鶏の飼育(育雛器)

 育雛器(衣装ケースを利用した場合)

 衣装ケースを利用した育雛器(その1)


 衣装ケースを使用した育雛器(いくすうき)です。

 40Wのカバー付きヒヨコ電球2連を装備しています。

 これで、室温20℃でも育雛器内部は最高40℃は確保できます。

 ヒヨコ電球を2連にした理由は、どちらかの電球が切れてもヒヨコたちは無事でいてくれるだろうとの考えからです。
 (実際には切れたことがないので、無事かどうかは解りません。)

 ヒヨコ電球は横にして、下の方に設置した方が効率は良いです。
 ※発熱量の大きなヒヨコ電球を使用する際は、火事にならないよう充分な注意をして下さい。

 サーモスタットは最高40℃まで設定出来ますが、精度はプラスマイナス3℃です。
 (孵化用には使用できないかも知れません。)


 衣装ケースを利用した育雛器(その2)


 上から撮影した育雛器(いくすうき)です。

 底の床面積は、横45Cm、縦30Cmです。

 この育雛器の大きさでも、4羽のチャボが1ヶ月くらいに成長すると少し狭いかな? と感じます。

 この育雛器は底面に空洞が出来るので、下に座布団などを敷くだけで温度は2℃くらい上昇します。

 さらに、プチプチを周りに巻くと5℃くらい上昇させることが可能です。

 孵化直後のヒヨコは、33〜35℃くらいの温度が必要です。
 (ヒヨコが複数羽の場合)熱源の直下の最高温度は、少なくとも35℃は確保しましょう。
 ※ヒヨコが1羽の場合の最高温度は、37℃を確保した方が良いと思います。
 ※ウズラ、ヒメウズラの場合も最高温度は、37℃を確保した方が良いと思います。

 ヒヨコ電球を端に取り付けることにより、暖かい所と涼しい所を作っています。
 このようにすると、ヒヨコは適温(居心地のよい場所)に勝手に移動します。
 ※なお、この育雛器の場合、暖かい所で37℃のとき涼しい所は30℃です。


 衣装ケースを利用した育雛器(その3)


 育雛器(いくすうき)の詳細説明です。

 ヒヨコ電球は、
  マルカン 保温(ひよこ)電球40W(カバー付き)です。
   価格:3,000円くらい(購入時)
   最近は安い通販で、2,000円以下で買えます。(2009年9月調べ)
  ※予備の電球(価格800円くらい)を購入しておいた方が安心です。

 サーモスタットは、
  アサヒ ニューサーモ(電流容量5A、温度範囲10〜40℃)です。
   価格:3,700円くらい(購入時)
  ※温度誤差がプラスマイナス3℃と大きいです。

  育雛器の熱源から離れた場所にサーモスタットを設置することにより、
  温度範囲35℃のサーモスタットでも使用可能です。

 育雛器のケースは、半透明な衣装ケースを使用しています。
  価格:1,000円弱
  ※衣装ケースは半透明であるため、写真撮影がボケてしまいます。
  ※水槽を利用した方が、写真は綺麗に撮れます。
  ※水槽、衣装ケースを使用した場合、結露が発生し易くなります。
   (木製で、1面をガラスかアクリルで作るのがベストかも知れません。)

 ヒヨコ電球、サーモスタットを取り付ける金網は100円ショップで購入しました。

 金網は、ワイヤー入りビニールひも、とビニールテープで安定させています。
 (衣装ケースは、綺麗に洗えば、そのまま利用可能です。)


 終わりです。


 育雛器の画像と記事(募集のお知らせ)



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