審査の時間の少し前にリンクへ行き、担当のスチュワード(ジャッジのアシスタントのような人が必ず リンクにいます。)に出席を知らせます。 ジャッジ開始までリンクの近くで控えています。番号を呼ばれたら順番通りにリンクに入ります。 最初に同じクラスの何頭かと一緒にリンクを一周します。 その後で、一頭ずつトリミングテーブルに乗せて個体審査を受けます。 まず、ジャッジはサイドから全体のバランスと構成を見ます。 次に前躯の審査にうつります。歯の噛み合わせから頭部、ネック、前胸前脚部、サイドに回ってネックラインから 中躯、後躯、後脚、尾を見ます。 個体審査の後、歩様審査に入ります。 多くの場合は、アップダウンもしくは、トライアングルと呼ばれる歩様審査を ジャッジより指示されるのでそれに従ってください。 アップダウン:真っ直ぐ進み、適当なところでUターンして真っ直ぐ帰ってくる。 トライアングル:指示された方向に真っ直ぐ進み、適当なところで左に90度曲がってしばらく進み、 さらに左に曲がってジャッジの元に帰ってくる。 クラスの犬を全部審査してから席次をきめますが、 ジャッジが席次を決めている時にこそ気を抜かないようにしましょう。 その時には自分がハンドリングしている犬の長所を思いっきりアピールします。 綺麗に見えるようにステイのポーズをバッチリ決めましょう。 席次が一席になるようにみなさんがんばってくださいね♪ |
審査の基準となる6つのポイント | |
タイプ | 犬種のスタンダードよって定められた特有の体形や気質などを、 その犬がどこまでちゃんと備えているかチェックします。 |
サウンドネス | 精神面と肉体面を含めその健全性が観察されます。 審査員に体を触られて怯えたり、攻撃的になったりする犬や 骨格や筋肉の状態の良くない犬は減点されます。 |
クオリティー | その犬種ならではの特色が、どこまで質的に充実し、かつ魅力的に 発揮されているかをチェックします。 |
バランス | たとえ一部分が優れていても、全体としての調和が取れていなければ無意味です。 肉体面、性格面、行動面の調和も重視されます。 |
コンディション | 犬のその日の健康状態や精神状態がチェックされます。 良いコンディションは日頃の運動、食事、グルーミングの 適正さから生まれます。 |
キャラクター | ショーのリングで他の犬と歩く時でも、何か光り輝くものがある、 ひときわ目立つマナーがいいというような魅力も大切なことです。 |