右は大鳥大社前の通りを疾走するだんじりの様子。祭りになると、鳳地区には9台のだんじりが集まってくる。今年は10月9日と10日の2日間行われた。通常は10月第1週の土日に行われているが、今年は土曜日が2日になったため、二の市(毎月2,12,22日に行われる出店の市)が優先され、日程が変更されたとのこと。
だんじりは大鳥大社の前から南へ下り、JR阪和線の踏切を越えて鳳駅前商店街にまで進むという往復のコースが基本で、地元が近い地区のだんじりは地元の巡航も合わせて行っているようだった。(踏切横断は、やり回しよりもはるかにスリリングだと思う。)
大鳥大社にはテキ屋が出ていて、初詣の時期と変わらないくらいに賑わっていた。引き手のこどもたちは、屋台のミルクせんべいなどを頬張って、元気を取り戻したりしている。
左の写真はだんじりに乗っている鳴り物のみなさん。太鼓と笛でだんじりばやしを奏でている。鳴り物の稽古は9月から行われていた。毎晩8時から11時近くまでドンドンピーヒャラと鳴り響いていてとてもにぎやかなので、近所の家は結構大変かも。
そういえば、岸和田の方ではだんじりが転倒して鳴り物の子が骨折したとかいううわさを聞いた。だんじりは乗ってる方も気を許してはいけないと実感した。
一度家に帰って、夜にもう一度見に行った。うちから歩いて5分くらいなので気楽に出かけたが、風が強くて結構寒かった。だんじりは夜でも結構マジで走っていてすごい迫力だった。見物客も多くなっていて、自転車で航路を横切ろうとした子供が「事故防止委員」のおじさんにどやしつけられたりしていた。それにしても明かりのともっただんじりはとてもきれいだ。昼間はよく見えなかった中の彫り物もよく見えたのでよかった。
だんじりの引き手には女の子が結構多く、男より元気だったのが印象的だった。
大鳥大社へはJR阪和線鳳駅から歩いて約5分。
リクエストしていただけば、案内しますよ。