tar zxvpf apache_1.2.6.tar.gz
2. # cd apache_1.2.6
3. # ./Configure
4. # make

デフォルトでは、次のディレクトリを使用します。

• /usr/local/etc/httpd/conf/
  サーバの設定ファイルを置くディレクトリ
  
• /usr/local/etc/httpd/htdocs/
  このサーバのホームページのディレクトリ
  「http://www.mydomain.co.jp/」でアクセスした時、このディレクトリにある「index.html」を読みます。
  
• /usr/local/etc/httpd/icons/
  このサーバのアイコンを置くディレクトリ
  
• /usr/local/etc/httpd/cgi-bin/
  このサーバのcgiスクリプトを置くディレクトリ
  
• /usr/local/etc/httpd/logs/
  このサーバのlogを出力するディレクトリ
  
• ~username/public_html/
  各ユーザのホームページのディレクトリ
  「http://www.mydomain.co.jp/~username/」でアクセスした時、このディレクトリにある「index.html」を読みます。

5. # mkdir -p /usr/local/etc/
6. # cd ..
7. # mv apache_1.2.6 /usr/local/etc/httpd
8. # cd /usr/local/etc/httpd

httpdは/usr/sbin/にコピーします。

9. # cp -p src/httpd /usr/sbin/

manファイルをコピーします。

10. # cp -p support/httpd.8 ../../man/man8/

次に設定ファイルを編集します。
confディレクトリには設定ファイルのテンプレートだけなので、これらを使用するファイルとしてコピーします。

11. # cd conf/
12. # cp httpd.conf-dist httpd.conf
13. # cp access.conf-dist access.conf
14. # cp srm.conf-dist srm.conf

namedを使用しない場合は、次の項目を設定しましょう。

ファイル名	項目名	設定例
httpd.conf	ServerName	www.mydomain.co.jp

CGIを使用可能にする場合は、次の項目を設定しましょう。
（他にもServerの方針により設定しなければいけないものがあります。）

ファイル名	項目名	設定例
srm.conf	ScriptAlias /cgi-bin/ /usr/local/etc/httpd/cgi-bin/	行頭の#を削除
srm.conf	AddHandler cgi-script .cgi	行頭の#を削除<

NetBSDが起動した時に自動的にhttpdを起動させるためには、/etc/rc.localに次のような内容を追加します。

	if [ -f /usr/sbin/httpd ]; then
		echo 'Apache HTTP Server Booting...'
		/usr/sbin/httpd
	fi

DOWNLOAD

• ./usr/local/etc/httpd/sbin/htrestart
  httpdを再起動させる
• ./usr/local/etc/httpd/sbin/htstop
  httpdを停止（終了）する
• ./usr/local/etc/httpd/cgi-bin/query
  CGIプログラムとGET方式でデータのやりとりをする
• ./usr/local/etc/httpd/cgi-bin/post-query
  CGIプログラムとPOST方式でデータのやりとりをする