携帯電話にまつわるもめごと (97/11/5)


CPhone  かくいう私もこの前ついに携帯電話を使い始めたが、家との連絡以外の使用は殆どありません。たしかにあると便利だが、なくてもそれ程困るものではない、というのが感想です。しかし、ないと困る人も大勢いるのだろうから(営業等仕事で使ってる人、また私の職場の同僚のように家の電話が携帯電話だ、という人、携帯電話が趣味の女子高・大生etc.)今後増えていくのでしょう。しかしこんなこともあります。先日、山の手線で目黒までいく途中、新宿から乗った携帯電話をもったおっさん があたかも自分のオフィスにいるがごとく仕事の話を延々としていた。しかもなんか笑みを浮かべて得意げに。 以下はそのときの出来事です。

おっちゃんA「…うん。うん。その件に関しては○○さんにかわってくれる?うん…。…あ、 おはようございます。あのー求人の件なんだけど、パートはねぇ、9時から5時で、 うん。それで採用は…、うん、うん、…」
と、でかい声でこのようなやりとり を恵比寿駅までしたところで、どこからか突然ついにキレた人の怒鳴り声が。
おっちゃんB「テメ〜この野郎!いつまでしゃべってやがるんだ!表へ出ろ表へ! 他人の迷惑も考えないでこの野郎!!」
おっちゃんAしゃべり続ける。
おっちゃんB「降りろよてめぇ!それが普通だろうが(むりやり引きずり降ろす)。いいかげんにしろよ、てめェ、い〜つまでやってやがるんだ、畜生!!」
(二人はプラットホーム へ)
おっちゃんB「何考えてるんだ、この野郎!」(つかみ合い)
おっちゃんA「ぼ…、暴力は…」
おっちゃんB「うるせぇんだよ、この野郎!」(電車、彼等をおいて走り去る。 遠くからまだ罵声が聞こえる)。

おっちゃんAはどうなったかなぁ。でもおっちゃんBの気持ちはよ〜くわかるのだ。 内心おっちゃんBに拍手を送っていた乗客も相当いたはずだ。実際私もちょっとイラついていたところである。皆さん、 車内での使用は気をつけましょう。それにしてもおっちゃんAの相手方もこんなやりとりの後で電話が突然切れたからビビってたろうなぁ…。たまに電車に乗ると色んな事があるからスリルがある。

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