作曲家について
クラシックは私の一番好きなジャンルです。
子供の時からピアノをやっていたこともあり(といっても当時は練習がきらいでさぼってばかりいたが)、今まで一番よく聞いてます。IndexのページでBGMをクリックした方にはチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番の冒頭部分を聞いて頂きましたが、これは私が7才の時にソノシートで始めて聞いて衝撃を受けた曲でありました。当時この曲のレコードを親に買ってもらってテープに落として一ヵ月間毎日聞いていた位好きでした。
その後イギリスへ渡ったあと音楽の嗜好はベートーヴェンへ傾倒していき、ベートーヴェンについてはその曲から人物像からかなり調べました。ベートーヴェンについては別のページ(作成中)にゆずるとして、それでもチャイコフスキーから逃れることはできていません。
実は以前興味深い調査結果を見たことがあって、日本で一番売れているクラシックの作曲家はだれかというと、これが意外にもチャイコフスキーだったわけで、なんだ、結局私も普遍的な日本人だったか、と変に納得したことがあります。ちなみに一番売れてる曲は何かというとこれはヴィヴァルディの四季(春夏秋冬と呼んだ人もいた(笑))だそうで、俳句好きの日本人ならではかなぁ、とこれも納得した覚えがあります。
ベートーヴェンは難聴に悩まされながらも数々の素晴しい曲を作り、57才で死ぬまでその一生のほとんどを作曲に費やした天才で、結婚もせず、その苦悩に満ちた人生は漫画にもなり(手塚治虫、ルードヴィッヒB)、映画にもなり(不滅の恋人)、児童文庫などにも登場します。翻ってチャイコフスキーはどうかというと少なくとも児童文庫には登場しにくい人物像であります。結婚するも数週間で離婚、ホモであり、晩年は自殺を図り死亡する、という芸術家にはありがちだが「悲愴」な人生を歩んでます。これらの作曲家の曲は人生の苦悩のようなものがにじみ出ており、それが逆に聞く人の共感を呼ぶのかもしれません(演歌っぽい?)。
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