畳を構成するもの |
畳は大きく分けると、「畳表」(たたみおもて)と「畳床」(たたみとこ) 及び「縁」(へり)から構成されます。 |
畳表 (たたみおもて) |
単に表(おもて)と呼んだり「ゴザ」と呼ぶこともあります。 畳の表面部分に張ってある、い草でできた織物です。 最近は、い草ではなく、和紙や塩化ビニールでできたものもつくられています。 |
畳床 (たたみとこ) |
畳表の下で畳を支えている畳の本体部分です。「たたみどこ」ともいいます。 稲わらでできたものや、木質繊維でできたものなどがあります。 |
縁 (へり) |
畳の長いほうの辺に縫いつける布です。 ポリエステル、テトロン、綿などの素材でできています。 最近は、縁をつけない縁なし畳もよく見受けられます。 |
畳工事の種類 |
畳工事には主に次のような種類があります。 |
表替え (おもてがえ) |
畳表と縁を新しいものと取り替える工事です。 畳床は再利用します。 |
新調 (しんちょう) |
畳をすべて新しく取り替える工事です。 |
裏返し (うらがえし) |
今ついている畳表を取り外して裏返し、再び縫いつける工事です。 縁は新しいものと取り替えます。 |