鶏の用語解説(あ)

用語 読み方  解説
愛玩鶏 あいがんけい  ペットとして飼っている鶏。
喘ぎ呼吸 あえぎこきゅう  パンティングを参照。
赤玉鶏 あかだまけい  赤色[褐色、茶色]の卵を産む鶏のこと。⇔ 白玉鶏(しろだまけい)
 ボリスブラウン、ロードアイランドレッド、横斑プリマスロックなどがいます。
足環 あしわ  鶏を区別するために記号や番号のついた足に着ける標識。
     


 鶏の用語解説(い)

用語 読み方  解説
育雛 いくすう  雛鶏[ヒヨコ]を育てること。
育雛器 いくすうき  雛鶏[ヒヨコ]を育てるための保温装置。
 育雛器の内部温度は温源部より少し離れたところで、33〜35℃が適温とされます。
 孵化後、10日〜2週間を経過したら少しずつ温度を下げて40日くらいで室温、外気温に慣らします。
 地域、季節により室温、外気温に差がありますので育雛器から雛鶏[ヒヨコ]を出す日にちは調整が必要です。
育成率 いくせいりつ  一定の期間における群れの中での生存率のこと。
 育成率(%) = 期間終了時の羽数 ÷ 期間開始時の羽数 × 100。
異系交配 いけいこうはい  遺伝子の固定された異なる品種の雌雄間での交配。⇔ 同系交配(どうけいこうはい)
     


 鶏の用語解説(う)

用語 読み方  解説
羽衣 うい  鶏の体をおおう羽毛全体のこと。
初卵 ういらん  若鶏が初めて産んだ卵。[初たまご]
 市場に出荷されている初卵は、産卵開始60日以内に産んだ卵と言われています。
ウィンドウレス鶏舎 ウィンドウレスけいしゃ  窓の無い鶏舎(けいしゃ)のこと。
 外部と遮断された環境を作ることで、日照時間や空調の制御管理と周辺への臭い対策などを行います。
 また、害虫や野鳥などの侵入を防ぎ、様々な病気に感染するリスクも少なくなるとされています。
羽装 うそう  鶏[鳥]の羽のよそおい。
羽毛 うもう  鶏[鳥]の体表面に生える柔らかな綿毛。
 表皮の変形したもので、皮膚の保護や保温に役立ち、1年に1、2回抜けかわる。
     


 鶏の用語解説(え)

用語 読み方  解説
営巣 えいそう  繁殖、産卵などのために巣をつくること。
F1種 えふわんしゅ  遺伝子組成の異なる生物の雌雄間から生じた一代目の品種(雑種)。
 両親よりも生育、生存力、繁殖力など優れた性質が生じることが多い。
 「F1品種」、「F1雑種」、「雑種第一代」、「一代交配種」などと呼ばれます。
エリートストック EliteStock  卵用鶏、または肉用鶏と呼ばれる実用鶏を作る基礎となる鶏。
 エリートストック(ES) → 原々種鶏(げんげんしゅけい) → 原種鶏(げんしゅけい)
  → 種鶏(しゅけい) → 実用鶏(じつようけい)[コマーシャル鶏]
 鶏の基本知識「実用鶏が誕生するまで」を参照。
     


 鶏の用語解説(お)

用語 読み方  解説
横斑 おうはん  羽軸に対して垂直な斑。[横じま模様]⇔ 縦斑(じゅうはん)
落ちる おちる  育成中の雛、鶏が死んでしまうこと。(「落ちた」などと表現します。)
親鶏 おやどり  成鶏(せいけい)のこと。⇔ 雛鶏(ひなどり)
雄鶏 おんどり  雄(おす)の鶏のこと。⇔ 雌鶏(めんどり)