シンガポールのレストランの基本中華天国:しかし、ちょっと違うぞ

シンガポールうまいものづくし

1.中華料理

 中華料理は、確かにうまい。但し、日本の中華と違い、味はどちらかというと
オイスターソース味、メニューも「エビチリ」などは見あたらず、焼きそばもなんとなく
柔らかくちょっと違う。有名店は、ホテルに入ってるケースが多く、「シェラトン・タワー」
の中の「李白(ri-baiと読む)」や、「オリエンタル」の中の「チェリー・ガーデン」
などが定評のあるところ。最近の情報はよく知らないが、「ラッフルズ・ホテル」裏の
小さなホテルの3階?か何かにある「薬膳料理」が、最近の駐在員がよく利用するところのようだ。
これら、超一流どころでも、値段は1人、1〜2万年で超豪華に食べられる。

「超豪華」とは:スープはフカヒレがそばのごとく入っている、メインはアワビの
ステーキ、オイスターソース添え、中華風ステーキ、チンゲン菜の炒め物、焼きそば、
マンゴプリンといったようにコースで食べた場合。
まあ、どこのレストランでも、ホテルに入っているような所では「うまい」と
最初は思える。

2.屋台

屋台は「ニュートン・サーカス」が有名で、観光客であふれているが、こういった
「屋台」はシンガポールでは、極一般的で、あちらこちらにある。
特に、向こうで「HDB」といっている公団アパートの中や、近くには必ず、
この手の「屋台」があり、値段はニュートンサーカスの半値以下で食べられる。
(但し日本語は通じないので手話が必要となる;ぼられることはまず無い)
マレー系の「ラクサ」というカレー風ラーメンや、中華風「カキと卵の炒め」などがうまいが、
毎日食べるとにおいが鼻につき、二度と食べられない体になる。
「果物の王様」「ドリアン」も「屋台」で買うと1個1ドルとかいった値段で食べられる。
3焼き肉
焼き肉は、日本人経営の日系と韓国人経営の韓国系があり、韓国系では肉はブルコギ、
ブルカルビといった、韓国スタイルのみで上カルビ等の日本スタイルはない。
日本では一般的に肉は日系の方がうまいがシンガポールでは日系に見るべきものが
ないため、韓国系が無難である。また、最近では韓国人駐在員の数も増えているので
いい韓国系が育つ環境が整っている。特筆すべきはタバコであるが、韓国人も
日本人同様シンガポールの禁煙運動には頭に来ているらしく、店で内緒で吸わせて
くれるところも多い。
4.「超おすすめ」

 これだけは、というおすすめは、現地では、朝食のカテゴリーに入っている
「バクテー」(肉骨茶)
名前を見ると何ものだと思うが、骨付き豚肉を醤油味のスープでじっくり煮込んだ
「スープ入り豚角煮」のようなもの。これを、白いご飯にかけて食べる。
「骨肉茶」の看板の掛かっている、店で朝食として食べる。「地球の歩き方」などに
現地食として紹介されているが問題はご飯。現地食は飯がいわゆる「外米」のため、
においがきつくうまくない。

ここでお勧めが、「ホテル・ニューオータニ」内のコーヒーショップの「バクテー」
ここは日系なのでなんとご飯が「カリフォルニア米」なのだ。
「焼き肉王」としてはここの「バクテー」がベスト・フードin SHINGAPOREだと思っており、
今でもシンガポールに行くと必ず食べる。
但し、「バクテー」は11時頃までなので、昼食に食べたい場合は電話でまず予約し、
昼食までとっておいてもらう必要あり。

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