「焼き肉王」は、カリスマ焼き肉店ブームをこう考える。

最近、麻布の「T」店はじめ、六本木や渋谷、さらには、足立区等の各地に

特殊な肉を提供したり、味付けが独特だったり、超レアもの肉、食事を売り物

にした、いわゆる「カリスマ焼き肉店」が数多く登場してきてます。また、雑誌など

にもこういった店が次々登場し、「焼き肉王」にも取材が数多く来ていますので、

この際、「焼き肉王」の意見を言うページを設けました。

ただし、「焼き肉王」はそんなに多くの店にいったわけではないので、全部の店に

ついての意見ではないですが、一般論として、こういった店には次の様な意見を持って

いるということです。

焼き肉店に限らず、カリスマ店について。

焼き肉もそうなのですが、カリスマ店というのは、全て、最近急にオープン

したり、店長が急に有名になった店がほとんどで、昔から有名だったとか

伝統的に店をやっているというケースは、まれです。

すなわち、テレビのやらせ番組と同じで、単に、マスコミに顔が利く人や

業界の人がでっち上げたカリスマ店が多いと思うのですが、如何でしょう?

それと、これは頭にくるというのは、店長や店員が食べ方をとやかく言ったり

味付けが自慢なので、香辛料を置いていないとか、客の自主性を全く

無視して、店の方針を押しつける店です。

それでも有り難そうに食べている客は、自主性というものがあるのでしょうか?

高校生ならいざしらず、社会人になってもそういったことでは、行く末が案じ

られるのでは?

カリスマ店はおいしいと思いませんか?

確かにおいしい店もあるのは事実です。

しかし、おいしい食事をするために、列を作ったり、込んでいて早くでないといけない

等の制限がある食事をして楽しいでしょうか?やはり、食事は、落ち着いた雰囲気

でおいしいお酒と楽しい相手と一緒に楽しむのが基本だと思います。

それと、料金も重要です。「焼き肉王」はそんなに金持ちではないので、やはり、安い

店がいいと思います。カリスマ店の中には、カリスマなのだからといって、結構な

料金をとる店も多いようです。

この様な店は、バブルの頃のディスコを彷彿とさせられます。中身がありませんね。

カリスマ店は芸能人なども来ていて定評があるのでは。

芸能人が来るのが自慢の店が最近多いような気がしますが、なぜ芸能人が来ると

おいしいとか、グレードが高いとかになるのか全くわかりません。

「焼き肉王」としては、芸能人がこない店の方が、掘り出しもので、かつ値段もリーズナブル

な店の証だと思うのですが。

何故なら、有名な芸能人ほど、おいしい店探しに時間を費やしているヒマなどないので

きっと人づてなどで来ているに違いなく、自分で選んでいるわけはないではないでしょうか?

では、どんな店がいいというのでしょう?

やはり、落ち着いた雰囲気で、客にサービスするという基本に忠実な店が、一番だと

思います。

サービスとは、値段も含めてなのですが、特殊なメニューで奇をてらうのではなく、基本の

並カルビ、並ロース、キムチが安くておいしく、生ビールがあって、その後の酎ハイなどの

選択肢も広く、食事もこれはという味のものを出す。という基本に忠実な店ならOKです。

安くておいしいけど汚い店、きれいでおいしいけど高い店は数多くありますが、安くて

おいしくて、きれいな店は本当に少ないですね。