コッツウォルズ〜その2 |
バイブリー〜Bibury
詩人ウィリアム・モリスという有名な人(らしいのですが)が「イングランドでもっとも美しい村」とたたえたバイブリー・・・そのままの古き時代のイギリスの姿が残っています。ガイドブックやパンフレットにでは写真が多々載っていますが実際行ってみると小さい小さい村です。・・村というより家の集合地帯のような気がしました。30分あれば十分散策できる広さです。
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村のランドマークコルン川・・水面は透き通って大きい鱒が泳いでいます。 |
バイブリーを流れるコルン川。川藻が緑のじゅうたんのように敷き詰められて、その間を大きい鱒が泳ぎ、かわいい鴨たちがならんで昼ねをしています。ここは現在鱒の養殖池バイブリー・トラウトファームがあり昔水車小屋のあったアーリントンミル博物館では鱒料理も楽しめるそうです。
バイブリーのホテル
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スワンホテル(写真右の建物) コルン川の橋の袂にある蔦の絡まる老舗ホテル 歴史は1650年にさかのぼるそうです。 この建物自体もバイブリーの景色の一部になってしまったようです。 |
ほんとはコッツウォルズの旅行を計画したときに、このバイブリーにある領主の館〜マナーハウス〜バイブリーコートホテルに泊まりたかったのです。きっかけは爽緑のカントリーサイドをゆくという老夫婦の旅行記のエッセイ本を読んでぜひ行ってみた〜いと思っていたのですが実際マナーハウスは高い!予算オーバー、さらに予約を日本で手続きしてくれるところはほとんどなく自分で交渉するには会話力難。さらに実際行ってからもオーナーご夫妻との語らいなんてとても〜でき〜んと断念してしまいました。次回はぜひチャレンジしてみたいです。それとこのエッセイ本もHPを通して情報交換をさせてもらったみるきぃママさんもご愛読とか!嬉しくなりました。
アーリントンロウの家々
14世紀に羊小屋、倉庫として建てられ17世紀に機織職人の家として使われていた蜂蜜色の住居。現在は住まいとして使われていてナショナルトラストによって管理されているそうです。
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曇っていたのが残念・・・小さくてとても綺麗な村バイブリー |
チッピング・カムデン〜Chippinng Campden
13〜14世紀に羊毛の村として栄えたところ。コッツウォルズ北部に位置します。チッピングとは古語英語でマーケットの意味。そのためか近隣の町よりも規模も大きめでホテルの数も車の数も多かったです。
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家々は中世にライムストーンで建てられた文字通り蜂蜜色の町 |
町の中心地にはガイドブックにも紹介される17世紀に建てられたアーチ型の柱に囲まれたマーケット跡地があります。お店はアンティークや台所雑貨、かわいい陶器などステキなおみやげ物屋さんがたくさん!ついつい時間をとってしまいました。
コッツウォルズを旅して・・・・
この美しい丘陵が広がる地方は古くから羊毛の産地として栄え、村々の裕福な商人たちはならんで豪華な屋敷を建てたようです。ですが、産業革命になると石炭を産出しないこの地方は蒸気機関による機械化が遅れてさらに地盤が弱く鉄道もひけなかったそうです。いまでも交通等不便ですが、でもだからこそ、中世そのままの形で現存できるた田園の風景があるのでしょう。
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バイブリーのアンリントウロウにて | ドライブの途中たくさんの牛と遭遇 |